NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 D2 第1節/豊田自動織機シャトルズ愛知戦
試合 | NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン2 第1節 |
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対戦相手 | 豊田自動織機シャトルズ愛知 |
対戦日時 | 2023年12月10日(日) 13:05 キックオフ / 11:00 開場 |
競技場 | 釜石鵜住居復興スタジアム(岩手県釜石市) |
イベント情報 | NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 D2 第1節<開幕戦> 特設ページ |
ジャージ | 赤(1stジャージ) |
チケット |
・オンライン先行販売中 |
放送 | J SPORTS 2 12:50〜15:30 J SPORTSオンデマンド 12:50〜16:00 IBC岩手放送 13:00〜15:00 |
アプリ観戦 | SpoLive(テキスト速報) *ギフティング機能の「スーパー応援」をご利用いただいた方全員に、当日出場選手のSpoLiveコレクションカードをプレゼントします。 アプリのダウンロードはこちら iOS用 / Android用 テキスト速報は、シーウェイブス公式Twitterでも配信されます。 |
アクセス | 無料巡回シャトルバス:試合当日は、釜石駅、市内要所、スタジアムをシャトルバスが巡回します。時刻表・発着場所はこちら 公共交通機関:三陸鉄道リアス線(鵜住居駅から徒歩7分)、路線バス(「鵜住居駅」または「寺前」バス停から徒歩7分) 駐車場:スタジアムの東側駐車場(海側)、周辺の臨時駐車場をご利用ください。 |
チームテント |
・チームマスコット「フライキー」のグリーティング ・メンバー表、選手紹介ミニブックリーフレットの配布 ・ファンクラブの新規登録および更新の受付 ・ファンクラブ会員証への来場スタンプ押印 |
7-52LOSE | ||||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
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0 | 1 | T | 3 | 5 |
0 | 1 | G | 2 | 4 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
0 | 7 | 小計 | 19 | 33 |
メンバー
- Starting
- 山田 裕介
- 伊藤 大輝
- フリン・イェーツ
- ハミッシュ・ダルゼル
- ベンジャミン・ニーニー
- 石垣 航平
- 武者 大輔
- サム・ヘンウッド
- 南 篤志
- 中村 良真
- ヘンリー ジェイミー
- トンガ モセセ
- 村田 オスカロイド
- 小野 航大[キャプテン]
- 吉川 遼
- Reserves
- 16王野 尚希
- 17稲田 壮一郎
- 18及川 智孔
- 19山田 龍之介
- 20セタ・コロイタマナ
- 21東海林 拓実
- 22片岡 将
- 23河野 良太
マッチレポート
3シーズン目を迎えた「NTTジャパンラグビー リーグワン」。2023-24シーズンの幕開けは、3シーズン目にしてついに、ホストである釜石鵜住居復興スタジアムで迎えることになりました。試合当日の天候は曇り、気温は13℃、風は時折やや強い風が吹くものの、ほぼ穏やかな中での試合となりました。チームスローガン「CHAIN」を掲げ、8月6日のチームのスタート以来数えること127日。ついに迎えた大切な開幕ホストゲームに、キャプテン・小野 航大選手(WTB)は、ロッカーでチームに「開幕戦、ここに立てる23人、しっかりプライドを持って戦おう」と声をかけ、チームを鼓舞。スターティングの15人は、集まった1,245人の観客の声援を背に受け、ピッチに登場いたしました。
13時05分、豊田自動織機シャトルズ愛知(以下、シャトルズ)のキックオフでスタートした試合、序盤はシーウェイブスが中盤のエリアで、今シーズン重要な強化ポイントとして取り組んできたディフェンスでしっかり相手を止めつつ、時折ターンオーバーして相手ボールを奪取する機会もあり、プレシーズン取り組んできた「コリジョン」で負けない闘いを見せます。しかし、徐々に、ペナルティ等で後退する場面が続き、前半13分、シーウェイブスのペナルティから、シャトルズに素早い仕掛けからのトライを許してしまいます。
その後は暫く拮抗した展開が続きますが、前半8つも積み上がったペナルティも相まって、なかなか狙った攻撃の連携が確立できません。30分、サム・ヘンウッド選手(No8)の体を張ったトライセービングも虚しく追加トライを許し、続けて35分、ラインアウトからのトライで、前半19−0で折り返します。ハーフタイム、小野キャプテンは、ロッカーで、改めてディフェンスの意識付けとボールをしっかり持ち込むことを意識する言葉を掛けチームは後半に臨みました。
シーウェイブスのキックオフとなった後半の序盤、やはり今シーズン強化されたスクラムも2度目のペナルティを相手から奪う成長を見せますが、それも虚しく、6分に追加トライを許してしまいます。
続けて18分には、ラインアウトのミスから繋がれ、5つ目のトライを許しますが、19分、交替で入ったばかりのセタ・コロイタマナ選手(No8)のゲインから、大外でパスを受けた小野選手のキックをキャッチして吉川 遼選手(FB)が待望のチーム初トライを取ります。
しかし、本試合の中での得点シーンはここだけでした。この後、24分にトライを許し、続けて33分、40分にそれぞれ追加得点を許しノーサイド。最終スコアは、52-7で、シーウェイブスにとっては、ほろ苦い開幕戦となってしまいました。
次節・第2節は、大阪に飛び、レッドハリケーンズ大阪のホストゲームで第2戦目となります。中5日のハードな日程での連戦となりますが、選手一同、この開幕戦の課題をしっかりと見直し、次節の必勝を誓い、いざ、西へ。次戦への舳先を向けてまいります。
引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。
マッチレビュー
須田 康夫ヘッドコーチ
本日は、たくさんのサポーターの方にお越し頂いたホストマッチ・オープニングマッチになったと思います。とても感謝しております。
そして、そのような中でプレーできた選手たちを誇りに思っています。最後まで諦めず戦った選手たちにも敬意を評したいと思います。また、素晴らしいラグビーを見せた豊田自動織機シャトルズ愛知さんに対し、まずはおめでとうございます、と申し上げたいと思います。
そんな中で我々日本製鉄釜石シーウェイブスは、今年は、セットプレーに重きをおいて強化してきました。今日の試合は、昨シーズンのように、序盤にゲームを決められるような展開ではなく、比較的粘れるような、戦えるようなチームになってきたと感じています。
一方で、その中で、我慢する部分や落ち着く部分など、新しい課題が出てきた一戦だったと思いますし、そういう部分で更に良くなる道筋も見えたゲームだったと思います。
次週に向けて、主にマインドセットの部分になりますが、規律やアタックで落ち着く部分等少し見直してもっと良くなるように務めたいと思います。
小野 航大キャプテン
本日はありがとうございました。
2023-24シーズン開幕のオープニングマッチ、なんとか勝利でスタートしたかったんですが、豊田自動織機シャトルズ愛知さんのプレッシャーに点差の付いたゲームになってしまったと感じています。
前半、いい形で我慢できて、自分たちの時間帯も有りましたが、細かいエラーなど、自分たちのブレイクダウンを相手に崩されてしまうことで、ターンオーバーが多かったので、そこは、修正したいポイントです。
ただ一方で、選手みんな、身体を当てた感覚では、やれるなという感覚も持てました。ここは、こだわってきた「フィジカルバトル」=コリジョンに、自信を持って、次のゲームにも臨みたいと思っています。
来週は、しっかり勝つ姿を見せられるように頑張ります。
スポットライト
吉川 遼 選手
本日の試合を終えて、まずご自身の感想は?
今日は、取り切れるところで取り切れなくて、相手に得点されてしまったような展開で、自分たちで首を絞めた印象でした。
吉川さんから見て、全体的にチームの仕上がりはどうでしたか?
チームのやりたいことはできていると思います。今日、トライを取ったところも、相手をしっかり崩してからのトライだったので、やれることをやれれば、しっかりトライは取れると思います。なので、ボールキープとか、小さいことをちゃんと遂行することが大事だと思いました。
相手チームの印象はどうでしたか?
スタンドオフの選手のキックが、率直に鬱陶しいと感じました。また、フォワードも大きかったので、フォワードで前に出られて、バックフィールドカバーも大変だったという印象でした。
ご自身のプレーの中で、今日これは決まった!と思ったものはなにかありましたか?
今日は少なかったですね。(苦笑)今日はあまりやれてなかったので、あるとすれば、トライするときに、ボールを取ろうとして取らずに(取ろうとして取っていたらノックオンしたと思います)、少し手を引いてボールを受けたことでトライが取れた、というところです。
次戦は、レッドハリケーンズ大阪戦、試合に向けて一言お願いします。
今日の反省を活かして、ペナルティ少なく、キックカウンターでボールを下げないことを目標に、絶対勝てる試合なので絶対に勝ちに行きます。引き続き応援よろしくお願いします。
フォトギャラリー
Photo by 西条佳泰 / 株式会社Grafica