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Game Result
試合名 トップイースト 第11節
試合日 2009年12月23日(祝水
キックオフ 14時00分 
会場 秩父宮ラグビー場
釜石シーウェイブス サントリーフーズ
サンデルフィス
前半 後半 前半 後半
2 2 T 2 0
1 0 G 2 0
1 0 P 0 2
0 0 D 0 0
15 10 小計 14 6
25 得点合計 20
9 10 反則 6 5
19 反則合計 11
審    判 川尻竜太郎(関東協会)
タッチジャッジ 清水 塁(関東協会)
伊藤 理(関東協会)
吉山泰之(関東協会)
キックオフ サントリーフーズ

グランド状態 良い
天候 晴れ/無風
観客数 3516人
ゲームウォッチングレビュー

【出場メンバー】
釜石シーウェイブス  
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 浅田 哲哉 31 関東学院大 173 102
2 小野寺 政人 26 東海大 175 90
3 浜野 旭 22 鹿児島大 175 110
4 三浦 健博 33 釜石工高 183 99
5 保坂 豪 28 筑波大 184 100
6 江幡 誠弘 24 明治大 176 91
7 岡崎 英二 28 法政大 180 89
8 S.FARDY 25 バーレンジョイ高 198 111
HB 9 長田 剛 26 帝京大 174 77
10 小原 義巧 27 東海大 175 77
TB 11 佐々木 永一 20 釜石工高 172 82
K P.ALATINI 33 キングス高 179 90
13 佐々木 天晃 25 盛岡工高 180 90
14 菅野 朋幸 25 早稲田大 178 74
FB 15 津嶋 俊一 30 大船渡工高 178 86
R
E
S
E
R
V
E
16 長沼 英幸 26 法政大 178 103
17 渡邉 潤一 25 甲南大 174 95
18 柿本 洋平 27 立命館大 187 96
19 佐伯 悠 24 関東学院大 183 93
20 赤井 優太 27 大阪経済大 174 75
21 細川 進 31 東北福祉大 170 75
22 P.MILLER 32 リサロウ高 183 92
【交代】
 
サントリーフーズサンデルフィス
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 大久保 雅孝 31 中央大学 180 100
2 松永 年明 23 関西学院大学 174 93
3 前田 航平 26 早稲田大 180 110
4 金 潔 24 高麗大学 193 115
5 木原 浩輔 28 成城大学 186 96
6 図師 淑隆 32 早稲田大学 177 96
7 成田 雄基 23 明治大学 178 90
8 TEVITA FIFITA 30 トゥポ高校 187 110
HB 9 澤木 智之 31 日本大学 173 80
10 LOKI CRICHTON 33 ケルストン高校 178 86
TB 11 岩切 達樹 25 同志社大学 170 74
12 百村 彰二郎 28 東海大学 182 93
13 高山 敏郎 30 大阪教育大学 170 77
M 高田 大典 29 関西学院大学 175 78
FB 15 白藤 友数 27 天理大学 176 82
R
E
S
E
R
V
E
16 早乙女 浩朗 24 明治大学 171 104
17 長崎 陽 27 法政大学 183 98
18 重松 洋輔 30 明治大学 181 95
19 VILIAMI FAKATOU 27 大東文化大学 189 110
20 科埜 裕二 27 大阪教育大学 172 70
21 高橋 真人 23 関東学院大学 183 83
22 加藤 郁己 26 明治大学 178 87
【交代】

公式記録(関東ラグビー協会HP)

【ゲームウォッチングレビュー】 写真:事務局
◆辛酸を力に代えて挑むか2009SWのファイナルゲーム〜最終戦
vsサントリーフーズサンデルフィス:秩父宮ラグビー場〜
釜石シーウエイブス(SW)へのご声援ありがとうございます。

あっという間に過ぎ去ったシーズンだったような気もしますが、いよいよ最終戦を秩父宮ラグビー場で迎える12月23日(祝)がやってきました。

今季のSWは、負けた気のしない強豪との互角の対戦は、それでも悔しい惜敗として刻まれて、勝った試合では反省点のみクローズアップされ、残り3試合で3位入りの可能性が途絶え、それでもモチベーションを維持しながら最終戦まで、雪も積もれば、あられも降る寒波の松倉でトレーニングを続けてきました。

サポーターの皆さんからの最後までやり抜いて、という期待と願いを一身に受けて、晴れの秩父宮に降り立ったSW戦士たち。

出迎えたのは、前座の中学生大会準決勝もあり、早くから集まったサポーターの皆さんです。手に手にアイリスオーヤマ鰍ウん提供の必勝カイロを握り締め、チタカ・インターナショナル・フーズ鰍ウん差し入れの「なめらかプリン」を頂戴して、釜石の銘酒「浜千鳥」を樽からゴクリといただき、応援の熱を十二分に蓄えている様子。

最終戦、しかも秩父宮とあって、続々集まるサポーターの皆さんは、懐かしい顔もあり、思い出す故郷もあり、なんとかいい試合で、しかも勝って終わりたいと、今季の健闘を、応援の入れ込みを口々に讃えあい、応援団自主制作のグッズを買ったり、中田薬局さんのSW応援キャラクター「なかぴー」をカメラにおさめたりと、それぞれに時間を過ごしてから、いざ、大漁旗のたなびくバックスタンドに、または、今日の相手、強化チームとして有終の試合に挑むサントリーフーズの応援団に負けじとメインスタンドに、それぞれに陣取って、待ち遠しいキックオフまでの時間です。

相手に不足なし。力を出し切って、勝利をもぎ取ってくれ、SW。そんな期待を込めた最終戦をレポートいたします。

雲ひとつない快晴無風の下、14:00定刻にフーズのキックオフでスタートします。
と、試合の命運を分けるとも言われるキックオフのボールをSWがいきなりノッコン。まずまず落ち着け、と仕切り直しのスクラムから、ずんずんプレッシャーをかけていくフォワード陣。浅田、小野寺、浜野のPR陣を、LO三浦、保坂がぐんぐん押し続けます。FL岡崎、江幡も相手にプレッシャーをかける出足鋭いタックル。SH長田、No.8スコット・ファーディも相手をはるかに上回るタックルとコンビネーションでリードし、判断素早いSO小原につなぎます。

敵陣で有利に展開する中、ライン攻撃で、CTBアラティニが、佐々木天晃が、次々ゲインして、フォワードにボールを返します。

滑り出し好調の連続攻撃で、相手はたまらず反則。FB津嶋がショットを決めて前半6分3−0とします。

[津嶋選手]
仕切り直しとなったフーズのキックオフから、ラックをつくりハイパント攻撃で相手陣に攻め込もうというところ、勇み足が出たかラックのハンド、ハイタックル、ノットロールアウエイと、次々に反則をとられるSW。自ずと自陣で守りの展開となり、果てはラインアウトでコラプシングをとられ、再度攻められたゴール前ラインアウトからモールを止められずに右隅にトライを献上。前半13分で3−7と逆転を許します。


[岡崎選手]
嫌なムードを断ち切りたいSWのキックオフはタッチに出て相手ラインアウトに。しかし、ここでSWフォワードは本領発揮。相手がかろうじてつくったモールを封じ込め、一歩たりとも進ませないばかりか、押し返してのターンオーバー。見事敵陣でゲームを支配するSWに、スタジアムの声援も高まります。今度はSWが、ラインアウトからモールをドライブ、ライン攻撃でゲインをきって、さらに前進。フォワードがポイントサイドを攻め込んで、またもゲイン。さらにモールを10m、20mとドライブし、波状攻撃でフィニッシュはFL岡崎が、フォワード一体となって飛び込んでトライ。津嶋のゴールも見事に決まり前半20分で再逆転10−7としました。
キャプテンアラティニの負傷交替があったものの、勢い止まぬSWは、相手キックオフをハイパントで返し、SH長田がポイントサイドを抜け出しビッグゲイン。敵陣でのスクラムからのライン攻撃でも集散に勝るSWフォワード。相手スクラムからのサイド攻撃も、完璧に止めきって、苦し紛れのキックに持ち込みます。カウンターでは、待ってましたとWTB菅野が、佐々木永一が、FBに入ったピーター・ミラーが、アタックを仕掛け、圧巻はラインアウトモールの30mに及ぶドライビング。たまらずフーズは反則を犯し、またもラインアウトから今季の得意パターンとなったモールドライブでHO小野寺がトライ。おしくもゴールは外れたものの、前半残り10分で、15−7とリードを広げます。
さらにキックオフからプレッシャーをかけ続けるSW。前に出るディフェンスで相手の出鼻をくじくシーンが幾度もあり、追加点を挙げ畳み掛ける期待をもった瞬間、連係ミスからピンチとなり、カウンターを仕掛ける相手にやや翻弄される感じで、あっさりトライを許してしまいます。15−14と僅か1点のリードでハーフタイムとなりました。
クロスゲームを落とす悔しさ、追いつかれる無念さに唇を幾度も噛んできた今シーズン。もう負けることは嫌だ、何が何でも、と気合の入った後半キックオフからのSWラッシュは凄まじく、キックで逃げる相手から素早い反応、鋭いタックルで、ターンオーバー。相手のラインアウトまでもターンオーバーして敵陣に攻め込みます。それでも、優位なスクラムからサイド攻撃で、あわやトライかという場面にミスが出て、乗り切れないところ。焦りが生じたか、反則が2度3度ととられて、相手にPGを許し後半6分に15−17と再逆転を許します。
しかし、波濤の果てることないSWは、またもキックオフラッシュから敵陣深くに攻め込んで、フォワードが連続攻撃、バックスが相手防御を突破します。ゴール前ラインアウトからモールドライブでトライか、思われたのが相手スクラムとなりますが、意に介せずに相手ボールスクラムを押し込みターンオーバー。そして再度のラインアウトモールでHO小野寺がトライ。ゴールはならずとも後半11分20−17と三度リードを奪います。
再開、フーズのキックオフをハイパント攻撃で返したSWでしたが、思わぬところでミスが出て、PGを返されて、後半14分に20−20の同点に。
追い詰められたSWですが、なんの止まらぬ攻撃の連続。スクラムでプレッシャーをかけ、サイド攻撃。ゴール前ラインアウトでトライを狙うシーンに持ち込むも、惜しいところでミスが出て、反撃にあいます。しかし敵のサイド攻撃を、体をはって止め、ディフェンスラインでプレッシャーをかけて相手のミスを誘い、ターンオーバーからハイパント攻撃、なだれ込むようにフォワードがモールをつくり連続攻撃。幾重にもつないだパスが、チャンスでミラーに回って、しめたという感じで鋭く切れ込んで相手をかわしインゴールまで。値千金のトライで後半19分に25−20とリード。

[ピーター・ミラー選手]

[菅野選手]
4トライを挙げたものの、残り時間を守ることなく攻め続けるSW。かたや意地をみせてスコアを狙いにくるサントリーフーズ。ともに譲らぬがっぷりの戦いは、まさに手に汗握る白熱戦。攻め込んでは反則をとられ、さらに反則で下げられて、ペナルティからの速攻で、ピンチに陥るSW。バッキングアップのバックス陣の懸命な守り。ターンオーバーからWTB菅野がぐんぐん突破して一気に敵ゴール前に。しかし惜しいところの反則で後退するSW。しかし、FBピーター・ミラーがカウンターのハイパントから、またも一気にゴール前に。またも反則で後退。なにくそ、とばかりにドライビングモールで30m前進をやってのけるSW。またまた反則で後退。守るも攻めるも、諦めない相手との全力のぶつかり合い、真剣そのもののとっくみ合い。

まさに死闘の果てのノーサイドの瞬間、最後の勝利を自らの力で手中におさめたのは、我らがSWでした。
力の上でも、メンタルでも、悪戦苦闘しながらだけど、成長することのできたシーズンだった。今日はシーズン最後のゲームだったけど、ほんとうの意味での戦いは、ここから始まることを実感できる勝利だったと思う。おめでとう。ご苦労様。

トップリーグを狙えるチーム、狙えるポジションとなった以上、もはや甘えは許されない。また、そのことを理解している姿を、プレーで見せてくれた選手たちに、労いと鼓舞を与えた池村HC。

最後までよく戦ってくれた選手たち、ケガや不調で最終戦には出られなかったけど、ずっと貢献し続けてくれている選手たち、そんな皆も含め、支えになってくれる人々、サポーターの皆さんの期待に応え、SWの目指してきたこと、やってきた努力に、確かなものを裏付けてくれた大きな最終戦勝利でした。

試合後のファン交流会では、たくさんのサポーターの皆さんにお集まりいただき、思い思いの選手と話し、激励し、健闘を讃えて、美酒に酔い、良いクリスマスを、良いお年を、と賑々しくシーズンを締めくくることが出来ました。

2009シーズン、悲喜こもごもの長いようで短いシーズンでしたが、いつも応援し続けていただきましたサポーターの皆さまとご支援をいただき活動を支え続けて下さいましたサポーターの皆さまに、心より深く感謝いたしまして御礼を申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えいただきまして、来季もSWへのご愛顧のほどを頂戴いたしますことを祈念いたしまして、歳末のご挨拶とさせていただきます。

有難うございました。

[最終戦直前の雪中練習]

[最終戦直前の雪中練習]

[最終戦直前の夜練習]

[最終戦直前の夜練習]

[アラティニ選手&天晃選手]

[保坂選手]

[津嶋選手]

[浅田選手&長田選手]

[ファーディ選手]

[津嶋選手]

[天晃選手&三浦選手]

[菅野選手]

[浜野選手]

[小原選手]

[ファーディ選手]

[小野寺選手]

[FW陣]

[ミラー選手]

[菅野選手]

[ファーディ選手]

[バックスタンドでの挨拶]

[メインスタンドでの挨拶]

[スコアーボード]
2009シーズンも沢山の応援・声援有難う御座いました。

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