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Game Result
試合名 2009釜石ラグビックドリーム
試合日 2009年08月01日(
キックオフ 16時30分 
会場 松倉グラウンド
釜石シーウェイブス サントリーフーズ
前半 後半 前半 後半
4 2 T 0 4
3 1 G 0 1
0 0 P 0 0
0 0 D 0 0
26 12 小計 0 22
38 得点合計 22
反則
反則合計
審    判
タッチジャッジ
キックオフ

グランド状態
天候 晴れ
観客数
ゲームウォッチングレビュー

【出場メンバー】
釜石シーウェイブス  
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 斉藤 芳 23 明治大 179 123
2 小野寺 政人 26 東海大 175 90
3 浜野 旭 22 鹿児島大 175 110
4 三浦 健博 32 釜石工高 183 99
5 柿本 洋平 27 立命館大 187 96
6 S.FARDY 25 バーレンジョイ高 198 111
7 岡崎 英二 28 法政大 180 89
8 馬渕 勝 27 近畿大 188 103
HB 9 長田 剛 26 帝京大 174 77
10 小原 義巧 27 東海大 175 77
TB 11 森山 裕樹 24 流通経済大 171 80
12 細川 進 30 東北福祉大 170 75
L P.ALATINI 33 キングス高 179 90
14 菅野 朋幸 24 早稲田大 178 74
FB 15 津嶋 俊一 29 大船渡工高 178 86
R
E
S
E
R
V
E
16 浅田 哲哉 31 関東学院大 173 102
17 渡邉 潤一 24 甲南大 174 95
18 保坂 豪 27 筑波大 184 100
19 佐伯 悠 24 関東学院大 183 93
20 京野 和也 30 秋田工高 174 90
21 藤原 誠 27 日本大 178 85
22 P.MILLER 32 リサロウ高 183 92
【交代】
 
サントリーフーズ
No 氏名 年齢 出身校 身長 体重
FW 1 大久保 雅孝 30 中央大 180 100
2 藤本 和宏 26 大阪教育大 166 84
3 田村 義和 30 弘前実業高 184 118
4 金 潔 24 高麗大 193 115
5 重松 洋輔 30 明治大 181 95
6 テビタ・フィフィタ 29 トゥポ高 187 110
7 武田 武 24 関東学院大 181 89
8 ビリアミ・ファカトゥ 26 大東大 189 110
HB 9 澤木 智之 31 日大 173 80
10 村本 和昌 26 明治大 173 74
TB 11 森川 竜 28 立命館大 167 71
12 松尾 博文 28 京産大 177 90
13 加藤 大三 24 立命館大 174 85
14 高田 大典 28 関西学院大 175 78
FB 15 高橋 真人 23 関東学院大 183 83
R
E
S
E
R
V
E
16 松永 年明 22 関西学院大 174 93
17 前田 航平 25 早稲田大 180 110
18 姉崎 亮太 27 明治大 184 100
19 圖師 淑隆 31 早稲田大 177 96
20 科埜 裕二 27 大阪教育大 172 70
21 ロッキー・クライトン 33 ケルストン高 178 86
22 加藤 郁己 26 明治大 178 87
【交代】



【ゲームウォッチングレビュー】 写真:事務局
◆ ともに上昇気運のライバルを、松倉決戦で粉砕!〜
〜 釜石ラグビッグドリーム vsサントリーフーズサンデルフィス 〜
とかく短い北国の夏、さらに今年はいつにも増して夏らしい陽光の少ない釜石ではありますが、8月1日ラグビッグドリームに合わせたように太陽が戻ってきました。時折、爽やかな風も吹き抜ける松倉グランドには、昼過ぎから紫波町から来たスクールの子どもたちとSWジュニアの子どもたちが集まり、真剣そのものの交流試合を展開。そして、東北ブロック国体を20日後に控えた前哨戦、宮城県選抜とSW・Bメンバーも多数出場して大活躍した岩手県選抜の強化試合が行われ、ファイナルは、待ってました、近年五分の星を競うライバル、サントリーフーズサンデルフィスとの招待試合です。
サントリーフーズは、昨年上位から離れたイースト7位に終わりましたが、今年はサントリー・サニックスのトップリーガーはじめ、元SW戦士のフィフィタ、田村などを加え、戦力アップを図ってきました。春のオープン戦から、トップリーグ降格組の格上・横河電機を破り、今季トップリーグに昇格したリコーと接戦を演じるなど、確かな成果が表れています。
公式戦では、12月23日の最終戦に激突する相手。トップ3のかかった大一番の相手になるかも・・・などとファンも試合前から思いを巡らせつつ、現時点での力試しにはうってつけの難敵を迎えての釜石ラグビッグドリームの一戦をレポートします。

定刻16:30を5分遅れてのSWキックオフで試合がスタート。
風上をとったフーズ相手に勢いをつけて走りこむSWフォワード。モールからラックから、素早くライン攻撃を仕掛けてゲイン。ゴール前に一気に押し込まれ、たまらずペナルティのフーズに、速攻でNo.8馬渕がトライ。FB津嶋のゴールも決まって、2分で7−0

相手ディフェンスを振りきるアラティニ選手!トライへ!
さらに、目にもとまらぬフォワードのラッシュ。センターライン上のペナルティからまたも速攻。CTBアラティニが、ディフェンスに襲い掛かる相手をさすがのステップで2人、3人と抜き去りトライ。津嶋のゴールも決まり6分14−0と、最高の立ち上がりを見せます。
このあたりからようやくエンジンのかかったフーズ、何度かの連続攻撃でアタックしてきますが、SWディフェンスはこれをモノともせず、防ぎきって攻撃権を奪い取ります。22分には、相手陣22m付近のターンオーバーから、WTB森山、FB津嶋とつなげてトライ。津嶋自らゴールも決めて21−0

森山選手から津嶋選手へつなぎトライへ!
このまま差を開げられたくないフーズは、フォワードが強引に球を奪い、SW陣深くまで攻め込みます。しかし、ここでも粘りを見せるSWフォワード、ターンオーバーしたボールをつなぎ、一気にカウンター攻撃。最後は途中からFBに入ったミラーがトライ。ゴールはならずとも、前半終了時点で26−0

ミラー選手、個人技で一気にトライへ!
フーズに2つのシンビンがあったとはいえ、前半だけで4トライ。詰めかけたファンも納得の点差で折り返すことになりました。

地元松倉グランウンドでも沢山の大漁旗応援!!
迎えた後半、遠く釜石まで来てこのまま帰るわけにはいかない、とハーフタイムで気合いを入れ直したか、開始早々から押し込んでくるフーズ。ゴール前ラインアウトからモールをつくられ、こらえきれずに初トライを与えてしまいます。後半8分、26−5
一本取って、ここがチャンスとばかりに一気呵成に攻め込んでくるフーズ。一方、SWは早々に4トライを挙げて点差をつけた緩みも出たか、前半の小気味いいディフェンスが成りを潜めます。悪い流れを断ち切れず、後半12分、16分と連続で、攻め込まれたペナルティから、釜石育ちのフィフィタと相手1番に速攻トライを許します。これで26−17
いよいよ10点差内の射程圏まで追いつかれたSWに再び火が付いたのは、故意の反則によるシンビンで一時退場した馬渕が戻った後半24分。ラインアウトからモールで押し込み、サイド攻撃。スクラムから三度サイド攻撃に、フーズがペナルティを犯したところ、久々のスタメンで気合いの入るSH八重樫が、速攻で相手を上手くかわしてトライ。FBミラーのゴールも決まり33−17と再び突き放します。

菅野選手、前半あと一歩でトライの場面、しかしウイニングトライを決めてくれました!
その後は、お互いの意地をかけた一進一退の激しい攻防。試合終了が近づいた後半40分、またもゴール前ペナルティから、以前のチームメイトやファンに成長した姿を見せるように活躍するフィフィタに速攻トライを許し、33−22に追い上げられるも、直後の41分、ハーフライン付近、津嶋のジャッカルでターンオーバー、「トライ王子」WTB菅野がしっかりウイニングトライを決め、38−22でノーサイドとなりました。
ファーディー選手 斉藤選手 三浦選手 森山選手
ファーディー選手 斉藤選手 三浦選手 森山選手
浜野選手と小野寺選手 馬渕選手 岡崎選手 細川選手
浜野選手と小野寺選手 馬渕選手 岡崎選手 細川選手
良かったこと、悪かったこと、あったけれど、ステップアップにいい勉強になったと思う。本番まで、残りわずかのところ、どこを修正すべきか、集中して取り組んでいこう」と池村HC。
キックオフからの攻勢や6トライは上出来ながら、公式戦であればボーナスポイントを与える4トライをみすみす献上する結果に、ほぞをかむ面持ちの選手も多く、容易に喜べない苦い勝利。
それでも、松倉に集結したファンは、同じフーズ相手にトライラッシュで勝利し、歓喜に沸く年末の秩父宮での姿を思い描いたに違いありません。
次節は、8月8日(土)八幡平陸上競技場で14:00からvs栗田工業。そして、12日〜14日八幡平上寄木での合宿を経て、22日(土)は関東遠征、16:00からリコー砧グランドで今季トップリーグに挑むリコーと激突します。
お近くの方、また夏休みの方、それぞれで熱い応援をよろしくお願いいたします。


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