【公式記録】 |
◇公式記録 (今回はありません) |
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【ゲームウォッチングレビュー】 写真:事務局 |
いわきグリーンフィールドの多目的広場に設えてあるラグビー場で13:00SWのキックオフでスタートしたB対戦。キックオフのボールをもぎ取り、右に左に連続攻撃をしかけます。あっという間の敵陣ゴール前ラインアウトでモールを組んだSW。No.8スコット・ファーディを軸に、LO佐々木陽丞、PR長沼、PR浜野、LO保坂、FL江幡、FL小原、HO渡邊がしっかり組み合って前進。
早くも先制かと思われた矢先、弾みで離れたモールがトラックとトレーラーの様に分裂し、オブストラクションの反則をとられます。やや後退しても、キックオフの勢いそのままに攻め込むSW。SH細川、SO井上のさばきも素早く、CTB赤井、森山が突破をはかります。蹴りこまれたボールも、FB藤原を中心に、WTB八重樫と、この日、コーチながら急遽先発したWTB細川進がカウンターからゲインを遂げます。
攻め込んだ相手陣22mスクラムから素早いラックをつくりブラインドのWTB細川進が突破し、絶妙にフォローしたFB藤原に渡ってゴールラインを駆け抜けます。前半11分で5-0と先制。 |
[藤原選手] |
[森山選手] |
リズムのいい攻撃ながら、攻め込んでのノートリリースで、やや気勢のそがれるSW。こんどは逆に攻め込まれ、ゴール前のピンチをキックで逃れるところをチャージされ、これは同点を許すか、と観念したのも、つかの間、No.8スコット・ファーディがチャージされたボールをひろいカウンターに出ると、メンバー皆がフォローして、あっという間に相手ゴール前まで100mのリターン。これにはたまらず東京ガスがペナルティ。そしてSWはラインアウトからモールをワンプッシュし、バックスに展開。早くボールを出すショートラックから、CTB森山が切れ込んでトライ。SO井上のゴールも決まり、前半17分で12-0とリードを広げます。
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次のキックオフも、ものにするSW。ゴール前ラインアウトに持ち込んで、モールから早めに出してラック。押し込まれた東京ガスも負けじと、ターンオーバーしてアタックをしかけたところ、SWのタックルが決まり、さらにターンオーバー。FL江幡の突破からFB藤原、WTB細川進へとパスをつないでトライ。井上ゴールも決めて前半26分19-0とさらにリード。
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[細川進選手] |
[江幡選手] |
まだ勢いのおさまらぬSWは、キックオフから攻め込んで相手陣に釘付けにします。22m付近のスクラムから、No8ファーディ、SH細川の8-9のサインプレーは失敗したように見えたものの、ラックから相手の隙をついたサイド攻撃でBキャプテンFL江幡の鮮やかトライ。前半33分で24-0として、そのままのスコアでハーフタイムになりました。 |
元気のいいBメンバーで後半もトライを重ねるかと期待するも、息を吹き返したような東京ガスの攻めに、思ってもみなかった守勢に転じるSW。相手のラインアウトミスから反撃し、今度は攻勢に出るも、ゴールを割れずに後退するという、いったり来たりでスコアの動かないこう着状態になります。
よく見れば、東京ガスにはSH穂坂はじめレギュラークラスも交替出場している模様。それでもSWスタメンをうかがうBメンバーは、ディフェンスで粘りを見せ、果敢なタックルを繰り返し、チャンスに反撃をしかけ、相手ゴールを狙います。
後半17分、攻撃を繰り返されて退くSWはモールサイドを破られトライを許します。24-5。そして後半ずっと拮抗したノースコアの中、終了間際の37分に、カウンター攻撃からトライを浴び、24-12と、前半の大量リードを守ったかたちで勝利したBチーム強化試合の結果となりました。 |