【公式記録】 |
◇公式記録
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【ゲームウォッチングレビュー】 写真:事務局 |
V7戦士の釜石市ラグビー協会佐野会長の開会宣言の後、SWBキックオフでスタート。
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いきなり怒涛のラッシュを見せるSWフォワードは、あれよあれよという間にゴール前まで持ち込んで、受ける相手のミスを誘いチャンスのスクラムに。ぐんと押し込んだスクラムから、関東選抜NZ遠征帰りのNo.8須田が、サイドアタックから挨拶代わりの先制トライ。ゴールは逃すものの、前半3分5−0と先制します。
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[須田選手] |
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[細川選手] |
Bチームのオーダーは、一列浅田、渡邊、佐々木和樹、そしてLOスコット・ファーディと、Aで実績のある選手が連なる中、LO小原一志に3列吉田竜二、緑川剛倫、須田康夫、加えてハーフ団にSH細川諭、SO井上益基也とルーキーがそろい踏み。さらに試合でCTBに入っているのを見るのは初の起用か、赤井、菅野の両センターに、バック3には森山、八重樫、藤原誠と、これまた実績のあるメンバーが並び、何とも頼もしく、展開が楽しみな布陣。PRリザーブに高橋拓也と下山を配置して挑むSWBは、帝京メンバーからボールをもぎ取っては突進していきます。前半10分には相手陣ラックから早い球出しでSH細川、SO井上からCTBゲームキャプテンの菅野に渡るや、相手ラインの裏に出てゴールライン手前まで大きくゲイン。ショートラックから、最後はSH細川がサイドをついてのルーキートライ。SO井上のゴールも決まり、12−0とリードを広げました。
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危なげない試合運びに、追加点の期待が高まるスタジアム。しかし、SW連続攻撃から、最後にパスがつながらず、ややじりじりと焦りが見える頃、帝京に攻め込まれたペナルティから、モール攻撃を再三浴びます。何度か耐えるものの、前半25分、ディフェンスのほころびを突かれて、モールでトライを奪われ12−7。追い上げを許してのハーフタイムとなりました。
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迎えた後半のキックオフ、機先を制すアタックを期待したいところでしたが、ハイパントをお見合いしたボールが転々とインゴールへ。慌てて追うもうまく押さえられないところに、この機を逃さんと猛然と駆け込んできた相手に押さえられ、何とももったいない逆転トライを許します。後半1分12−14。
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インゴールに集まり、建て直しをはかるSWB。菅野キャプテンの指示が響き渡る場面に、まずは逆転トライを、と期待するスタンドのファン。その思いに応えるかのように、LOスコットが、CTB赤井が相手ディフェンスを振り切ってゲイン。続くFL緑川、LO小原に、攻守の要のNo.8須田が続き、まとまりを取り戻したSWフォーワードにたじろぐ帝京。相手スクラムにもプレッシャーをかけるSWBは、こぼれたボールをSH細川がうまく拾って、HO渡邊につなぎトライ。井上の難しいゴールも決まり、後半5分に19−14と再逆転しました。
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[渡邉選手] |
[吉田選手] |
ここからは一進一退、お互いの反則もあって決め手を欠く時間帯が続きますが、後半27分、優位を保つFWが相手ゴール前まで押し込むと、ラックからつないだボールを、最後はFL吉田が飛び込み嬉しいルーキートライ。26−14。
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これで完全にペースを握ったSWBは、フォワード、バックスと一体となった攻撃から、33分にWTB森山 |
[森山選手]
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[スコット・ファーディ選手] |
37分にLOスコット・ファーディがトライを重ね、終わってみれば36−14。 |
地元サポーターの前でデビューしたルーキーと、ゲームを引っ張った先輩の力が融合し、しっかりと層の厚さを見せつけたBマッチとなりました。
次のプレシーズンマッチは、1週おいて6月6日(日) イーハトーブリーグ公式戦は、11:00キックオフ、SWBが北上矢巾ブレイズラガーと対戦します。 |
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