日野レッドドルフィンズ戦における危険なプレーに対する追加的処分のお知らせ
1月23日(日)に開催された「NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2」第2節 日野レッドドルフィンズ戦において、サム・ヘンウッド選手の危険なプレーに対し、レッドカードが提示されました。また、同試合のサイティングコミッショナーより、チャールズ・マシュー選手の危険なプレーに対する報告がありました。これらの事象について、ジャパンラグビー リーグワン2022シーズン公式戦実施要項第34条ならびに、日本ラグビーフットボール協会「不正なプレーに対する制裁に関する規程」に基づき、下記のとおり処分が決定しましたので、お知らせいたします。また、当事案に対するGM桜庭吉彦のコメントもお知らせいたします。
競技規則・規律違反内容と処分
該当選手:サム・ヘンウッド
違反:World Rugby競技に関する規程 第17条 付属文書1 9.13
処分:NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2 4試合の出場停止(第3節、第4節、第5節 、第6節)
処分対象の行為:NTTジャパンラグビー リーグワン2022 D2 第2節 後半17分
相手選手に対して、当該選手は右肩で直接激しく、頸部(肩の線より上)にコンタクトをした
該当選手:チャールズ・マシュー
違反:World Rugby競技に関する規程 第17条 付属文書1 9.12
処分:NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2 2試合の出場停止(第3節、第4節)
処分対象の行為:NTTジャパンラグビー リーグワン2022 D2 第2節 前半8分
右の掌底部で相手選手の左頬から首の辺りに殴打した
GM桜庭吉彦
当クラブ所属の2選手がジャパンラグビー リーグワン第2節において、それぞれレッドカードと後日、サイティングの裁定をうけましたが、一昨日、選手へのヒアリング後に決定した処分として、サム・ヘンウッド選手については4試合の出場停止、チャールズ・マシュー選手については2試合の出場停止となり、非常に重大な事案であったと認識、反省しております。
まず、今回の事案において対戦相手としてご迷惑をお掛けした当該選手、日野レッドドルフィンズに関わる皆様、そしてリーグと加盟するクラブの皆様にも、お詫び申し上げます。また、日本ラグビーの発展のために2022年に新たに発足した「ジャパンラグビー リーグワン」に期待をしていただいていたファンのみなさまにも重ねてお詫び申し上げます。
ラグビー憲章が掲げる相手そしてルールを“尊重”する点について、クラブとして再認識し競技の安全・安心を最優先としたプレーにあらためて努めて参ります。当クラブとしては、日々、全選手にフェアプレー精神を説き、コーチング、ミーティング等を実施してまいりましたが、今回発生した事案を受けて選手の再教育を徹底致します。
今回、このような事案となりましたが、釜石シーウェイブスRFCはリーグワン理念の達成に向けて貢献していく所存でございます。あらめまして、この度は多大なご迷惑をお掛けしましたこと、お詫び申し上げます。
【参考】
ジャパンラグビー リーグワン2022シーズン公式戦実施要項
日本ラグビーフットボール協会「不正なプレーに対する制裁に関する規程」