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いわて・かまいしラグビーメモリアルマッチ/クボタスピアーズ戦

試合情報投稿日:2020.10.10 更新日:2020.10.13

対戦相手 クボタスピアーズ
対戦日時 2020年10月10日(土)13:30 KO
競技場 釜石鵜住居復興スタジアム
12-73LOSE
前半 後半 前半 後半
0 2 T 6 5
0 1 G 5 4
0 0 PT 0 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
0 12 小計 40 33

 

●試合の詳細について
いわて・かまいしラグビーメモリアルマッチチラシ(PDFファイル/901KB) をご覧ください。
●ライブ配信について
当日は、YouTubeの「ラグビーのまち釜石」公式チャンネルで、メモリアルマッチやトークショーがオンライン配信される予定です。
ラグビーのまち釜石 〜Rugby Town KAMAISHI〜
●ファンゾーンについて
前日9日(金)より、「いわて・かまいしファンゾーン」が釜石市民ホールTETTOに設けられます。詳しくは岩手県公式サイトをご覧ください。
いわて・かまいしラグビーメモリアルイベント – 岩手県

メンバー

いわて・釜石ラグビーメモリアルマッチ/クボタスピアーズ戦先発メンバー

 

クボタスピアーズ戦メンバー表

試合内容

2020年10月10日(土)、クボタスピアーズ(以下、クボタ)を釜石鵜住居復興スタジアムに迎え、ラグビーワールドカップ釜石開催1周年イベント「いわて・かまいしラグビーメモリアルマッチ」として開催されました。SWは今シーズン3試合目、クボタは今シーズン初の対外試合となりました。

震災年の2011年7月30日、「がんばれ東北!復興祈願ラグビーDay」として親善試合やボランティア活動をしてくださいました。当時出場していた選手に現役でプレーする選手は両チームともにいませんが、その後も試合や交流を重ね、当時出場していた選手がスタッフとなり、この一戦の意味をあらたにする日となりました。

キックオフはクボタ。開始直後のペナルティで得たラインアウトから、モールでそのままトライ。主導権を握ったクボタは攻守に渡り激しいプレーでSWを圧倒します。6つのトライと5つのゴールを確実に決め、0-40で前半が終了しました。

後半最初に得点し流れを呼び込みたいSWはキックオフ後のクボタのミスをつき菅原がトライ。しかしその直後、ランスピードや強さで勝るクボタがゲームを完全に支配。SWもラインアウトのサインプレーでヘンウッドがトライ。それでも流れは引き戻せず、後半から激しくなってきた雨の中でも、クボタが5トライ4ゴールとその強さを存分に見せつける内容となりました。

SWは後半途中出場した佐々木和樹がスクラムで存在感を見せましたが、トップリーグのチームと戦うためには何が必要なのかを、クボタの戦う姿勢から学ぶ試合となりました。

Photo by 西条佳泰 / Grafica Inc.

コメント

桜庭吉彦GM
地元のチームとしてメモリアルイベントで試合ができたことを光栄に思います。
このコロナ禍においても、たくさんの方々にスタジアムに足を運んでいただき感謝いたします。試合の方は、クボタさんの接点の強さに、自分たちが描いているようなラグビーができませんでしたが、選手はノーサイドまでしっかりファイトしてくれたことを誇りに思います。
是非このイベントが来年以降も開催され、みなさんの思いが過去と未来をつなぐ機会になればと思っています。


スコット・ピアースHC
We spoke pre-game that it was important to control the gain line and to do that we needed to win the contact battles.
Kubota gave us a lesson in aggressive line speed on defense and weak shoulder attacking pressure. By doing that they controlled us defensively and offensively.
We will need to lift our intensity if we are to be competitive at this level.
Set piece was always going to be under pressure.
Line out ball was constantly forced to deliver from the front which put huge pressure on our first receiver.
The scrum platform was not solid until late in the game and a platform we never managed to build an attack from.
With few games we will need to create more intensity in our trainings to mimic these situations and increase our ability to deal with these situations.
Moving forward we have a number of new players who join the team next week and they will bring a physicality to our performance and in doing so create confidence in our younger members .
For us it’s now about quality and accuracy in what we do.
We will need to be harder on ourselves if we wish to be competitive moving into the season.

試合前、ゲインラインを制することが重要であり、それを行うにはコンタクトバトルに勝つ必要があると話しました。
クボタさんはあらゆる局面において私たちにレッスンをしてくれました。攻撃においても守備においても。このレベルで戦うためには集中力を高める必要があります。
セットピースは常にプレッシャーにさらされていました。ラインアウトにおいてもスクラムにおいても。これらの状況に対処する能力を高めるために、トレーニングを更に強化する必要があります。
来週チームに参加する新しいプレーヤーがたくさんいます。彼らは私たちのパフォーマンスにフィジカルの強さをもたらし、若い選手たちに自信を与えてくれるでしょう。
私たちにはクオリティと正確さが必要です。
シーズンに向けて競争力を高めるために、自分たち自身がハードに取り組む必要があります。


小野航大キャプテン
まず初めに、新型コロナウイルスによる厳しい状況の中、釜石まで来て頂いたクボタスピアーズの皆様、大会運営スタッフの皆様、会場に足を運んで頂いたファン、サポーターの皆様本当にありがとうございました。
ミス、ペナルティが多く、相手に支配される時間の長いゲームとなってしまいました。
チームの目指すラグビーを遂行するためにも、ミスを減らし、アタックの時間を増やさなければいけないと感じたゲームでした。
今回の反省を次のゲームまでに修正したいと思います。
雨の中、沢山の応援ありがとうございました。


中野裕太キャプテン
このコロナ禍でも多くの方々にお集りいただきありがとうございました。お越しいただいたクボタさんにも感謝いたします。いい環境の中で試合ができ、ありがとうございました。
試合に関しては、トップリーグのチームを相手に反則が多く、厳しい展開になってしまいフィジカルバトルやハンドリングでミスが目立ちました。
後半終了間際までマイボールスクラムがなかったことから、クボタさんのミスのなさを見習わなければと感じました。トップリーグのチームと肩を並べるためには、そこを目指さないといけないと思います。しっかり修正して次の試合に臨みたいと思います。


束田涼太選手
このような状況のなかで多くの観戦のもと試合ができたことにとても感謝しています。試合の開催に尽力してくださった方々や観戦にきてくださった方々、相手チームのクボタスピアーズの皆様に感謝申し上げます。
今回の試合では自分がどれだけ通用できるかchallengeしようと思い、試合に挑みました。まだまだ課題が多くあるのでシーズンに向けて準備していきたいと思います。今後も応援よろしくお願いします!


上田宥人選手
このような大変な状況の中、試合の開催に関わっていただいた関係者の皆さん、釜石まできてくださいましたクボタスピアーズさんに感謝申し上げます。いつも沢山の応援ありがとうございます。
トップリーグチームのクボタさん相手でしたが、まだ強化の段階なので、特別に対策などはせずに、自分たちの意図したことができるかに重点をおいて試合に臨みましたが、ディフェンスのプレッシャーが強く、普段の練習のようにはプレーさせてくれませんでした。その激しいプレッシャーの中でも良いプレーができるように次の試合に向けて良い準備をしていきたいと思います。


サム・ヘンウッド選手
Good to get a chance to play again. We were very rusty and it showed as our skill execution was our biggest issue. Moving forward, we can take a lot out of that game and we will be much better for it.
プレイチャンスを頂いたことに感謝します。試合としては、取りきらないといけないところで自分達のスキルの問題で取りきれなかったことが最大の問題だと思います。課題も明確ですし、しっかりと修正して次戦に繋げられるように頑張りたいです。


中村良真選手
まずは、メモリアルマッチを釜石でできたこと、そして、何よりたくさんの方々が会場に駆けつけて応援してくださったことを心より感謝申し上げます。
この試合は特別な想いで臨んだ試合でした。沢山の方々への感謝の想いを体現したいという気持ちで臨みました。会場に見に来てくださった方や、テレビやネットを通して見てくださった方々に少しでも勇気や元気を届けられていたら何よりも嬉しいです。まだまだ釜石ラグビーを盛り上げて行きたいと思いますので、今後とも応援の程宜しくお願い致します。


吹越大清選手
このコロナ禍の状況で沢山の方にご来場いただきありがとうございます。また忙しい中、会場設営に携わってくれた方々本当にありがとうございました。
試合に関しては、コミュニケーションと1vs1の場面でのフィジカルに圧倒され大差になる試合でした。ですが、個人的にもチーム的にも沢山の課題が見つかるいい試合になったので、次の試合までに修正していきます。これからも熱い応援よろしくお願いします!


佐々木和樹選手
まずはじめにサポーターのみなさま地域のみなさま応援ありがとうごさいました。自分は最後の15分だけでしたがスクラムでペナルティがとれたのがよかったです。ただ結果をみれば納得のいくものではありませんでした。自分の強みのスクラムもペナルティはとれてもそのあとに逆にとられてしまう場面もありました。これからの練習ではスクラムもふくめチームとしていろいろな課題に取り組んで強くなっていきたいです。これからもみなさまのかわらぬご声援よろしくおねがいします。


菅原祐輝選手
雨の中、沢山の応援ありがとうございました。今回は、ラグビーワールドカップ釜石開催一周年のメモリアルマッチという特別な状況下で、大勢の観客の中で試合が出来た事を光栄に思います。結果としては悔しい結果になりましたが、これが今の現状だという事をしっかりと受け止め、修正していきます。今後とも熱いご声援宜しくお願いします!