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Game Result
試合名 秋田ノーザンブレッツRFC 2010ファン感謝祭
試合日 2010年06月13日(
キックオフ 13時00分 
会場 秋田市八橋運動公園球技場
釜石シーウェイブス 秋田ノーザンブレッツ
前半 後半 前半 後半
2 5 T 1 2
2 3 G 0 1
0 0 P 0 0
0 0 D 0 0
14 31 小計 5 12
45 得点合計 17
10 6 反則 7 1
16 反則合計 8
審    判 藤原守(関東協会)
タッチジャッジ 高桑亘(関東協会)
伊東誠(関東協会)
加藤和彦(関東協会)
キックオフ 釜石シーウェイブス

グランド状態 良好
天候 晴れ
観客数 700人
ゲームウォッチングレビュー

【出場メンバー】
釜石シーウェイブス  
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 浜野 旭 23 鹿児島大 175 110
2 吉田 竜二 22 拓殖大 175 100
3 佐々木 和樹 20 盛岡工高 181 110
4 佐々木 陽丞 19 秋田工高 182 92
5 保坂 豪 28 筑波大 184 100
6 S.FARDY 25 バーレイジョイ高 198 111
7 江幡 誠弘 25 明治大 176 91
8 佐伯 悠 25 関東学院大 183 93
HB 9 長田 剛 27 帝京大 174 77
10 井上 益基也 24 明治大 173 73
TB 11 森山 裕樹 25 流経大 171 80
12 赤井 優太 27 大阪経済大 174 75
13 佐々木 天晃 26 盛岡工高 180 90
M 菅野 朋幸 25 早稲田大 178 74
FB 15 藤原 誠 28 日本大 178 85






16 浅田 哲哉 31 関東学院大 173 102
17 小野寺 政人 26 東海大 175 90
18 神田 佑樹 23 明治大 181 104
19 L.LUI 29 日本大 190 115
20 須田 康夫 26 専修大 183 100
21 細川 諭 22 関東学院大 168 70
22 小原 義巧 28 東海大 175 77
【交代】
 
秋田ノーザンブレッツ
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 戸松 伸 26 関東学院大 173 90
2 松橋 健 29 秋田工高 178 95
3 佐々木 文弥 27 専修大 182 115
4 後藤 亨 23 立正大 195 95
5 目黒 健太 29 明治大 192 100
6 夏井 玄 26 山梨学院大 180 90
7 松渕 真哉 23 早稲田大 180 90
8 Tiuana Takapu 28 立正大 188 106
HB 9 早川 翔太 27 中央大 174 74
10 高橋 俊 26 山梨学院大 176 76
TB 11 渡部 知弘 23 国際武道大 175 66
12 姉川 隼  22 山梨学院大 178 75
13 笹渕 稔 28 専修大 181 87
14 田村 恒太 22 東海大 170 72
FB 15 安藤 大樹 29 秋田中央高 177 76






16 佐藤 正樹 22 法政大 178 92
17 中泉 孝平 26 専修大 184 107
18 檜森 隆弥 37 男鹿工高 189 100
19 白幡 友也 31 流通経済大 181 86
20 松橋 寛則 27 秋田南高 179 84
21 小野寺 雄也 27 拓殖大 175 80
22 Manueli Nawalu 24 白鴎大 180 95
23 中山 貴之 29 秋田工高 170 80
24 小野 祐太朗 22 東北福祉大 166 65
25 保坂 祐介 25 秋田高 178 75
【交代】

【公式記録】
公式記録 (第47回東日本都道県対抗・東北予選決定戦も含む)

【ゲームウォッチングレビュー】 写真:事務局
◆ 春の東北雌雄決戦を制して、もぎ取りたいレギュラーポジション!
〜 2010秋田ノーザンブレッツRFCファン感謝祭 vs秋田ノーザンブレッツ戦 〜
6月、水無月、東北岩手では入梅前の晴れが続く時季でもあり、本格的な夏になる前のこの頃を利して、12日(土)盛岡周辺を行列した、ちゃぐちゃぐ馬っ子を筆頭に、各地で観光イベントやスポーツも盛んな週末となりました。
ラグビーでは、13日(日)盛岡南球技場で、第17回岩手県春季スクール交流会が開催され、SWジュニアはもとより、県内各処から集まった小学生ラガーの元気一杯のプレーに、父兄やコーチの歓声が響いていましたが、ちょうど同じ頃、八幡平では第47回東日本都道県対抗・東北予選決定戦が行われ、岩手県選抜にはSWから、高橋拓也、渡邊潤一、下山信吾、小原一志、緑川剛倫、の5名の現役選手が参加。SWOB佐野竜介、向井陽も選ばれた岩手選抜は、桜庭TDが監督として率いる、若さも勢いもあるチームで、69-0で青森県選抜を難なく退け、7月17日(土)、19日(祝)同じく八幡平で開催される本大会に駒を進めました。
そして、またちょうど同じ頃、北の県境を越えた青森市スポーツ広場では、東日本の津々浦々から集まった壮年老年ラガーたちの第39回東日本不惑大会も開催され、盛んなラグビー交流と交歓が行われていました。
そんな中、奥羽山脈を隔てた日本海を臨む秋田市では、秋田ノーザンブレッツファン感謝祭と冠して、秋田ノーザンブレッツ(NB)とわれらがSWの強化試合が行われました。
秋田各地のスクールが集まって交流試合を行い、バックスタンドで観戦。前座の秋田県社会人選抜vs大学選抜も手伝って、800人近い観衆の見守る中、春の東北雌雄決戦とは言え、完全アウエイの雰囲気のスタジアムが、キックオフを待ち構えます。
SWは、クラシックオールブラックスのマレーシアでの親善試合に派遣されたピタ・アラティニキャプテンはじめ、ベテラン、レギュラー陣を休ました感じで、その分、レギュラーを獲得するチャンスとばかりに発奮する選手たちが連なるオーダー。
バックスタンド中央に陣取ったSW応援団のほか、ほとんどが秋田NBのトライに期待するスタジアムに、殴りこむ勢いのフレッシュSWの果敢な試合、レポートをお届けします。

晴天、微風の中、SW、定刻13時のキックオフでスタート。と、始まるや否や、相手陣深く攻め込むSWは怒涛の勢いで、秋田NBが形勢を立て直す間もなく、敵陣ラックから、SOルーキー井上が絶妙なキックパス。深めのインゴールでボールを押さえたFLスコット・ファーディが、鼻息の荒さもそのままに、一番乗りのトライ。SO井上のゴールも決まり、前半3分、7−0と先制です。

FLファーディ選手
[FLファーディ選手]
勢いはおさまらない様子のSWですが、攻め込んだラックで反則をとられたり、リズムをそがれる場面もちらりほらりと。そこに乗じたか、ホームの意地か、スタジアムの応援に後押しされたか、建て直し、攻めに転じる秋田NB。SW陣半ばのスクラムから、SHが、これまた巧妙なキックパスを見せ、ウイングに走りこまれてトライを許します。前半15分、7−5

[WTB森山選手]
追い上げられたSWは、円陣を組んで、持ち場を、持ち役を確認。フォワードも孤立せずに突進をはかり、ラックでの微妙な反則も取られないように、じっくりとしたマイペースの試合運びから、バックスに展開すると、格別のスピードで攻めたおす、秋田NBにとっては、守りきれない過剰攻撃へと反転します。秋田NBもチャンスを逃さず、バックス、フォワードとアタックを繰り出し、あわやというラインの裏に出られたときもありましたが、SWディフェンスは、2重3重の守りをしき、1回の裏返りでは、スコアを許さない態勢。
そして、SW押し込んだスクラムから、バックスへの1次攻撃が、オープンサイドに見事に展開され、SH長田、SO井上、CTB赤井から飛ばしてCTB佐々木天晃、最後はWTB森山がライン際からインゴール中間に回りこんでトライ。井上のゴールも成功して前半31分14−5とリードを広げます。
フォワードのスクラム優位から生んだバックスのトライ。理想的なスコアの後のキックオフからも、LO佐々木陽丞、PR佐々木和樹が突破。FL江幡、HO吉田竜二、PR浜野がフォローして、LO保坂、FLファーディ、No8佐伯がチャンスを広げるフォワード一体の攻撃が続きます。ゴールライン直前まで攻め込むものの、ハーフタイムとなり、水入り。
後半はスタートから、リーザブに控えていたHO小野寺、SO小原が入り、PR、SHにはルーキーの神田、細川が登場。満を持していた勢いもそのままに、スクラムでは押し勝ち、SH細川は相手の隙をつくサイドアタックでロングゲイン。そうなれば、HO小野寺も力強い突破をみせ、最後は、待っていましたとばかりにCTB佐々木天晃が、一人二人ディフェンスを打ち破りトライ。ゴールはミスしたものの、後半13分に、19−5

CTB佐々木天晃選手
[CTB佐々木天晃選手]
HO小野寺選手
[HO小野寺選手]
リードを広げてからは、SWアタックのオンパレードです。かろうじて相手ボールとなっても、WTB菅野がリードする鉄壁ディフェンスに阻まれ、キックもFB藤原を中心にカウンターアタックで反撃する絶好ムードのSW。後半15分には、ラインアウトモールを押し込んだばかりか、サイドを一人二人かわしたHO小野寺の突進でトライ。SO小原のゴールも無難に決まり、26−5
後半17分には、毎回出足鋭くプレッシャーをかけ続けていたFL江幡のチャージから、ハーフライン付近で自らピックアップして、追いすがる相手バックスを物ともせずに独走トライ。またもゴールミスながら、安全圏にリードを広げるSW。31−5

FL江幡選手
[FL江幡選手]
なす術もないかに見えた秋田NBではありましたが、あちらもルーキーのFBやWTBを擁して、果敢にカウンターアタックをしかけます。ラックサイドのふとしたディフェンスの隙をつかれて、連続攻撃により反撃した秋田NBから、後半20分にトライ、ゴールを奪われて、31−12
FL須田選手
[FL須田選手]
楽勝ムードが、苦い思い出もある3トライ3ゴール差の21点に満たないリードに変わったところ、SWはPR浅田、LOルイラター、FL須田の重厚即効のメンバーを投入。また一段と力を戻したフォワードが、ずんずん攻め込み、ラインアウトからモール、そしてラックから、LOルイラター、FL須田とつないで、相手ディフェンスを粉砕しトライ。後半26分、CTB赤井のゴールも決まり、38−12
もう大丈夫と安心した感のSWに、あきらめていなかった秋田NBは、感謝祭に応援に駆けつけた秋田ファンの見守る中、SW空白の安心に付け入るような攻めをみせ、まさかのゴール前スクラムから、サイド攻撃を決められて、1トライの失点を許します。後半40分で38−17
後を引いたまま終わるかと思われた矢先、相手ゴール前ラインアウトから、パーフェクトなモール攻撃を繰り出し、定番のHO小野寺のトライ。ゴールも決まり、45−17としたところでノーサイドとなりました。
FW陣がモールを押し込みトライ
[FW陣がモールを押し込みトライ]
“気の緩みが伝染して、やらなくていいスコアを献上してしまう怖さを、改めて感じたと思う。気が緩んでいるようでは、SWのレギュラーをはれないこと、肝に銘じてくれ”

相当厳しい池村HCのコメントに、勝っても悔しいSW選手たち。
フレッシュな選手の多く出場したSWには、まだまだ伸びるシロの大きくある様子が垣間見られた、秋田でのSW大勝の一戦でした。

次週は19日(土)いわきグリーンフィールドの多目的広場で行われる東京ガスとのA,B2本の強化試合。13:00B対戦、15:00A対戦、で無料試合ではありますが、トップリーグに登り詰めるには、どうしても打破するべき積年のイーストライバルとのガチンコ勝負です。

応援をよろしくお願いいたしますとともに、はかばかしい戦果を、乞うご期待ください。
井上選手
[井上選手]
CTB佐々木天晃とWTB森山
[CTB佐々木天晃とWTB森山]
井上選手
[井上選手]
佐伯選手
[佐伯選手]
ハーフタイム 秋田NBチアガールの皆さん
[ハーフタイム 秋田NBチアガールの皆さん]
SH細川諭選手
[SH細川諭選手]
モールで押すFW陣
[モールで押すFW陣]
菅野選手
[菅野選手]
SO小原義巧選手
[SO小原義巧選手]
ファーディ選手・須田選手・ルイ選手・佐伯選手
[ファーディ選手・須田選手・ルイ選手・佐伯選手]
赤井選手
[赤井選手]
モールを押し込むFW陣- 中央に神田選手
[モールを押し込むFW陣- 中央に神田選手]
応援有難うございました。
応援有難うございました。
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