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2025プレシーズンマッチ 第3戦/清水建設江東ブルーシャークス戦

試合情報投稿日:2025.11.4

試合 2025プレシーズンマッチ 第3戦
対戦相手 清水建設江東ブルーシャークス
対戦日時 2025年11月22日(土) 14:30 キックオフ
競技場 江東区夢の島競技場(東京都江東区)
ジャージ ライトグレー(トレーニング用)
参加対象・観戦費用 参加対象:どなたでも参加可
観戦費用:SPシート(Self Pricing seat)
お客様自身で1円以上の費用を自由に決めてお支払いいただきます。
お支払いは、当日試合終了後に会場にてお支払いをお願いいたします。
江東BSイベントページ
放送 YouTube ラグビーのまち釜石チャンネル
バブリックビューイング プレシーズンマッチPV開催のお知らせ(シープラザ釜石)
31-21LOSE
前半 後半 前半 後半
2 3 T 2 1
1 2 G 2 1
0 0 PT 0 0
0 0 DG 0 0
0 0 PG 0 0
12 19 小計 14 7

メンバー

Starting
松山 青 [24]
西林 勇登 [26]
トロイ・ハレット
山田 龍之介 [36]
畠澤 諭 [38]
アンガス・フレッチャー [39]
河野 良太【ゲームキャプテン】
サム・ヘンウッド [21]
村上 陽平 [18]
落 和史 [23]
小野 航大 [11]
ヘルダス・ファンデルヴォルト [53]
村田 オスカロイド [77]
川上 剛右 [60]
高居 海靖 [12]
Reserves
16王野 尚希 [51]
17青柳 魁 [17]
18上田 聖 [37]
19鈴木 雄海 [31]
22高橋 泰地 [19]
23南 篤志 [9]
24畠中 豪士[13]
25吉川 遼 [46]
26阿部 竜二

マッチレポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26の開幕戦まで約3週間という時期に差し掛かってきました。日本製鉄釜石シーウェイブス(以下、釜石SW)はプレシーズンマッチ5試合目。その対戦相手は12月13日の開幕戦でも勝利を争う清水建設江東ブルーシャークス(以下、江東BS)です。

昨シーズンも同じディビジョン2で戦った両チームは2試合を戦って1勝1敗。しかも、2試合のスコアが24-34、35-24という互角の戦いを演じました。その両チームが新シーズン開幕戦の前哨戦、どのような戦いを見せるのか、大きな注目が集まりました。

この試合、釜石SWは今シーズン新加入のPRトロイ・ハレット選手がプレシーズンマッチ初出場。また、江東BSのFBには昨シーズンまで釜石SWに在籍していたキャメロン・ベイリー選手がスタメンに名を連ねました。

好天の中、江東BSのキックオフで試合がスタート。レシーブに回った釜石SWはいきなりノックオンを犯してしまい江東BSボールのスクラムとなりますが、がっちり組み合ったスクラムからの展開でターンオーバーするとキックでエリアを大きく回復させます。
前半4分、ノット・ロールアウェイのペナルティを犯した釜石SWでしたが、相手のミスでピンチを脱すると一気に反撃に出ます。相手陣内5m付近でのラインアウトをLO山田龍之介選手がしっかりとキャッチするとバックスの選手も加わったモールアタックで一気に前進しトライ!立ち上がりに幸先よく先制点を挙げ、7-0とリードしました。

スコアが動いた後、釜石SWは自陣でのプレーを強いられますが、いいディフェンスを継続。集中力を保ちながら粘り強いディフェンスで対応してピンチの芽を摘みます。前半17分には自陣5m付近でラインアウトを与えますが、江東BSのモールアタックを止めると、最後はトライエリアで体を張ってのディフェンスでグラウンディングを阻止。トライラインドロップアウトでの再開となり、ピンチを脱します。
しかし、前半21分、自陣からクイックリスタートを仕掛けた江東BSに対し、ややディフェンスが後手に回ってしまった釜石SW。中央から大きくゲインを許すと、最後は左サイドに展開され、同点トライを奪われます。ここまで非常に我慢強いディフェンスを見せていた釜石SWでしたが、一瞬のスキを突かれてしまいます。

7-7と同点に追いつかれた釜石SWですが、前半25分、ミドルゾーンでのラインアウトを成功させると、FLアンガス・フレッチャー選手が中央をブレイク。最後はSH村上陽平選手がトライし、14-7とすぐさまリードを取り戻します。
直後には江東BSにスクラムを起点にした展開で一気にトライライン目前までボールを運ばれますが、ここはPR松山青選手がブレイクダウンでの気迫のディフェンス。相手のペナルティを誘い失点を阻止するビッグプレーでチームを救いました。しかし、この一連のプレーでPRトロイ・ハレット選手が負傷し、交代を余儀なくされます。
その後、試合は一進一退の展開となります。ボールポゼッションは江東BSがやや優位に立ちますが、釜石SWは試合序盤から継続したハードかつ的確なディフェンスで相手に自由なプレーを許しません。キックで牽制し合う中、両チームともミスをせず、均衡は保たれたままでしたが、最終盤で江東BSが厚みのあるアタックを展開。釜石SWも必死のディフェンスで何度か防ぎましたが、最後は江東BSがトライエリアでグラウンディング。コンバージョンキックは外れ、14-12のスコアで後半を迎えることになりました。

後半も立ち上がりから釜石SWは攻守に集中力を維持し、前に出るディフェンスからテンポのいいアタックを仕掛けます。後半7分には右から中央、左に展開し、WTB小野航大選手がタッチライン際で抜け出しそうになりますが、直前のプレーでスローフォワードを取られて惜しいチャンスを逃します。それでも後半10分には敵陣深くからのラインアウトを獲得。ラインアウトモールは止められますが、鋭く中央へ展開すると、後半から途中出場のCTB畠中豪士選手がポール下にトライ。CTB畠中豪士選手は後半開始直後、自陣でのビッグタックルも成功させており、釜石SWに勢いをもたらすような活躍を見せます。後半も先手を取ったのは釜石SW。スコアは21-12となりました。

その後、9点のビハインドとなった江東BSが繰り出すアタックに対し、前半同様に良いディフェンスで押し返す釜石SW。ボールをキープされ、自陣深くに侵入されても規律を維持しながら我慢強く守り続けます。後半18分には前半に続き、ピンチの場面でPR松山選手がスティールを成功させます。しかし、後半23分、釜石SWは自陣でペナルティを与えると、ラインアウトからトライを許して失点。江東BSに5点を返されて、21-19に迫られます。
さらに釜石SWはラインアウトからペナルティを犯し、リズムを失います。途中出場のFL髙橋泰地選手が粘りのディフェンスを見せて一度はピンチを脱しますが、勢いづいた江東BSのアタックはさらに続きます。縦への鋭さを見せながら、キックパスでの打開も見せるなど、さまざまな形で仕掛けられますが、釜石SWもなんとか我慢を続けます。しかし、後半29分、精度の高いキックパスを左サイドに通され、ついにその守備網をこじ開けられます。コンバージョンキックは決まらなかったものの、スコアは21-24となり、この試合初めて江東BSにリードを奪われます。
さらに後半32分、釜石SWは相手陣内でターンオーバーを許すと、ハイパントレシーブに強烈なタックルを見舞われてボールを失います。カウンターから大きく左へ展開し前進する江東BSの勢いを止めることができず、一気にトライエリアに到達され失点してしまいます。

連続トライを奪われ、スコアは21-31。反撃を見せたい釜石SWですが、なかなかマイボールを継続できず、自陣に押し込まれる展開が続きます。それでもPR青柳魁選手のディフェンスからペナルティを奪うと、相手陣内で22m付近でのラインアウトを獲得。久しぶりのチャンスを迎えますが、攻め切ることができません。さらに後半42分にもラインアウトから抜け出しかけますが、ノックフォワードでチャンスを生かし切れません。後半45分、ランニングタイム40分を回ったところで試合終了のホイッスル。内容的にも拮抗した好ゲームとなりましたが、釜石SWはわずかに及ばず、リーグ開幕戦を戦う江東BS相手に敗戦となりました。

試合を通じてペナルティを多く与えてしまった点は課題として残りましたが、試合開始から終盤まで集中力を維持して前に出続けたディフェンスは確かな収穫として残った試合となりました。1週間後の11月29日(土)13時からはプレシーズンマッチ最終戦となるクリタウォーターガッシュ昭島戦に臨み、その後はいよいよ新シーズンの開幕を迎えます。さらなるブラッシュアップを続ける釜石SWにご注目ください。

コメント

村上陽平選手

ディフェンスで、いい我慢が出来ている時間帯があったので、そこは凄くポジティブな部分だったと思います。しかし、1回失点すると後半の最後のように立て続けに得点されてしまう部分が、昨シーズンもあったところです。コネクトが切れてしまうところや、気持ちが切れてしまう部分が今日の試合でもあったので、シーズン開幕に向けて修正していかなければいけないポイントだと思いました。
今日、自分たちが何を修正すべきかは明確になったと思うので、開幕戦に向けてあと1試合ありますし、そこでしっかり自分たちがやりたいことをグラウンドで体現したいです。

■前半25分のトライについて
ラックを作りに行く場面でしたが、たまたま抜けていい感じにサポートしてアンガスが自分の声にリアクションをして、いいパスを放ってくれました。

■ファンの皆さんへ
いつも夢の島で試合をする時は、沢山の釜石コールが本当に選手たちの力になっているので、とてもありがたいです。何とか今シーズンこそいい結果を出せるように、選手みんなで頑張っていますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします。

トウタイ・ケフ ヘッドコーチ

良い点はたくさんありましたが、結果としては敗戦。非常に残念なものとなってしまいました。とはいえ、次の試合はもっと良くなるはずです。ポジティブな面も多く、ラインアウトは特に良かったです。モールは、相手の前進を3、4回止めることができました。ディフェンスでは本当によい場面が何度もありました。ただアタックする時間が短かったです。ポゼッションを維持し、遂行力を高める必要があります。マイナスの要素よりプラスの要素のほうが多かった試合だと思っています。結果は残念でしたが、この結果は初戦で挽回します。12月13日、選手たちは、皆さんに誇りに思ってもらえるプレーを見せてくれると確信しています。ぜひ応援に来てください。

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