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2020.09.08  
『黄金の國、いわて。』Presentsともだちマッチ ヤマハ発動機ジュビロ戦の試合結果・試合内容・ゲームコメント
 
1. 日時  9月5日(土)11:00キックオフ
2. 場所 釜石鵜住居復興スタジアム
3. 試合結果

FW: 1.杣澤 2.伊藤(大) 3.束田 4.山田 5.美 6.王野 7.ヘンウッド 8.中野
BK: 9.南 10.中村 11.吹越 12.伊藤(優) 13.ファンデンヴォルト 14.下山 15.小野
Re:16.芳野 2.吉田 17.高橋(拓) 1.延田 18.鈴木 4.高橋(聡) 5.畠山 19.佐々木(拓) 8.河野 6.木村 20.上田 21.前川 9.金子 22.村井 10.福士 12.菅原 11.関東 11.佐々木(絃) 14.加賀 23.氏家 13.片岡 15.滝沢

4. 試合内容
2020年9月7日(土)、『黄金の國、いわて。』Presentsともだちマッチが釜石鵜住居復興スタジアムで行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のための休止期間後、ラグビーのトップチームによる試合は国内初。東日本大震災以降、定期戦のように交流してきたヤマハ発動機ジュビロ(以下ヤマハ)を招き、霧雨の中、ヤマハのキックオフで試合が始まりました。

序盤は一進一退。ヤマハの力強い縦への突破を食い止める釜石のディフェンス。釜石はターンオーバーから展開を試みるもヤマハは自陣22メートルラインを越えさせません。前半20分、ヤマハは釜石陣22メートルラインで再三ワイドに展開、釜石はいったんボールを奪いクリアしますがカウンターからボールを運ばれ右中間にトライ。ゴールも決まり0-7と先制点を奪われました。ヤマハは前半33分にゴール前のラインアウトから中央にトライ。前半38分にもラインアウトからの縦への突破、連続攻撃で左隅にトライ。それぞれゴールも決まり0-21で前半を終了しました。釜石はボールを保持して攻め込む時間をなかなか与えてもらえませんでした。

後半のキックオフは釜石。後半2分、佐々木(拓)のチャージからファンデンヴォルトが左隅にトライ。ゴールは決まりませんでしたが5-21として後半戦への期待が高まります。しかし、ヤマハは釜石ディフェンスの裏のスペースへ有効なキックを使うなど冷静な試合運びで釜石ゴールに迫ります。後半7分、ゴールライン際の攻防を必死のタックルで食い止める釜石でしたが右中間にトライを許すと、後半10分にもトライを奪われ5-35となります。後半24分には釜石陣ゴール前でヤマハにスクラムトライを奪われ5-42。その後も3本のトライを奪われるなど、最終スコアは5-61となりました。


後半2分、トライを決めたファンデンヴォルト選手

5. スコット・ピアースHCからのコメント
It’s been a long time between games and we promised every available player time to impress.
This decision obviously has consequences but not giving players game time would have been even more detrimental to the team development.
For one player it was his first 20 min after two years battling injury.
We showed how little preparation we had been able to have but each individual played the game in a positive manner.
too many penalties inevitably cost us field position which Yamaha used to show the power side of their game.
We will improve with games and more contact training which only began two weeks ago due to training restrictions.
These will greatly improve our situational awareness and subsequently our performance.

まずは新型コロナウイルスによる厳しい状況の中応援して下さった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
こういう状況でなかなか試合ができませんでした。試合ができてよかったと思います。
全員にチャンスを与えるつもりで選手に約束しました。久しぶりの試合のこともあり、全体として改善しなければなりません。
その中で2年間ケガに悩まされた選手も試合に出ることができました。
ペナルティが多く、フィールドポジションが取れず、強いヤマハの勢いを止めることができませんでした。
厳しい状況が続く中でも選手が前向きにポジティブなラグビーみせてくれたと思います。
これから試合が続いて行きますが改善すべきところを修正し、次戦に繋げたいと思います。
今年も応援よろしくお願いします。


6. 小野航大キャプテンからのコメント
まず初めに、新型コロナウイルスによる厳しい状況の中、釜石まで来て頂いたヤマハ発動機ジュビロの皆様、大会運営スタッフの皆様、会場に足を運んで頂いたファン、サポーターの皆様本当にありがとうございました。
ゲームの内容は満足いくものではありませんでしたが、この時期にゲームが出来たこと、若い選手がトップリーグのレベルを肌で感じることが出来たことはチームにとって収穫だったと思います。
ミス、ペナルティが多く反省の多いゲームとなりましたが、次のゲームまでの期間でしっかりと修正し、成長した姿をお見せできるようチーム一丸となって努力していきたいと思います。
今後とも応援の程よろしくお願いします。


7. 中野裕太キャプテンからのコメント
悪天候の中、沢山の方に試合会場に来ていただきありがとうございました。
コロナウイルスの影響により、自粛や制限のある中での練習が続き、長い間難しい期間がありましたが、またラグビーが出来る事をとても嬉しく思うと共に、当たり前である事に感謝しながら迎えた試合でした。
試合は、終始ペナルティやミスが続きスクラムでもプレッシャーを受けた事により、とても難しい試合となりました。それが多くの失点に繋がってしまったと思います。
これからシーズンに向けて、しっかりと修正していきながら、今年の目標達成に向けて、チームをしっかりと作っていきたいと思います。
今シーズンも沢山の熱いご声援、よろしくお願いします!


8. 山田龍之介FWリーダーからのコメント
たくさんの応援ありがとうございました。
また、試合の運営に関わってくださった全ての方々、何より遠路はるばるこの試合のために釜石に来てくださったヤマハのみなさんに感謝します。
僕たちだけでなく、日本のラグビー再開にとって大きな一歩となったこの試合では、やはり試合をすることで多くのことを学べると実感しました。
特にトップリーグで戦うヤマハさんとは、チームとしての意志統一の点で大きな差を感じました。
ここを一歩目とし、にぎわいの戻ったスタジアムでよりよいプレーをお見せできるように、練習に励みたいと思います。


9. 南篤志BKリーダーからのコメント
いつも沢山の応援ありがとうございます。
困難な状況の中、試合する事が出来たことは感謝しかありません。試合開催に向けてご尽力頂きました関係者、ヤマハさん、ファンの皆様に改めて感謝致します。
試合としては、プレーの精度の差が結果に繋がってしまったと感じる内容でした。
個人としても、チームとしても今回出た課題を修正し、良い結果を皆様にお届け出来るよう1日1日を大事に目の前の試合を全力で取り組んでいきたいと思いますので、変わらぬご声援の程宜しくお願い致します。


10. ヘルダス・ファンデンヴォルト選手からのコメント
It was good to play the first game of the year especially against a good side like Yamaha.
I think we were good in the first half , just gave away too many unnecessary penalties.
We struggled to get momentum with the little ball that we had especially in the wet conditions
Second half was frustrating as well, we couldn’t make positive hits on defense and that gave Yamaha good front foot ball which is even more difficult to defend.
Even though it’s our first game in a while there is still a lot of positives to take out from the game and myself and the team will need to work hard to improve before the next one.

今年初の試合を強いヤマハ相手に、チームにとっては良い経験になったと思います。
立ち上がりからよかったものの、ペナルティが多くなかなか勢いもつかみ取れず前半終わってしましました。
後半はディフェンスが崩れてしまい、ヤマハに勢いを与えてしまいしました。でもこういう状況の中で、試合が出来たことはよかったと思います。
これから課題をしっかりと修正し、次に繋げられるように取り組んでいきます。
これからも応援よろしくお願いします。


11. 伊藤大輝選手からのコメント
応援して頂いたサポーターの皆様並びに大会を運営して頂いた関係者の方々、大変有難うございました。
釜石シーウェイブスとしては、今年初の対外試合ということで、細かいコミニュケーションミスで連携が上手くいかず、自分たちが準備してきた事が出来ませんでした。
又、個人としてはセットプレーにフォーカスして試合に臨みましたが、セットプレーでのミスが多く課題が残る試合になりました。
反省や課題を修正し、チームのレベルアップ又、個人としては、セットプレー向上を目標に日々の練習に全力で取り組んで参ります。
今後とも温かい応援の程、宜しくお願い致します。


12. 芳野寛選手からのコメント
お疲れ様です。この状況の中試合できたのは大変嬉しく思います。
釜石での試合は初めてでしてとてもいい経験になりました。
まだまだ練習しないといけない所が明確になりとくにセットプレーをもっと修正し精度を上げていきたいと思います。
応援ありがとうございました。


13. 福士周太選手からのコメント
約2年ぶりの試合、本当に楽しかったです。
この状況下でラグビー出来るのも、自分がまたこうしてグラウンドに立てるのも、全て周りでサポートしてくれる皆様のおかげだと思います。ファンの皆様、職場の皆様、スタッフ、チームメイトへの感謝を忘れずにプレーしていきます!

 
 
 
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