NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 D2 第2節/グリーンロケッツ東葛戦
試合 | NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 ディビジョン2 第2節 <HOST> |
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試合名 | 「黄金の國、いわて。」Presents 日本製鉄釜石シーウェイブス vs グリーンロケッツ東葛 |
対戦相手 | グリーンロケッツ東葛 |
対戦日時 | 2024年12月28日(土) 13:00キックオフ/11:00開場(ファンクラブ会員10:45開場) |
競技場 | 釜石鵜住居復興スタジアム(岩手県釜石市) |
イベント情報 | NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 D2 第2節<ホストゲーム開幕戦> 特設ページ |
チケット |
・オンラインでの前売券販売中(試合前日まで) |
放送 | J SPORTS 1 19:30〜22:30 J SPORTSオンデマンド 12:50〜15:30 |
チームテント |
・メンバー表、選手紹介ミニブックリーフレットの配布 ・レプリカジャージ、チームタオルの販売 ・ファンクラブ会員証への来場スタンプ押印 ・ファンクラブのご案内 |
アプリ観戦 | SpoLive(テキスト速報) *ギフティング機能の「スーパー応援」をご利用いただいた方全員に、当日出場選手のSpoLiveコレクションカードをプレゼント! |
17-59LOSE | ||||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
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2 | 0 | T | 5 | 4 |
2 | 0 | G | 3 | 4 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
1 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
17 | 0 | 小計 | 31 | 28 |
メンバー
- Starting
- 山田 裕介
- 伊藤 大輝
- 野口 大貴
- 畠澤 諭
- タタナ ダラス
- ベンジャミン・ニーニー
- 河野 良太
- サム・ヘンウッド
- 村上 陽平[キャプテン]
- ミッチェル・ハント
- ヘンリー ジェイミー
- ヘルダス・ファンデルヴォルト
- トンガ モセセ
- 阿部 竜二
- 高居 海靖
- Reserves
- 16王野 尚希
- 17稲田 壮一郎
- 18上田 聖
- 19山田 龍之介
- 20石垣 航平
- 21南 篤志
- 22落 和史
- 23畠中 豪士
マッチレポート
2024年12月28日(土)、前節から1週間の準備で迎えた第2節は、『黄金の國、いわて』Presentsと題し、日本製鉄釜石シーウェイブスのホストゲーム開幕戦として、厳寒の釜石鵜住居復興スタジアムでの開催となりました。相手は、昨シーズン ディビジョン2 の2位だったグリーンロケッツ東葛(以下、「GR東葛」)との一戦です。
地元・釜石での暮れの試合。この試合の開催に際し、頭をよぎるのは昨シーズンの3月3日の同カードのゲーム。降雪と気温によりピッチが凍結し試合中止となったのは、記憶に新しいところです。
今回の対戦に際しても、事前にピッチコンディションの凍結が確認されていたところ、関係各所のご尽力を得てピッチコンディションの回復が図られ、最終的にジェットヒーター10基の敷設によって夜を徹してピッチに温風を当てることにより凍結を解消するという作業が行われました。結果、当日はピッチの凍結は何とか解消され、試合自体の開催が無事行われることになりました。
“ラグビーができる”こと。
厳冬期の釜石では、ここからがまず、ホスト開幕戦のスタートとなりました。
当日の天候は時折小雪がちらつくものの晴天、気温は5度ではありますが、風速4メートルという強い風が寒さを感じさせる、厳冬期の北国の気候の中でのゲームとなりました。
前節の惜敗から1週間。
何としてもホスト開幕戦で勝ちたいシーウェイブス、ここまでのシーズンを追いかけている1,255名が集った釜石鵜住居復興スタジアムも、前節の悔しさを晴らしたい想いのファンの方々が多数集まり、ホスト開幕への期待の高まる試合となりました。
13時、GR東葛のキックでゲームがスタート。
試合開始直後、シーウェイブスの蹴り返しから、GR東葛の攻撃が続きますが、シーウェイブスは、一人ひとりがしっかりタックルに入り、簡単に前に進ませないディフェンスを見せます。シーウェイブスの理想的なディフェンスを受け、GR東葛はフィジカルで効果的に前進できないと見るやいなや、キックでの前進に切り替えます。そして、シーウェイブス陣22メートルに入ってきますが、ここでもディフェンスが機能し、簡単に前進させません。
前半4分、一度陣を挽回するチャンスを得たシーウェイブスですが、折からの強風が災いし、惜しくもキックがタッチを割らず、GR東葛がまたしても22メートル内でチャンスを得ます。そして、GR東葛ボールのラインアウトから、ラックサイドを連続で突いてそのままトライ。先制点はGR東葛となりました。キックも決まり、0-7とされ試合が動き出します。
直後の前半7分、短いキックで大きな前進を図るシーウェイブスは、サム・ヘンウッド選手(No8)が良い飛び出しで、ボールを確保したGR東葛のプレイヤーを押さえ、ターンオーバーか!?と思われる好プレーを見せ、慌てたGR東葛のスローフォワードを誘います。
GR東葛陣の22メートル付近で得たスクラムではGR東葛のコラプシングの反則を得ることにも成功し、ミッチェル・ハント選手(SO)がショット(ペナルティゴールキック)を選択。しかし、ここではゴールが外れ、惜しくも得点チャンスをモノにできない展開となります。
前半11分、GR東葛は再びキックで前進、さらに左に展開し、シーウェイブスの外側のディフェンスが綻んだ瞬間を見逃さずにディフェンスを突破。ゴール前で何とか止めたシーウェイブスですが、ここでタックルオフサイドの反則でキャプテン・村上 陽平選手(SH)にシンビン(イエローカード)が提示され10分間の退出となり、前節に続けて、14人でプレーする時間を強いられることになります。
そして、ゴール前でのGR東葛ボールのラインアウトからモールを押し込まれ、前半13分、GR東葛に追加のトライを許してしまいます。キックも決まって、0-14とされます。
続けてのキックオフからは、ハーフウェイライン付近での攻防となりますが、前半18分、GR東葛のパス展開に、ヘルダス・ファンデルヴォルト選手(CTB)が飛び出しインターセプト!そのまま一人で走り切り、反撃のトライ!さらに難しい角度からハント選手のコンバージョンゴールも決まり、7−14とします。
しかし、この試合では、中盤エリアでの反則で自陣に戻される展開がしばしば見られ、序盤のいいディフェンスの流れが前半20分ほどからは見られなくなってしまいました。そして、前半21分、GR東葛がミスパスでルーズボールになっても、シーウェイブスはディフェンスでの圧力を与えられず、このルーズボールをそのまま拾ったGR東葛 キーガン・ファリア選手(FB)が、シーウェイブスディフェンスを破り難なくトライ。キックも決まり、7-21と差を広げられてしまいます。
さらに勢いに乗るGR東葛は前半23分、シーウェイブス陣22メートル付近から、巧みなパスダミーでシーウェイブスのディフェンスラインを突破し、そのまま抜けて追加トライ。ゴールは外れ、7-26となります。
前半だけで4トライを先行される展開、苦しい流れの中でシーウェイブスにも待望のチャンスが巡ってきます。前半27分、シーウェイブス陣10メートル付近からハント選手がキック、このボールにトンガ モセセ選手(CTB)が走り込みボールを確保、さらにサイドに走り込んだ村上選手がパスを受けてそのまま左隅にトライ!
劇的な繋ぎでのトライ獲得は流れを取り戻すいいタイミングになりました。
左隅からのハント選手のコンバージョンゴールも決まり、14−26、12点差に迫ります。
さらに、続くキックオフからしっかり相手に圧力を掛け、前半30分、GR東葛のゴール前でのラインアウトへ。ゴール前でのラインアウトからモールを押し込み、展開したところから、ファンデルヴォルト選手がディフェンスのギャップを突き、さらにバックフリップパスで浮かせたところに走り込んだトンガ選手がトライ!劇的な展開!!!!!
・・・・かに思われましたが、TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)のチェックにより、フォワードパスと判断され、ここは残念ながらノートライ。
しかし、再度ゴール前でのラインアウトからのリスタートとなり、シーウェイブスは再びGR東葛陣ゴール前に迫り、前半35分、GR東葛のペナルティをゴール正面で得ます。
シーウェイブスは確実に点数を加算したいところ、ここはハント選手がしっかり決めて17−26とします。
9点差まで迫る展開、ここは流れを維持して前半を終えたいところですが、前半37分、またしても、中盤エリアでオーバー・ザ・トップの反則を取られてしまいます。ここから、GR東葛は改めてラックサイドを二度三度攻めた上で、外のプレイヤーを走らせトライを加算、キックは今シーズンからスタートしたショットクロック(キックの時間制限)を超えてしまい失敗となりましたが、17−31と差を広げ、ここで前半終了となりました。
前半5トライを先行されるシーウェイブス、14点差で折り返しとなりました。
前半のスタッツでは、スクラムは勝っているものの、ペナルティが5(GR東葛は3)と中盤エリアでのペナルティで自陣に後退させられ、流れを渡してしまっている展開が続いています。これをどう後半修正できるかが、この試合の後半の焦点でした。
シーウェイブス、ハント選手のキックオフでリスタートした後半。
風下でキックが戻される場面が早々に見受けられる中、後半2分、ハーフウェイライン付近でのスクラムで、シーウェイブス側のコラプシングの反則を取られてしまい、またしても、GR東葛ボールのラインアウトを与えてしまいます。
しかし、今シーズンのシーウェイブス、やはりディフェンスは昨シーズンより我慢強くなりました。後半4分、ゴール前でのラインアウトから、ゴールラインまで迫られますが、ここはしっかりトライセービングし、得点させません。また、中盤エリアでもしっかり相手を止める場面が多々あり、個々のディフェンスが機能していることが伺えます。
しかしながら、GR東葛の思い通りの攻撃の中でのミスを、何とか守り切るシーンとなるようなシーウェイブス、攻守ともに自分たちの思い通りのテンポに持っていくことができません。
さらに後半13分、ペナルティを重ねてゴール前に迫られると大外のプレイヤーに回されて追加トライを許してしまいます。キックも決まり、17−38となります。
続けてのキックオフからもGR東葛のロケットは止まりません。
逆にシーウェイブスは、ここまで鋭さを見せていたタックルが高くなり、GR東葛の前進を許してしまう展開になります。
後半17分、ハーフウェイライン付近から、GR東葛陣10メートル付近でのビルドアップ、11フェーズを使って、テンポを出しながらシーウェイブスらしいライン攻撃を見せ、GR東葛のペナルティを得て、22メートル付近でのラインアウトを得ます。
しかし、このラインアウトをGR東葛に確保され、大きくシーウェイブスゴール前までの前進を許してしまい、そのまま繋がれて追加トライを許してしまいます。キックも決まり、17−45とさらに差を広げられてしまいます。
更に続けてキックオフから、シーウェイブスは22メートル付近でのチャンスか、と思われますが、パスが繋がらず、逆にルーズボールになったところをGR東葛がボールを確保、揃っていないシーウェイブスのディフェンスを振り切りさらにトライを追加、と思われましたが、TMOにより、ルーズボールになったところでのノックオンが有ったため、ノートライの判定となりました。
ここで勢いを取り戻したいシーウェイブスは、GR東葛陣22メートル付近でのスクラムから前進しますが、続くプレーでノックオンとなり、チャンスを活かせない状況がなおも続きます。
後半25分、シーウェイブスのペナルティから、GR東葛がゴール前ラインアウトからモールを押し込み展開、さらにペナルティを続けてしまうシーウェイブスに、GR東葛は勢いづき、ゴール前でのディフェンスをものともせずトライを追加、キックも決まり、17-52とされてしまいます。
ここまで、シーウェイブスは後半、より勢いづくGR東葛の攻撃を「受ける」シーンが目立つようになり、圧力で圧倒したい「Wave Rugby」を体現できない状況が見受けられるようなりました。
更に後半31分、シーウェイブス陣ゴール前5メートルライン付近でのシーウェイブスのペナルティから、ゴール前ラインアウトのモールを押し込まれそのままトライ。
キックも決まって、17−59とされてしまいます。
続くキックオフから、シーウェイブスはGR東葛オフサイドのペナルティで、GR東葛陣ゴール前5メートル付近でのチャンスを得ます。後半36分、ここでスクラムを選択したシーウェイブス、展開して攻めますがなかなかスコアまでたどり着けません。
後半37分、再びGR東葛のペナルティからのゴール前ラインアウト。
モールを押し込み展開、ラックサイドを攻め、ヘンウッド選手が手を伸ばしてトライに迫りますが、少し届かずノックオンとなってしまい、ここで試合終了となりました。
後半は無得点で封じられてしまう、手痛い2敗目となってしまいました。
ゲームスタッツで振り返ると、ペナルティが前半の5から後半はさらに増えて7となり、合計12の反則でチャンスをGR東葛に与えてしまった、ということは大きな損失でした。
特に、ハーフウェイライン付近での、攻撃のビルドアップのタイミングでのペナルティによるチャンス喪失は、GR東葛を特に勢いづかせてしまったと思われます。
また、2試合続けて14人でのプレー時間が生じてしまったという規律に関する課題は、今後解決しなければならない大きな課題でしょう。
せっかくいいディフェンスの流れやアタックのテンポが生まれそうな場面で、与えなくてもいいチャンスを与え、自らのチャンスを潰してしまうということも見受けられた本ゲームは、2024年最後の試合として、残り12戦あるシーズンに向けて、良い洗礼だったと思われます。
こういった中でも、勝っていけるチームになるために、流れを得るためにどうするのか?
自分たちのやりたいラグビーの姿をもう一度、チーム内でフィードバックしながら、次節に臨んでいく必要があるのだろうと思います。
ただ、年末年始を経て、2025年の残り12試合に向けてチームは切り替えて準備を進めています。第3節、ビジターで迎える清水建設江東ブルーシャークス(以下「江東BS」)戦から、改めてシーウェイブスの今シーズンのスタイルをお見せできるように頑張りますので
一層の応援をよろしくお願い致します。
マッチレビュー
須田 康夫ヘッドコーチ
本日の試合の総評をお願いします。
開幕戦敗れてから一週間、準備してきたんですが、前半風上で自分たちの優位性を活かせず、自分たちのリズムに持っていけないところがあって、後半も風下の中でしっかりゲームコントロールできなかったところが、今日の敗因かなと思います。
ただ、選手たちは、チョップタックルやファイトするところは、非常にフィジカリティーなチームであるGR東葛さんに対して、十分やれたかなとポジティブに捉えています。
次は江東BS戦に向けて、バイウィークを挟みますが、一つ一つ、自分たちの成長にフォーカスしてトレーニングしていきたいと思います。本日はありがとうございました。
今節、前節のような良い展開を作ることができなかった要因はどのようなところにあると思いますか。
ホストゲームの中で、この風をうまく扱えないというのはわれわれとしては難しい部分ではあるのですが、上空の風が強過ぎてキックがオーバーしてしまったり、横風でコントロールできなかったりといったところが多いかなと思います。
キックを主体にエリアを取るというのは狙いとしてあったんですが、それができないときに本来やるべきことがあるんですが、それを実行する意識を持っておかなければいけないのでそこが出せればもっと良かったかなと思います。
もちろん、ペナルティが多かったこともキックでエリアを取れなかったことにつながっていると思っています。
スクラムでもコラプシングを取られるなど、なかなか優位に持ち込めなかったと思いますが、このあたりはどう捉えていますか?
スクラム負けたら試合には勝てない、という面もあると思うので、組み方の部分も修正しないといけないと思っています。
次の試合まで2週間ありますが、どのようなマインドで準備していきたいですか?
自信を持ってやれた部分はしっかり見極めて、だめだったところを修正する、というところだと思います。基本的にタックルのところだと思います。
2戦を終えて良かった点、課題点を教えてください。
良かった点は、非常に今年取り組んできた部分がいい形で出せているところは感じています。キックチェイスで相手の時間を奪うところは、非常に良い影響を与えていると思います。
そこから、ディフェンスのところもスローダウンさせられているところはいいところだと思います。修正しなければならないところは、コンタクトエリアのところだと思います。
後半0点に抑えられたと思いますが、具体的にどの点を改善したいか教えてください。
キックによるエリアの獲得が難しかったので、そこを新しい形を見出して準備していきたいと思います。具体的な技術的な話は控えますが、新しいプランはあるので、それを遂行できるようにしっかり準備していきたいと思います。
キャプテン 村上 陽平 選手
本日の試合の総評をお願いします。
GR東葛さんがフィジカルの強さで当ててくると分かっていた状態で1週間準備してきましたが、須田HCからあった通り、チョップタックルをしっかり入れた部分も有りながら、全体的に引いてしまった、受けてしまったところの印象が強くて、そこでゲインライン取られて、不用意なオフサイドなどラック周辺のペナルティが増えてしまい、このようなスコアになったと思います。その規律、ディシプリンのところは、修正していかないと試合にならないので、私自身もシンビンになってしまいましたが、率先して継続して改善していきたいところと思います。
攻めてながらペナルティが続く場面が有りましたが、その要因はどういうところにあったと思いますか?
多かったのはノットロールアウェイで、タックラーが、ブレイクダウンからロールアウェイできてなかったところがありました。意識のところでRTA(リターン・トゥ・アクション)の意識がおざなりになっていた気がします。また、ディフェンスは受けてしまっていたので、ディフェンスラインを下げられている中で、しっかり(ラインの後ろまで)下がりきれなかったこともペナルティが多かった要因と思います。
陣地を取れなくて、守勢に回ることが多かった中で、どんな言葉を掛けていましたか?
全部後手後手に回っていたので、自分たちからアクションを起こそうと声掛けをしました。しかし、ちゃんと修正しきれなかったかなという感じです。
失点について、前節(九州KV戦)の前半のように淡白に少し連続で点数を奪われてしまう部分で、点差が開いてしまう形になったと思いますが、どういったところが要因だと思いますか?
攻めているときのイージーミスもですが、集中力や気持ちが切れないようにと声を掛けています。しかし、結果的に集中力が切れてしまっていたり、気持ちが切れてしまっているところが、失点につながっていることや、ペナルティを継続して犯してしまっているところに繋がっていると思います。
釜石のファンの皆さんに、いまどんなメッセージをお伝えしたいですか?
次はしっかり規律を守って、いい試合をしたいと思うので、ぜひ次もスタジアムに応援に来て頂けると嬉しいです、とお伝えしたいです。