NTTジャパンラグビー リーグワン2022 D2 順位決定戦 第3節/日野レッドドルフィンズ戦
試合 | NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2 順位決定戦 第3節【HOST】 |
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対戦相手 | 日野レッドドルフィンズ |
対戦日時 | 2022年5月8日(日)12:00 KO(10:30 開場) |
競技場 | 釜石鵜住居復興スタジアム(岩手県) |
ジャージ | 白(2ndジャージ) |
イベント情報 | 順位決定戦釜石2連戦特設ページ |
チケット |
・ファンクラブ先行販売 4/15 12:00〜 ・チケットラグビー、チケットぴあ、SAKURA CLUB先行販売 4/20 10:00〜 ・一般販売 4/22 10:00〜 ・窓口販売 4/23 10:00〜(釜石情報交流センター) ・会場での当日券販売 10:00〜 詳細は、チケット情報ページ をご覧ください。 |
放送 | J SPORTS 1 22:25〜24:55 J SPORTSオンデマンド ライブ配信 IBC岩手放送 00:50〜02:44 |
アプリ観戦 | SpoLive(テキスト速報) *ギフティング機能の「スーパー応援」をご利用いただいた方全員に、最初にトライした選手のサイン入り画像(前節までと同じ選手だった場合は別選手)をプレゼント。スーパー応援で集まったお金は、トンガでの災害支援の募金として寄付します。 アプリのダウンロードはこちら iOS用 / Android用 テキスト速報は、釜石SW公式Twitterでも配信されます。 |
チームテント | 【PRAY FOR TONGA チャリティーTシャツ販売】 価格:税込3,000円 サイズ:M,L,XL,3L,4L,5L(合計200枚限定) *原価および諸経費を除く全ての収益(1枚あたり約1,500円)を寄付 *在庫がなくなり次第、販売終了 トンガ王国へのチャリティー活動のお知らせ 【グッズ販売】 レプリカジャージ(サイズ:M,L,XL,4L)税込10,780円 / 4L 税込11,880円 *枚数に限りがございます 【応援シート配布】 「REVIVE」と大漁旗のイラストが両面に描かれた応援用シート。チャンスの時、ピンチの時、得点時など、シートを掲げて選手たちへの応援をお願いいたします。 【その他】 ・トンガ支援の募金箱設置 ・ファンクラブ新規登録、更新等の受付 |
22-19WIN | ||||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
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2 | 1 | T | 1 | 2 |
1 | 1 | G | 0 | 2 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
0 | 1 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
12 | 10 | 小計 | 5 | 14 |
メンバー
- Starting
- 高橋 拓也
- 伊藤 大輝
- モーガン・ミッチェル
- 山田 龍之介
- ソンゲタ・トマシ
- 王野 尚希
- 木村 優太
- 上田 宥人
- 村上 陽平
- ブレット・キャメロン
- 加賀 亮太郎
- ヘルダス・ファンデルヴォルト
- 小野 航大[キャプテン]
- 吹越 大清
- キャメロン・ベイリー
マッチレポート
2022年5月8日(日)、ジャパンラグビーリーグワン2022ディビジョン2順位決定戦、日野レッドドルフィンズ(以下、日野)戦が釜石鵜住居復興スタジアムで開催されました。4位から6位までの可能性を残す釜石の最終戦は、熱い一戦となりました。
釜石のキックオフで試合開始。立ち上がり釜石が日野陣でテンポ良くアタックをしかけますが日野はしっかりディフェンスをして22mラインを越えさせません。広島戦では負けていたスクラムで日野からコラプシングのペナルティを獲得するとキャメロンのキックで日野陣深くに入って攻撃の良い形をつくるなど釜石が優勢に試合を進めます。すると前半12分、日野は自陣トライライン付近でノックオンの反則。釜石に先制のチャンスが訪れると、マイボールスクラムから村上がショートサイドの加賀にパス。これを加賀が左隅に飛び込んでトライ!釜石が最初のチャンスをものにして5-0とリードします。一方、日野も釜石陣でペナルティを得るとラインアウトからトライを狙いにきますがインゴールでキャメロンを中心にディフェンスが頑張りトライさせません。日野の攻撃に耐える時間が続きますが日野はハンドリングエラーやスクラムでのペナルティで流れを引き寄せられません。逆に釜石はキックで日野陣深くに入るとトライライン目前でペナルティを獲得。ゴール正面でPGを狙いやすい場面でしたがスクラムで優位に立てていることからスクラムを選択。この場面から得点は奪えませんでしたが日野にプレッシャーをかけます。その後も釜石は得点こそ奪えませんがテンポ良い攻撃で得点の兆しが見えました。すると前半37分、釜石は自陣でターンオーバーすると上田からベイリーにパスが渡り、ベイリーがディフェンスをひきつけて大きくゲインしサポートしていた村上が走り切り右中間にトライ!ゴールも決まって貴重な追加点が入り12-0とリードします。しかし、前半終了間際に日野にトライを返され12-5で前半が終了しました。
後半は日野のキックオフ。風上に立った釜石は開始早々に日野からペナルティを奪うとPGを選択。得点には至りませんでしたがペナルティのプレッシャーを与えます。直後の後半4分、日野陣でサイドをついた展開からファンデルヴォルトが綺麗に抜けてサポートしていた村上につなぎ、村上が中央にトライ!ゴールも決まり19-5と後半最初の得点を奪うとともにその差を広げる理想的な展開になりました。しかし、日野もすぐさまトライを奪い返しゴールも決まって19-12と7点差に戻します。釜石は慌てず風上の利を得て効果的にキックを使い日野陣に入ると、後半17分に中央でペナルティを奪うとキャメロンがPGを決めて22-12と10点差にします。しかし日野も後半20分にペニーがこの日3本目のトライを決めるなど22-19と3点差に迫ります。残り時間20分、一進一退の攻防が続きますが、互いに攻め切れず時間が経過します。残り1分を切って釜石はボールキープで時計を進めればよいのですが最後に前に出てしまいペナルティを受けてしまいます。日野はボールをまわしてきますが、釜石は集中してタッチラインに押し出しノーサイド。本拠地での初勝利とともに勝ち点4を加えて5位が確定し、D2残留が決定しました。
この試合に勝たなければならないという追い込まれた状況でしたが、常に先手をとって攻め続けることができました。日野にプレッシャーをかけ続けることができましたし、スタジアムの歓声や拍手に多分に力をいただきました。会場全体でつかみ取った勝利でした。最後の最後にベストゲームができました。
コメント
■須田康夫ヘッドコーチ
今回も沢山のご声援ありがとうございました。今回も自分達にフォーカスして挑みました。選手達はプロセスを大事によくコミュニケーションをとって自分達から崩れることはなかったと思います。そこが勝因だったと思います。厳しいシーズンではありましたが確実に成長したシーズンだったと感じています。シーズンを通して沢山のご支援ご声援を頂きありがとうございました。
■小野航大キャプテン
毎試合、熱い応援ありがとうございました。シーズン最終戦、ホームゲームで勝利してD2残留を決めることができ非常に嬉しく思います。グランドで戦う23人だけではなく、チーム全員で最高の準備をすることができた結果だと思います。来シーズンはさらにレベルアップした釜石シーウェイブスをお見せしたいと思います。今後とも熱い応援よろしくお願いします。
■高橋拓也選手
釜石を応援してくださった皆様、熱い声援ありがとうございました。とにかく勝利を勝ち取るべく、チームとして一丸となって挑んだ試合でした。この勝利は来シーズンへと繋がり成長へと向かう経験となりました。ご支援・ご声援くださったファン、サポーター、スポンサー、関係者の方々に感謝します。来シーズン成長した釜石を見せられるよう更に努力して参りますので、引き続き熱い応援を宜しくお願いします。
■木村優太選手
はじめに、この試合を開催して下さった大会関係者の方々、運営スタッフの方々に感謝申し上げます。そして、いつも熱い応援をして頂いているサポーター、ファンの方々、本当にありがとうございます。
釜石としては絶対に負けられない試合の中、アタック、ディフェンス共に80分間通してハードワークしたことが結果に繋がったと思います。釜石の思いと、日野さんの思いがぶつかり合った試合になりましたが、観戦して頂いた方々に、少しでも勇気と感動を与えられたのであれば嬉しいです。今後も釜石シーウェイブスへの熱い応援をよろしくお願いします。
■ソンゲタトマシ選手
いつも応援をありがとうございます。釜石シーウェイブスでプレーできて光栄です。 今日の勝利は、メンバー、ノンメンバー、みんなの努力によるものです。感謝しています。
Thank you for continuing support. It’s been an honor and privilege to play for Kamaishi Seawaves. Today’s win was a collective effort of players that played and non playing members that help us prepare well for the game. Thank you
■村上陽平選手
いつも応援ありがとうございます。先週の敗戦から、一人ひとりの役割を再確認し今回の日野RD戦に臨むことができました。苦しい試合展開ではありましたが、80分間ハードワークし続け、我慢強いDFをできたことが勝利に繋がったと感じております。
本試合が今シーズンのラストゲームとなりましたが、最後に釜石のファンの皆様の前で勝利することができ、大変嬉しく思います。来シーズンも変わらぬご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
■ブレット・キャメロン選手
週末の日野戦を応援していただきありがとうございます。 チームがシーズンを締めくくり、上手くプレーしたときに何ができるかを示すのに最適な方法でした。 私たちは80分の努力を尽くし、最後まで戦いました。
勝利がゲームのプレーヤー、スタッフ、そしてすべてのサポーターにとってどれほど意味があるかを見るのは素晴らしかったです。シーズンを通してご支援いただき、誠にありがとうございました。来シーズンもシーウェイブスに興味をもってご覧いただけることを楽しみにしています。
Thank you for your support on the weekends game against Hino. It was a great way for the team to finish off the season and show what we can do when we play well. We put out a good 80 minute effort and fought till the end.
It was awesome to see how much the win meant to the players, staff and all supporters at the game.
Thank you very much for all the support throughout the whole season, I look forward to watching the Seawaves with interest next season.
■南篤志バイスキャプテン
いつも熱い応援ありがとうございます!惨敗から切替える事が難しい中ではありましたが、チームとして自分達の役割を全うする事に集中した結果、チームとして勝利を今回掴むことが出来たと思います。最終戦を鵜住居の地でファンの皆さんと勝利を共有出来、最高の締めくくりでした!
来シーズンは1つでも多く勝利を皆様にお届けし、より上のステージで戦う姿をお見せしたいと思います!今後とも変わらぬサポートを宜しくお願い致します!!今シーズン沢山の応援本当にありがとうございました!
フォトギャラリー
Photo by 西条佳泰 / 株式会社Grafica