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Game Result
試合名 トップイースト 第1節
試合日 2009年09月13日(
キックオフ 13時00分 
会場 ニッパツ三ツ沢球技場(横浜)
釜石シーウェイブス セコムラガッツ
前半 後半 前半 後半
1 0 T 1 0
0 0 G 1 0
3 0 P 0 0
0 0 D 0 1
14 0 小計 7 3
14 得点合計 10
反則
反則合計
審    判
タッチジャッジ
キックオフ

グランド状態
天候
観客数
ゲームウォッチングレビュー

【出場メンバー】
釜石シーウェイブス  
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 斎藤 芳 24 明治大 179 123
2 小野寺 政人 26 東海大 175 90
3 長沼 英幸 25 法政大 178 103
4 三浦 健博 32 釜石工高 183 99
5 柿本 洋平 27 立命館大 187 96
6 S.FARDY 25 バーレンジョイ高 198 111
7 岡崎 英二 28 法政大 180 89
8 馬渕 勝 27 近畿大 188 103
HB 9 長田 剛 26 帝京大 174 77
10 小原 義巧 27 東海大 175 77
TB 11 津嶋 俊一 30 大船渡工高 178 86
12 細川 進 30 東北福祉大 170 75
L P.ALATINI 33 キングス高 179 90
14 菅野 朋幸 25 早稲田大 178 74
FB 15 藤原 誠 27 日本大 178 85
R
E
S
E
R
V
E
16 浅田 哲哉 31 関東学院大 173 102
17 渡邉 潤一 24 甲南大 174 95
18 佐伯 悠 24 関東学院大 183 93
19 江幡 誠弘 24 明治大 176 91
20 八重樫 俊介 28 日本大 173 73
21 森山 裕樹 24 流経大 171 80
22 P.MILLER 32 リサロウ高 183 92
【交代】
 
セコムラガッツ
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 山賀 敦之 34 帝京大 172 105
2 安藤 敬介 30 早稲田大 176 98
3 千巌 和彦 30 京都産業大 180 105
4 西川 匠 25 流通経済大 186 90
5 沢口 高正 35 大東文化大 188 97
6 渡邉 庸介 30 法政大 180 97
7 藤田 大吾 25 流通経済大 180 92
8 高根 修平 25 法政大 180 93
HB 9 樋口 勝也 26 京都産業大 172 72
10 升本 草原 25 中央大 180 85
TB 11 山田 久郎 23 東海大 178 80
12 今村 六十 22 京都産業大 174 78
13 姫野 拓也 26 東海大 180 82
14 石橋 秀基 30 東北福祉大 178 84
FB 15 加藤 祐太 24 東北学院大 179 82
R
E
S
E
R
V
E
16 海老沢 洋 24 筑波大 180 100
17 中村 功知 23 東海大 182 110
18 都出 清士朗 34 同志社大 184 96
19 浅野 和義 34 大東文化大 181 88
20 宮澤 永将 32 日本体育大 170 71
21 河村 雄二 26 日本体育大 172 76
22 小嶋 辰紀 27 山梨学院大 181 78
【交代】



【ゲームウォッチングレビュー】 写真:事務局
◆ 苦しみながらつかんだ、必昇への大きな船出!
〜 トップイーストリーグ開幕戦 vsセコムラガッツ戦 〜
関東圏を蹂躙(じゅうりん)した前夜の大雨もすっかりあがり、むせかえるような陽気となった三ッ沢球技場。いよいよSWシーズン開幕の日がやってきました。
待ちに待った開幕戦への用意は周到。チタカ・インターナショナル・フーズさんからは、なめらかプリン3種類300個と応援スティックが、ふっくら応援団からは募金つきの応援うちわ300柄(本)が、岩手県警、交通安全協会からは選手の息遣いが聞こえてきそうなポスター3種類200枚が用意されて、朝早くから集まったサポーター、応援団を迎えます。
久しぶりに顔を合わすサポーター同士、関東での試合に駆けつけた岩手、釜石のサポーターと首都圏のサポーターが合流して、そこかしこで話の輪が広がっていました。
初戦の相手セコムラガッツは、昨年イースト5位。積年のライバルながら、今年は会社の合理化によりラグビー部への支援が大幅に縮小。それでもラグビーを続けたい仲間が集まり、一致団結して今シーズンに挑むことになりました。戦力ダウンは否めずとも、ラグビーへの熱い想い、ラガーマンの意地をかけた気迫のこもったプレイは決して侮れません。
スタジアム全体も、セコム応援団とSW応援団ががっぷり四つに組んだ様相、SW必昇の船出となる、注目の開幕戦をリポートします。

13:00、うなるような気合を見せるセコムのキックオフに、外国人選手を2名配し、自力に優る感のSWは落ち着いたリターン。ずんずん相手陣に攻め入り、ラックからルーキーPR斎藤が相手の虚を衝いたサイドアタックで見事なトライ。津嶋のゴールは惜しくも外れるものの、前半11分5−0と先制します。
なおも試合を有利に進めるSW、前半21分にこの日WTBで先発の津嶋がPGを決め、8−0
順調に得点を重ねる展開に、やや隙を見せたか、この日、捨て身でぶつかって来ていたセコム選手の中でも、相手SOとともにアラティニにがつがつマークを決めていた相手CTBに、ラックの連続からトライを許してしまいます。前半26分8−7

終始相手陣で展開するSWは、この後も幾度となくゴールライン手前に迫りますが、トライにあと一歩及ばず。それでも、前半でなんとか引き離したいSWは、津嶋がペナルティショットを2本決め、14−7とリードして前半を折り返しました。
優位に試合を進めながら、思ったようにトライに結びつけられない、集まったファンもやきもきする展開に、ラッシュの期待がかかる後半。

キックオフから怒涛の攻めを見せるSWですが、CTB細川がチャンスを作り、ラインが裏返ったところ、最後のパスを相手にインターセプトされたり、WTB菅野の疾走から連続攻撃でゴール前アタックの場面、SO小原のインゴールへのショートパントが惜しくも相手側にバウンドしたり、再三のチャンスをものに出来ません。
そのうちに、SWに攻め疲れが出始めたか、スクラムを押し込まれ、ラインアウトを競り負ける場面も。さらに悪いことに、相手陣に深く攻め込みながら、カウンターからのキック一本で、逆にゴール前の防御に回ることもしばしば。
リードしているSWが、なぜか苦しんでいる様子の後半も半ば過ぎ、何度か様子を伺っていた相手SOにドロップゴールを決められて14−10。後半29分、ワントライ差に肉薄されてしまいます。


必昇には絶対落とせない初戦のラスト10分。死力を尽くして逆転トライを狙うセコムの攻撃を、鉄壁のディフェンスでライン突破を許さず、最後まではね返し続けたSW。苦しみながらも、勝ちを告げるノーサイドのホイッスルが響きました。
勝って釈然としなかった選手たちに、
勝てたことは収穫だったが、これが実力。現状をしっかり認識する事。個人の責任と結束力、そして何より原点に帰ってチャレンジャーになる事が重要。
と池村HCから、選手の気持ちを十二分に踏まえたコメントがありました。

初戦を勝利しながら、浮かれることもなく釜石へと帰路につく選手たちへの黎明は、自らを信じ、仲間を信じ、強さを体現することにあるのかも知れません。

次戦は9月20日(日) 13:00K.O、地元岩手の北上総合運動公園に東京ガスを迎え撃ちます。
因縁の宿敵とも言える相手に、SWの強さが体現されることを期待して、皆さまの熱い応援をよろしくお願いいたします。


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