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Game Result
試合名 トップイーストリーグDiv.1 第3節
試合日 2011年09月25日(
キックオフ 13:00 K.O.
会場 盛岡南公園球技場
釜石シーウェイブス 横河武蔵野
アトラスターズ

前半 後半 前半 後半
0 2 T 1 1
0 2 G 1 0
1 1 P 1 0
0 0 D 0 0
3 17 小計 10 5
20 得点合計 15
9 6 反則 4 2
15 反則合計 6
審    判 山田智也(関東協会)
タッチジャッジ 礒部隆宏(関東協会)
嶋野栄司(関東協会)
高萩 覚(関東協会)
キックオフ 釜石シーウェイブスRFC

グランド状態 良い
天候 晴れ/弱風
観客数 913人
ゲームウォッチングレビュー

【出場メンバー】
釜石シーウェイブス  
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 斉藤 芳 26 明治大 179 123
2 小野寺 政人 28 東海大 175 90
3 佐々木 和樹 21 盛岡工高 181 110
4 三浦 健博 35 釜石工高 183 99
5 ルイ ラタ 30 日本大 190 115
6 スコット ファーディー 27 バーレイジョイ高 198 111
F 佐伯 悠 26 関東学院大 183 93
8 須田 康夫 27 専修大 183 100
HB 9 長田 剛 28 帝京大 174 77
10 小原 義巧 29 東海大 175 77
TB 11 奥田 浩也 24 明治大 181 83
12 ニールソン 武蓮傳 33 流経大 180 90
13 ピタ アラティニ 35 キングス高 179 90
14 吉田 尚史 36 専修大 181 80
FB 15 藤原 誠 29 日本大 178 85
R
E
S
E
R
V
E
16 神田 佑樹 24 明治大 181 104
17 渡邉 潤一 26 甲南大 174 95
18 馬渕 勝 29 近畿大 188 103
19 江幡 誠弘 26 明治大 176 91
20 細川 諭 23 関東学院大 168 70
21 森山 裕樹 26 流経大 171 80
22 菅野 朋幸 27 早稲田大 178 74
【交代】
 
横河武蔵野アトラスターズ
No 氏名 学年 出身校 身長 体重
FW 1 糠盛 俊介 27 帝京大学 174 108
2 川嶋 雄亮 26 明治大学 175 112
3 坂尾 英之 30 大東文化大学 175 108
4 海老沼 航 26 法政大学 183 98
5 栗林 宜正 23 法政大学 187 105
6 延 権祐 26 高麗大学 185 110
7 趙 顯徳 26 明治大学 181 85
8 ジョシュア・ランギ・マウ 24 東海大学 180 108
HB 9 新川 裕太 24 大東文化大学 162 62
10 長尾 健太郎 26 法政大学 172 82
TB 11 藤山 慎也 28 大東文化大学 183 83
12 松村 表 30 筑波大学 169 80
L 田沼 崇 26 法政大学 172 90
14 笠原 誠 26 明治大学 181 90
FB 15 佐藤 慎之介 26 法政大学 175 82
R
E
S
E
R
V
E
16 高橋 悠太 22 法政大学 171 102
17 佐藤 明善 36 山梨学院大学 173 96
18 小堀 正博 30 明治大学 180 95
19 吉住 仁志 24 明治大学 185 93
20 森 重樹 25 東海大学 172 70
21 森 大二朗 29 流通経済大学 172 70
22 菅生 健人 24 東海大学 179 88
【交代】

【公式記録】
◇公式記録(関東ラグビー協会HP)

【ゲームウォッチングレビュー】 写真:事務局
◆ 苦しみながらも、覚悟と決意の地元開幕戦を勝利で飾る!
〜 トップイーストリーグ第3節 vs横河武蔵野アトラスターズ戦 〜
復興の旗をかかげ、サポーターに、被災地に直向きなプレーを見せたい、覚悟と決意の2011シーズン。秩父宮開幕2連戦を、圧巻の完封劇と無念の惜敗、1勝1敗で終えたSWは、岩手県内での5連戦、地元シリーズに入りました。
第3節の相手、横河武蔵野アトラスターズは、かつてトップリーグ昇格も果たした強豪。往時の強化選手は去り派手さはないものの、重厚なフォワードにアジア枠の韓国選手も健在で、決して侮れません。今年は上位チーム相手に連敗スタートながら、目前上位のSWを格好の標的にしています。
初秋の青空の下、待ちに待った地元開幕戦とあって、会場となった盛岡南球技場には続々とサポーターが集結。復興SW応援Tシャツ、大漁小旗などグッズ販売も好調な中、地元IBC岩手放送の生中継もあって、其処此処から賑やかな声援が飛び交います。
気合い十分に勢いよく飛び出してきたSW戦士を迎えたのは、この日を待ちわびた20本を優に超える色鮮やかな富来旗と、地元サポーターの大声援。サポーターの、岩手の期待を一身に背負ったSWの、大事な地元シリーズファーストチャレンジとなる一戦をリポートします。

 
SWのキックオフから、猛然とプレッシャーをかけてアトラスターズのダイレクトタッチを呼び込み、早くも相手ゴール前ラインアウトのチャンス。しかし、定石のモールで攻めながら寄りが遅れて反則を取られ、風上のアトラスターズに陣地を挽回されます。
それでもターンオーバーからアタックに転じると、SH長田剛からテンポよくバックスに展開。CTBニールソン武蓮伝が突破し、オフロードでつなぐところ、惜しくもこぼしたボールを奪われると、後ろがいないところを狙われ、相手FBがゴールライン際まで転がる絶妙なキック。必死で追いついたNo.8 須田康夫がセーブし、WTB吉田尚史が懸命にバックアップするも、無情にも反則のホイッスル。そのまま早いリスタートからインゴールに飛び込まれ、前半6分に先制トライを献上。0−7とリードを許します。

これはいかんと、SWキックオフからフォワードが出足鋭くラッシュ。LOルイ・ラタが、FLスコット・ファーディが、どんどん前に出てチャンスかと思われたところ、密集のこぼれ球を相手LOに拾われて一気に突破されると、またもカウンターキックを自陣ゴール前まで転がされ、何とか押さえたところでタックルを受けてノックオン。さらに5mスクラムでゴールライン際まで押され、組み方をレフリーに指摘されて調子が出ないまま反則を繰り返すSWフォワード陣。しかし、三度目の反則で、早いリスタートから飛び込んできた相手をがっちり受け止めてゴールラインを越えさせず、逆に相手の反則で事なきを得ます。
ピンチを切り抜け、ようやく陣地を挽回したSWは、アトラスターズのアタックを見事なタックルで止めて、さらに前に出て行きます。このままリズムをつかんでほしいと願うところ、アタックのチャンスにミスが出て、ラインアウトから得意のモールも押し切れず、どうにもリズムをつかめません。

それでも前半22分、じりじりしてきたムードを払拭したのは、HO小野寺政人。タックルを受けながらラックサイドを突破してゲイン、これに続けとPR佐々木和樹が、斉藤芳が、さらにFLファーディーが鼻息荒く前進を続けます。フォワード一丸となった重厚な縦への突破に、アトラスターズはたまらずオフサイドの反則。これで得た22mゴール正面のペナルティゴールを、SO小原義巧がきっちり決めて、3−7と追い上げます。
続くアトラスターズのキックオフから自陣22mラインアウトのピンチになりますが、連続ラックで攻めてくる相手FWに、一歩も引かないディフェンスでゲインを許さず、ならばと展開したところで出足鋭いタックルをビシっと決めてマイボールスクラムに。しかし、どうにも組み勝てない今日のスクラムで反則を取られ、再び自陣でのディフェンスを強いられると、相手の連続攻撃で、ギリギリスローフォワードとなるも鮮やかにライン際を突破されヒヤっとする場面も。
立て直したいSWは、自陣22m付近からモールでじりじり前進し、NO.8須田が抜け出て大きくゲインするも、キック合戦で自陣深くに戻されるなど、どうしても受け手に回ってしまう様子。あげくに前半33分、タックル後の反則を取られてペナルティゴールを献上。3−10
続くSWキックオフ、波に乗れないチームを鼓舞するかのように猛然とダッシュしたのはFLファーディ。ダイナミックなジャンプキャッチから、相手を引きずりながら突進してチャンスを演出します。CTBピタ・アラティニからWTB吉田尚史へ、さらにフォワード、バックス一体となった連続攻撃で、WTB吉田が突破、フォローしたFLファーディがゴールライン目前まで迫ります。よし、このままいけ、とスタンドが沸き立つところ、すんでのところでターンオーバーされて大きく蹴り返され、さらにタッチキックが出ずにあっという間にピンチを迎えたSW。ここはWTB奥田浩也のタッチキックで何とか凌いだものの、その後も敵陣に攻め込みながらハイパントの処理でミスが出てあわやトライか、のピンチもあり、最後まで流れを取り戻せないままハーフタイムとなりました。
後半は風上、仕切り直しの相手キックオフから、いきなりSO小原のスーパーキックが飛び出し、敵陣ゴール前ラインアウトのチャンス。いやがうえにも盛り上がるスタンドの大応援団、カマイシコールに乗った2度目のモールをきっちり組んで押し込み、最後はHO小野寺が飛び込んで待望のトライ。難しい角度のゴールも、SO小原が見事に決め、後半早々2分に10−10のイーブンに。
続く相手のキックオフからも、風に乗せたキックやハイパントで前進するSWの勢いは止まらず、敵陣で得たラインアウトから、いったんは奪われるものの、すぐさま激しいディフェンスでターンオーバー、相手の反則を誘います。押せ押せのところですが、ここはショットを選択。相手陣10m上のロングショットを、またもSO小原が見事に決めて、後半5分に13−10と逆転します。
さあ、どんどんスコアを重ねたいSW。WTB奥田の超ロングキックでゴール前ラインアウトのチャンスを得ると、CTB武蓮伝が、FL佐伯悠がずんずん前進。さらに、PR斉藤がタックルをものともせずに突進してゴール前、そこから鮮やかに展開してWTB奥田が切れ込み、トライか、というところで、惜しくもパスミス。すると、スクラムで、ラインアウトで、ラックでと反則が連鎖し、あれよあれよと自陣に戻されてしまいます。
それでも、SO小原のロングキックでまたも敵陣に入ると、停滞ムードを払拭しようとNo.8に馬渕勝を投入。ラインアウトから、LOルイ・ラタ、FLファーディ、HO小野寺、そして再びFLファーディとSWフォワードの突進は止まらず、ゴール目前まで攻め込みます。しかし、あと一歩の惜しいところでノックオン、さらにスクラムで反則を取られ、またも自陣に戻されるSW。
取れるところで取りきれなかったことが、やや焦りにつながる時間帯、キャッチのときに味方同士でぶつかったりと、どうにも波に乗れないところではありますが、風上を活かしたキックを有効に使い、決して流れは渡さないSW。ここでも、FLファーディのハイパントからノックオンを誘って敵陣に攻め込み、WTB菅野朋幸を投入してさらにテンポアップ。相手を敵陣に釘付けにすると、後半26分、5mスクラムから相手がタッチに蹴り出すところ、猛然とダッシュしたCTB武蓮傳が渾身のチャージ!これを、駆け込んだCTBアラティニが巧みに押さえ、いい時間で、欲しかった追加トライを奪います。さらに、またも難しい左45度のキックを、SO小原が見事にど真ん中を通し、20−10と引き離したSW。

完全に流れをつかみ、ここまで来れば当然あと二つのトライでボーナス点が欲しいところ。この勢いなら十分いける、そんなファンの期待を見透かしてか、はたまた1本取った後の「魔の時間」がSWを包んだか、次のキックオフで見違えるようなラッシュを見せ、一気呵成に攻め込んでくるアトラスターズ。SWも、粘り強いディフェンスで跳ね返し、決定的なチャンスこそ作らせないものの、残り10分から完全に流れはアトラスターズへ。試合を通じてどうにもフィットしないスクラムも劣勢になり、自陣ゴール前でのディフェンスを強いられたSWは、PR神田祐樹を投入して巻き返しを図りますが、相手にペースを握られたまま我慢の時間帯が続きます。迎えたロスタイム、アトラスターズの連続攻撃から左に展開され、一度はスローフォワードに救われたものの、勝ち点を奪うため何としてもスコアしたいアトラスターズの気迫は凄まじく、再度ラックの連続からオープンに展開されるとついていけず、後味の悪いファイナルトライを許してノーサイド20−15で幕となりました。
昇格を狙うには、勝ち点5を取りたい相手。先週、強豪・クボタとの魂のこもった激闘を目の当たりにしたサポーターの期待は大きく、試合後のスタンドからは厳しい声も聞こえたものの、遠征2戦を含む3週連続の試合となる最終戦、コンディションを整えるのが難しいところで、しっかり勝利を手にしたSW。
「やりたいことができず、ストレスのたまる試合」と佐伯主将が語ったように、不満の残る部分はあったものの、課題は明白。これを修正して、直向きにチャレンジしていくだけです。
勝ってなお反省の秋空に、スタンドのファンから「頑張れ!」「頼むぞ!」と、想いを込めた声援が響き続けていました。

第4戦は2週開いて10月16日(日)、北上総合運動公園で日本IBMビッグブルーとの対戦です。
厳しい3連戦を乗り切った選手は休養とリカバリー、そしてレギュラー狙いの選手は追い上げのトレーニングで、さらなるチーム力アップを図るSW。覚悟と決意のシーズンはまだ始まったばかり。昇格を目指し、地元岩手での連戦に挑むSWのチャレンジに、より一層のご声援をよろしくお願いします。
沢山の声援有難うございました。
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