NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 D2 第12節/清水建設江東ブルーシャークス戦
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試合 | NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 ディビジョン2 第12節<HOST> |
対戦相手 | 清水建設江東ブルーシャークス |
対戦日時 | 2025年4月20日(日) 12:00キックオフ/10:00開場(ファンクラブ会員9:45開場) |
競技場 | ウエスタンデジタルスタジアムきたかみ(岩手県北上市) |
ジャージ | 赤(1st) |
チケット |
・オンラインでの前売券(試合前日まで) |
放送 | J SPORTSオンデマンド J SPORTS 1 17:00〜19:30 |
チームテント |
・メンバー表の配布 ・オフィシャルグッズ販売 ・ファンクラブ会員証への来場スタンプの押印〜特典のお渡し ・ファンクラブのご案内 ・大船渡市山林火災支援の募金箱設置 |
アプリ観戦 | SpoLive(テキスト速報) *ギフティング機能の「スーパー応援」をご利用いただいた方全員に、当日出場選手のSpoLiveコレクションカードをプレゼント! |
駐車場 | 第1駐車場(680台)、第3駐車場(390台) |
シャトルバス |
[往路] 北上駅東口発(8:30、9:15、10:00、11:00) [復路] スタジアム 第1駐車場発(14:00、15:00、16:00) *所要時間15分/乗車無料 |
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24-34LOSE | ![]() |
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前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
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2 | 1 | T | 2 | 2 |
2 | 1 | G | 2 | 2 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
1 | 0 | PG | 0 | 2 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
17 | 7 | 小計 | 14 | 20 |
メンバー
- Starting
- 山田 裕介
- 伊藤 大輝
- 野口 大貴
- 畠澤 諭
- ハミッシュ・ダルゼル
- ベンジャミン・ニーニー
- 河野 良太
- ミューラー・ウェイス
- 村上 陽平 [キャプテン]
- ミッチェル・ハント
- 阿部 竜二
- ヘルダス・ファンデルヴォルト
- 村田 オスカロイド
- 川上 剛右
- 落 和史
- Reserves
- 16王野 尚希
- 17松山 青
- 18髙橋 璃玖
- 19山田 龍之介
- 20石垣 航平
- 21南 篤志
- 22トンガ モセセ
- 23片岡 将
マッチレポート
2025年4月20日(日)、試合会場の岩手県北上市の桜も最盛期を迎え、この試合は春爛漫の満開の桜に彩られる中での開催となりました。2024−25シーズンもレギュラーシーズンは残すところあと3試合となった第12節、相手は1月に勝利した清水建設江東ブルーシャークス(以下、「江東BS」)です。
前節までで4連敗を喫し、D2/D3入替戦圏内を脱したいシーウェイブスは、2勝9敗の8位、対する江東BSはここまで4勝7敗の5位。巻き返しに向けて、いよいよ落とせない試合となります。試合当日の天候はやや小雨がぱらつく曇り空、気温は15度、風は風速1メートルの、穏やかなコンディションでの試合となりました。
12時00分、シーウェイブス ミッチェル・ハント選手(SO)のキックオフでゲームがスタート。
キックオフ早々、積極的にプレッシャーを掛けていくシーウェイブスは、前節同様素早くボールを回しつつ、身体を当ててポゼッションを得るスタイルで攻撃を仕掛けていきます。そして前半2分、江東BSが自陣ゴール前から大きく蹴ったボールを江東BS陣10メートルライン付近で得たシーウェイブスは、カウンターアタックを仕掛けます。ハント選手がランで抜け、大きく左にパスを放ると、ここにフォローした河野 良太選手(FL)が冷静に外に繋ぎ、走り込んだヘルダス・ファンデルヴォルト選手(CTB)が鮮やかに抜けそのまま左隅にトライ!この日が誕生日のファンデルヴォルト選手は、節目の30歳の記念となるバースデートライとなりました。難しい角度のキックをハント選手(SO)が決め、シーウェイブスが7-0としての試合の立ち上がりとなりました。
前節に続き、今節も先取点からいい形でスタートしたシーウェイブスですが、続く江東BSのキックオフから、前半4分、シーウェイブス陣中盤での江東BSボールのラインアウトから展開され、外のディフェンスにギャップが生まれたところを突破されてしまい、こちらもトライライン左隅にトライを決められてしまいます。キックも決められ、7−7に追いつかれてしまい、“得点後すぐの失点”を喫してしまいます。
続くキックオフで再度流れを取り戻したいシーウェイブス。前半7分、中盤エリアからテンポよくボールを回し、落 和史選手(FB)が相手ディフェンスの後ろにキックを転がすと、そこに走り込んだ川上 剛右選手(WTB)が足にかけてさらに転がし、あと一歩でトライ!という場面を演出します。
惜しくも相手ディフェンスに脱出されてしまいますが、前半9分、続くゴール前でのシーウェイブスボールでのラインアウトからのプレーで、ゴール正面で江東BSがラックでボールを離さなかったノットロールアウェイの反則を犯し、ここでシーウェイブスはショット(ペナルティゴール)を選択。ハント選手がしっかり決めてスコアを10−7とし、再びシーウェイブスがリードします。
優位にリードした展開をつくるためには、あと1トライ、2トライ引き離していきたいシーウェイブスは、続くキックオフからも江東BS陣に攻め込み、前半12分にも良いテンポでゴール前に迫りますが、あと一歩届かず得点することができません。
逆に、江東BSもシーウェイブスのミスを見逃さずにゴール前に迫りますが、ここではシーウェイブスのディフェンスのプレッシャーが生き、パスの乱れや連携ミスを生ませ、得点に結びつかせません。
試合が再び動いたのは、前半17分。
ハーフウェイライン付近からの江東BSの高いキックに対し、シーウェイブス陣10メートルライン付近でボール争奪戦となり、ルーズボールにいち早く反応した阿部 竜二選手(WTB)がボールを確保。サイドに走り込んだキャプテン・村上 陽平選手(SH)がこのボールを受けると激走!さらにその左サイドからフォローした村田オスカロイド選手(CTB)がディフェンスをかわしてトライライン左隅に飛び込んでのトライ!またしても難しい左隅からの角度ですが、ハント選手のキックも決まり、17−7と差を広げることに成功します。
その後江東BSに攻め込まれる場面が続くものの、江東BSのミスにも助けられ、シーウェイブスは徐々に江東BS陣内の中盤エリア付近で攻撃する場面が続いていきます。
この時間帯、攻めきれずにターンオーバーされる場面も見受けられ、シーウェイブスの攻撃に対して、特にブレイクダウンでしばしば江東BSからの強いプレッシャーを受けている場面が続いていました。
そんな中、前半32分、シーウェイブス陣中盤エリアで江東BSのノックフォワードからボールを得たシーウェイブスは、右隅に立つ川上選手にパスを繋ぎ、川上選手が大きくキックすると、このキックがフィフティ・トゥウェンティトゥ(50:22)のビッグプレーとなり、一気に江東BS陣22メートルライン付近でのシーウェイブスボールでのラインアウトとなります。このチャンスを活かしたいところでしたが、続くラインアウトが合わず、敢え無く江東BSにボールを渡してしまいます。ここからも中盤エリアでシーウェイブスが攻撃する場面が依然として多いものの、決定機を掴めず、一方で、江東BS側も攻めきれずにハンドリングエラーなどでボールを失う場面が目立ち、双方に拮抗したシーンが続きました。
前半もまもなく終わりを迎えようとした38分、江東BS陣中盤エリアでのシーウェイブスボールのスクラムで、江東BSの強いプレッシャーを受け、痛恨のコラプシングの反則を取られてしまいます。タッチキックで前進した江東BSは、続くラインアウトからのプレーで、江東BS リマ・ソポアンガ選手(SO)がラックサイドのディフェンスが空いている隙を見逃さずにそのまま突破、シーウェイブスのディフェンスが間に合わず、そのままトライ。キックも決められ17−14とされたところで、前半終了となりました。
決定的に差を感じるシーンは無かったものの、シーウェイブスはチャンスの場面でペナルティ等でボールを失う場面が多く、前半のペナルティはシーウェイブスが5、江東BSが僅か1と、規律の部分で苦労していたことが伺えます。
また、ブレイクダウンでプレッシャーを受けていたことを物語るように、ターンオーバーはシーウェイブスが0回に対して、江東BSは2回と、攻撃の決定的な優位性を見出だせていない中での攻め方をどうするか。こういったところが、後半の展開を占うポイントになってきそうです。相手もハンドリングエラーでシーウェイブスのディフェンスのプレッシャーをしっかり感じているので、アグレッシブに攻め、1点でも多く取って勝つ。それがシーウェイブスに求められる後半の展開でした。
江東BSのキックでリスタートした後半も序盤はシーウェイブスが優勢に攻め込み、前半終盤同様、江東BS陣中盤エリアでのプレーが続きます。しかし、前半に比べてシーウェイブスにハンドリングエラーが増え、効果的な攻撃の場面で江東BS側にボールを渡してしまうことが続いてしまいます。また、ペナルティをもらった場面でもタッチに蹴り出せないキックが続き、攻撃の組み立てが難しい場面が続きました。
一方の江東BSも攻め手を欠き、両者変わらず拮抗し、展開がやや膠着状態になっていた後半9分、この展開を先に動かしたのは江東BSでした。ハーフウェイラインからの江東BS・金築 達也選手(SH)のボックスキック(高いパントキック)の処理にシーウェイブスのディフェンスがもたついている中、いち早くフォローに来たのは江東BSの選手達。こぼれたルーズボールを拾えるプレイヤーが4名もおり、ディフェンスが揃っていないシーウェイブスに対する攻勢を一気に強めます。そのままトライに結び付けられ、キックも決められて17−21と、一転して4点リードされての展開となります。
流れを持っていかれたくないシーウェイブス、続くキックオフからも中盤エリアでしっかり攻撃を組み立てて、江東BS陣側での攻防の時間が続いていきます。
すると後半17分、シーウェイブスは、しっかりとパスを繋ぎながら前進して江東BS陣22メートルラインからスコアリングエリアに入り込み、ラックからパスを受けたハミッシュ・ダルゼル選手(LO)、ファンデルヴォルト選手が大きくゴールに迫ると、このラックからボールを持った村上選手がそのままトライラインに飛び込み、再逆転となるトライを獲得!さらにハント選手のキックも決まり24−21と再び3点差のリードを奪い返し、試合はいよいよ後半の最終盤に向かいます。
ここからの20分、少しのプレーのディテールが大きく展開に影響するところで、後半21分、シーウェイブスは自陣22メートルライン付近でのノックフォワードから、江東BSボールのスクラムでさらにペナルティを重ねてしまいます。
ここで江東BSはショットを選択。このキックを決められ、24-24と同点とされてしまいます。
さらに、続くキックオフから、後半24分に、シーウェイブスがスクラムで犯してしまったコラプシングのペナルティを皮切りに江東BSに攻め込まれ、ここからシーウェイブスは自陣でのディフェンスの時間帯が増えていきます。そして自陣でのディフェンスを重ねる中でオフサイドのペナルティで江東BSにアドバンテージを渡してしまいます。
後半31分、ゴール前でのラインアウトからモールを押し込まれ、一気にゴール前に迫られると、シーウェイブスのディフェンスはまたしてもオフサイドで江東BSにアドバンテージを渡してしまい、インゴールにボールを転がされ、これを押さえられて、再度逆転のトライを許してしまいます。キックも決められ、24−31とされてしまいます。
再度同点・逆転チャンスを得たいシーウェイブスは、後半34分、江東BS陣中盤エリアから展開しますが、ノックフォワードから、江東BSボールのスクラムでアーリープッシュ(レフリーのコール前にスクラムを押してしまう反則)を犯してしまい、敵陣での攻撃の機会を失うと、江東BSは逆に速攻を仕掛け、一気にシーウェイブス陣中盤エリアに陣地を戻してきます。何とか堪えたいシーウェイブスですが、ペナルティを連発して江東BSの攻勢を抑えることができず、実に9フェーズの猛攻を受け、次第にディフェンスラインがトライラインに迫ります。そして後半37分、トライラインまで2メートルとなったところで、痛恨のオフサイドのペナルティを取られてしまい、江東BSは、勝利を決定的なものにするショットを選択しこれを決め、スコアは24−34と10点差に広がります。
残り時間3分。攻めて攻めて得点を返したいシーウェイブスですが、キックオフのボールを再獲得したもののノックフォワードしてしまい、またしてもチャンスを相手に渡してしまいます。しかし何とか、続く江東BSボールのスクラムから再びシーウェイブスのフォワード陣が猛攻でターンオーバー。ここで江東BSのオフサイドのペナルティで、時間的にもシーウェイブスにとっての最後のチャンスを獲得します!
ここで、シーウェイブスはショットを選択し、7点差以内での敗戦で付く、ボーナスポイントの勝ち点1を取りにいくべく、ハント選手のキックに望みを託します。しかし、このキックは無情にもゴールに届かず、このボールを江東BSに蹴り出され、試合終了となりました。
勝敗を分けたこの“10点差”はどこに有ったのか。
この試合、スクラムやラインアウト等のセットプレーはさほど大きな差は無く、むしろラインアウトは、江東BS側の失敗が9となるほど優位な部分もありました。ただ、ペナルティ数は、江東BSの3に対してシーウェイブスは10。しかも、シーウェイブスは、1つのペナルティから次のペナルティを重ねてしまうという悪い流れが起きていました。
ディフェンスの一人ひとりの立ち位置、出足の意識付け等ディテールに一層拘っていくことでまだまだ改善する余地もあると思います。そういった細部への拘りを持ってここからの試合に臨んでいければ、本来発揮できる力を出せるのではないか、と思います。
残念ながら、この試合の敗戦と他会場の試合結果から、2024−25シーズンのD2/D3入替戦への進出が確定し、シーウェイブスは残りのシーズンで4試合を戦っていくことになります。
3シーズンに渡って、3度、進出するD2/D3の入替戦ですが、今シーズンは、これまでよりも一層熾烈だったディビジョン2を闘ってきたシーウェイブスです。入替戦においてはこの熾烈なD2の闘いを糧に、必ず勝って残留したいと思っております。
そして、まずは次節・大阪でのレッドハリケーンズ大阪(以下、「RH大阪」)戦に向けて、1戦必勝を期して準備を進めてまいりたいと思います。
次節は5月2日、大阪・ヨドコウ桜スタジアムでのナイトゲームとなります。RH大阪には、前回対戦で勝利しており、しっかり連勝して最終節のホストゲームにつなげたいと思いますので、引き続き熱い応援を何卒よろしくお願い致します。
マッチレビュー
須田 康夫ヘッドコーチ
本日の試合の総評をお願いします。
久々の北上開催ということで、シーウェイブスとしては非常に光栄なことと思い試合に挑みました。何とか勝利をお届けしたかったのですが、前半は良い入りで、途中中だるみが有ったもののいい内容のゲームをしていたと思います。
後半も良いフィジカルファイトはしてくれていたと思いますが、ボールを敵陣でタッチにしっかり出すとか、ハイボールのキャッチ等、狙われた部分もあったと思いますが、しっかり対応して修正することができず、後半逆転されてしまいました。
そういった小さな部分のところを突かれてしまったゲームだったと思います。
とはいえ、フォーカスしてきた我々のラグビー、フィジカルとしては通用していましたし、圧倒できていたところもあると思うので、敗戦については“勝負の綾”というところも、今回の学びとして次につなげていきたいと思っております。
キックを使って陣地を取っていこうという狙いが見えたと思いましたが、試合前の展開としてどのような狙いが有りましたか?
ゲームプランのシステムを遂行して、実行・成功させてくれたことが大きいと思います。
ラインアウトがマイボールラインアウトの獲得だけでなく、江東BS側からもスティールできていて、ここ最近の中で獲得率が一番だったんじゃないかと思いますが、あの辺りは狙い通りにいったということでしょうか。
はい、しっかり自分たちのラインアウトを修正して、できたことが良かったかなと思います。
残り2試合に向けて、どのように闘っていきたいですか?
今回の敗戦は非常に厳しくて、入替戦も視野に入れなければならない状況になっていると思いますが、負けて負けて挑む、というのではなく、我々のラグビーをしっかりベストを突き詰めて、挑むということのほうがしっかりチームの勢いを持って闘えると思います。
ここ数試合は失点数が多くなってしまっていると思いますが、ここに対しての課題感はどう感じてますでしょうか。
失点数が多く見えると思いますが、得点を取りきる場面でしっかりと取り切れていないことが課題だと思っています。ボールを奪われているところなので、そこで奪われずに取り切れれば、スコアが逆転するゲームも幾つかあると思いますので、ディフェンスよりも攻撃面、特にセットピースも含めてそういうところだと思います。
キャプテン 村上 陽平 選手
本日の試合の総評をお願いします。
負けてはいけない試合だった、というのが一言で、試合のターニングポイントとなるところで、スコアできず、逆にスコアされてしまった、というのが勝敗に関わったと思います。
須田HCからも有ったとおり、フィジカルでは戦えていたとは思いますが、スコアの「され方」がよくなかった、簡単に取られすぎてしまったというところ、練習から「セットプレーから3フェーズをコンプリートしよう(3フェーズまでしっかり止める)」、と声を掛けていたものの、そこがやりきれなかったのが、痛い部分だったと思います。
そこはリーダーとしてコントロールしきれなかった、ディシプリンやアタックのコントロールなど、至らない部分があったことは、チームに対して申し訳ないと思っています。
ただ、負けてしまった、という結果は仕方ないので、次の試合絶対勝てるように、また改めていい準備をして、次回に向けてやっていきたいと思います。
大事な部分でスコアできなかったところについて、どの部分で一番感じましたか。
前半17−7でリードしていた場面で、相手もハンドリングエラーなどでノックフォワードをしていたので、チャンスも有ったと思いますが、こちらも同様にチャンスをエラーで終えてしまったことがもったいなかったと思います。結果的に、前半最後、絶対にスコアされてはいけないところでスコアされて終わってしまっているというのが繋がっていると思うので、自分たちの時間を作れているときはいいラグビーしていると思いますので、そこでどれだけスコアを重ねられるかというところ、そこを詰める必要があるところ、みんなで同じ画を見ることが大事だと思います。
逆転に成功してからの残り20分についての進め方についてどんな言葉を話しましたか。
前半ディフェンスでファイトできて自分たちの流れを作れていたので、まずはディフェンスから流れを作るんだ、というところと、敵陣で闘う必要があるところはチームとしてのマインドとして持っているところなので、敵陣入ってアタックしようと声をかけていました。
しかしながら、なかなか敵陣に入ることができず、自陣に釘付けになり、不要なペナルティを犯してスコアされてしまった、という流れは、やってはいけなかった、スコアされてはいけなかった、ということを感じます。
前半はテンポの良いプレーとか、良いプレッシャーもうまくいって、自分たちのいい流れを作れていたと思いますが、前節で仰っていた、セットアップの速さを推して、ワークレート上げていきたい、というところは改善・修正された部分どのように捉えていますか。
遂行できている部分は有りましたが、やっぱりやり続けなければ勝てない、と思うので、中だるみが有ったことを起こしてはいけないと思います。常に自分たちが、マインドセットをしっかり持って(=Stay Onして)、中だるみ起こさせないために、いらないハンドリングエラーなどは無くしていきたいと思います。セットアップは早くなったと思います。
残り2試合のモチベーション、どのようなところを意識して切り替えていきたいか、チームを立て直していきたいと考えておられるでしょうか?
今日の敗戦、かなりショッキングだったんですが、まずはしっかり受け止めて、どこが行けなかったのか、良かったところはどう伸ばしていけば良いのか、しっかり自分たちにフォーカスして自分たちの時間が作れればいいラグビーしていると思いますので、あとはいかに結果に拘れるか、そこは全員でいい準備していきたいと思います。
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