JICA海外協力隊グローカルプログラム川松秀夫さんがクラブハウスを訪問
日頃より釜石シーウェイブスRFC(SW)を応援いただきありがとうございます。
独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)は、2022年1月より、JICA海外協力隊を開発途上国に派遣する前の研修のひとつとして、「JICA海外協力隊グローカルプログラム(※)」を開始しました。釜石市では、南アフリカ共和国に理科教師として派遣予定の川松秀夫(かわまつひでお)さんが研修を開始。川松さんは27日(木)にSWのクラブハウス、釜石市球技場を見学されました。
SWでは、JICA海外協力隊グローカルプログラムの受け入れについて意見交換を重ねて参りました。釜石市での研修期間はもちろん、赴任先での活動、帰国後の活動について、SWとラグビーがその一助になれるよう、このプログラムを継続的にサポートして参ります。
※「JICA海外協力隊グローカルプログラム」
本プログラムは、帰国後も日本国内の地域が抱える課題解決に取り組む意思を有するJICA海外協力隊が、地域の方々とともに、自治体等が実施する地方活性化や地方創生の取り組みを学び、海外での活動に活かしてもらうことを目的としています。訓練所での派遣前訓練開始前の期間(3か月間程度)に研修を行い、日本国内の地域活性化の取組みを知る事で、開発途上国での協力活動においても有益な実務経験や知見を得ることも期待されます。
川松秀夫さん 自己紹介
茨城県の高校教員を退職し、JICAグローカルプログラムで釜石市に着任して2週間が経ちました。これまでシーウェイブスを始め、市の活性化に尽力されている多くの団体や個人の方々にお会いしました。その中で、釜石には地域創生への発想豊かな優れた取り組みが数多く存在することや、私のような「よそ者」を温かく受け入れる寛容的でオープンな雰囲気があることを実感し、とても感動しています。余談にはなりますが、美味しい魚介類や釜石ラーメンによって、私の体重が2㎏急増し、こちらにも驚愕しています。
私も弱小チームでしたが高校・大学とラグビー部に所属していました。先日練習を見学させていただいた折に、私の派遣予定先である南アフリカ出身のヘルダス選手にもお会いすることができ感激しました。これらのご縁を大切にしながら、ラグビー・高校生・外国人の3つのキーワードで、釜石の活性化に少しでも貢献できればと思っています。
(参照)
【岩手県】JICAと釜石市が連携協定を締結、JICA海外協力隊グローカルプログラム開始 | 2021年度 | トピックス | JICA東北 – JICA
国際協力で地域振興・人材育成を―釜石市とJICA東北、覚書締結 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす