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NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 D2 第4節/豊田自動織機シャトルズ愛知戦

試合情報投稿日:2026.1.7

試合 NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 ディビジョン2 第4節 <VISITOR>
対戦相手 豊田自動織機シャトルズ愛知
対戦日時 2026年1月17日(土) 12:00キックオフ(開場 10:30)
競技場 ウェーブスタジアム刈谷(愛知県刈谷市)
ジャージ 白(2nd)
チケット TicketRUGBY / チケットぴあ
放送 J SPORTSオンデマンド
J SPORTS 3 17:00〜19:30
DAZN
イベント情報 S愛知公式ウェブサイト ゲームデープログラム
チームテント メンバー表、選手紹介ミニブック、各種チラシの配布
オフィシャルグッズの販売
ファンクラブ会員証への来場スタンプの押印〜特典のお渡し
ファンクラブのご案内
アプリ観戦 SpoLive(テキスト速報)
ギフティング機能の「スーパー応援」をご利用いただいた方全員に、当日出場選手のSpoLiveコレクションカードをプレゼント!
ブリックビューイング パブリックビューイング in 釜石PIT Supported by J SPORTS
52-54WIN
前半 後半 前半 後半
3 5 T 5 3
3 3 G 4 3
0 0 PT 0 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
21 31 小計 33 21
リーグワン公式試合記録

 

メンバー

Starting
山田 裕介
西林 勇登
トロイ・ハレット
ベンジャミン・ニーニー
畠澤 諭
アンガス・フレッチャー
河野 良太【キャプテン】
サム・ヘンウッド
村上 陽平
ミッチェル・ハント
小野 航大
ヘルダス・ファンデルヴォルト
村田 オスカロイド
川上 剛右
髙居 海靖
Reserves
16ルル・パエア
17松山 青
18髙橋 璃玖
19山田 龍之介
20石垣 航平
21阿部 竜二
22トンガ モセセ
23髙橋 泰地

マッチレポート

ジャパンラグビーリーグワン2025-26シーズン、ディビジョン2第4節が1月17日(土)、愛知県刈谷市のウェーブスタジアム刈谷で行われました。日本製鉄釜石シーウェイブス(以下、釜石SW)は、昨季ディビジョン2王者の豊田自動織機シャトルズ愛知(以下、S愛知)とのビジターゲームに臨み、試合終了間際のラストプレーで逆転に成功。54-52で勝利し、2026年初戦を白星で飾るとともに、今季2勝目を挙げました。

昨季王者を相手に、敵地での一戦。釜石SWにとっては、前節で逆転負けを喫した直後のゲームでもあり、チームの現在地と修正力が問われる重要な試合となりました。結果は、両チーム合計で100点を超える壮絶な打ち合い。クラブとしてリーグワン初となる1試合8トライ、S愛知戦勝利、最多の54得点と、“初物尽くし”の内容で、価値ある白星を手にしました。

試合はS愛知ボールでキックオフ。立ち上がりから釜石SWは、今季の強みとして積み上げてきたディフェンスを前面に押し出します。前半1分、LOベンジャミン・ニーニー選手がブレイクダウンでスティールに成功し、いきなりペナルティを獲得。続く局面でも相手のミスを見逃さず、キックで一気にエリアを前進させるなど、序盤から相手陣内でのプレー時間を確保していきます。

そして前半6分、敵陣22mエリア内でのS愛知ボールスクラムの局面。S愛知のアーリーエンゲージにより攻撃権を得ると、No.8サム・ヘンウッド選手がクイックリスタートを選択。相手ディフェンスが整う前に一気に加速し、そのままトライ!今季の釜石SWは特にクイックリスタートの意識が高く、準備してきた姿勢と判断力が生んだ敵地での先制トライでした。

リスタート後のS愛知はテンポの速いパスワークで反撃を仕掛けてきますが、釜石SWは後手に回ることなく、前に出るディフェンスで自由を与えません。厳しいタックルから相手のエラーを誘発し、再び主導権を握ります。前半11分にはモールアタックで徐々に前進すると、そこからの展開でSOミッチェル・ハント選手が巧みにディフェンスのギャップを突いて中央にトライ!さらに前半15分には、WTB川上剛右選手がタッチライン際を鋭く抜け出し、3本目のトライ!立ち上がりからの3連続トライで、スコアは19-0。さらに一連のプレーの中でS愛知の選手にイエローカードが出され、釜石SWは数的優位の状況を得ます。

しかし、次にスコアを動かしたのはS愛知でした。釜石SWは自陣でのディフェンスが続く中、フィジカルに勝る相手に中央でジリジリと前進を許すと、一気にサイドにボールを運ばれトライを許し、19-7と点差を詰められます。

その後も素早くボールを動かし攻勢を強めるS愛知に対して、前半22分、CTBヘルダス・ファンデルヴォルト選手が相手のパスを読み切り、インターセプト!そのままトライエリアまで独走し、26-7と再び3トライ差に突き放します。

その後、相手選手の一時退出が解けて数的優位な状況が解消された直後の前半26分、釜石SWはS愛知のフィジカルの強さを活かした攻撃に左サイドの突破を許しトライを奪われますが、前半31分の攻撃をCTB村田オスカロイド選手の懸命のディフェンスで防ぐと、前半33分にはマイボールラインアウトからの展開で相手の守備を崩してトライ!昨季のディビジョン2優勝チームを相手に一歩も引きません。

前半35分にはディフェンスのギャップを突かれてトライを奪われたうえ、一連のプレーの中で大黒柱のニーニー選手がイエローカードを受けて10分間の一時退出となってしまいますが、前半は33-21と釜石SWが12点リードした状態でハーフタイムを迎えます。

試合前、SH村上陽平選手が課題として挙げていたのが「後半立ち上がりの遂行力」。前半で流れをつかみながらも、リードして迎える後半をどう戦うか。この試合でも、そのテーマが改めて問われる展開となります。

後半開始早々、14人での戦いを強いられていた釜石SWは自陣で強烈なタックルを受け、ボールを失います。そこから勢いづくS愛知の猛攻を受けて我慢の時間が続く中、一度はトライラインを割られますが、TMO判定によりノートライに。しかし、S愛知の攻勢は衰えず、後半7分、ディフェンスのギャップを突かれて失点すると、後半11分には中央突破から逆転トライを許してしまいます。さらに後半17分にも追加点を奪われ、スコアは33-40。前半の序盤に3連続トライを奪った釜石SWが、後半は序盤に3連続トライを許す苦しい展開を余儀なくされます。

それでも今節の釜石SWは簡単には崩れません。S愛知が突き放すか。釜石SWが食らいつくか。次のスコアが試合を大きく左右しかねない局面で釜石SWはリバウンドメンタリティーを発揮します。後半18分、自陣から丁寧につなぎながら左サイドを前進するとWTB小野航大選手が一気に加速。FLアンガス・フレッチャー選手、村上選手、そして再び小野選手と、鮮やかにパスを回して相手の守備を崩し切り、40-40の同点に追いつきます。

ここから両チームが得点を取り合うクロスゲームは、終盤に向かうにつれてさらに緊張感を増して意地と意地がぶつかり合うようになります。同点からわずか2分後、釜石SWは再び左サイドを破られてS愛知にトライを許しますが、負けずに攻め続けます。後半26分、途中出場のWTB阿部竜二選手の突破を起点にFB高居海晴選手がトライライン目前まで迫りますが、ここは相手の必死のタックルに阻まれトライを奪えません。それでも守備でのフィジカル勝負で一歩も引かずに攻撃に転じると、後半31分、瞬時の加速で相手ディフェンスを突破した阿部選手がトライ!47-47と再び試合を振り出しに戻します。

後半33分にはS愛知がハイパントの再獲得から一気にゴール前へ迫りますが、最後は釜石SWの粘り強いディフェンスがノックフォワードを誘発。勝負は最終盤へともつれ込みます。

残り5分。釜石SWはラインアウトモールから前進を許し、ショートサイドを突かれて痛恨の失点。コンバージョンキックは外れますが、5点ビハインドで残り時間は4分となります。

1トライで同点、ゴールが決まれば逆転という状況。ここで釜石SWは、トウタイ・ケフヘッドコーチが掲げる“GOLD STANDARD”を体現します。

後半38分、S愛知にハイタックルの反則がありイエローカードが提示されます。数的優位で迎えたラストプレーで釜石SWは、ハント選手のキックが完璧に決まってトライラインまで5mの位置からのラインアウトを得ます。ラインアウトを確実に確保しつつ、ペナルティとアドバンテージを得ながら規律を保ったアタックを継続した釜石SWに対し、S愛知はペナルティを重ね、13人での守備を強いられる状況に陥ります。これ以上のペナルティは認定トライになりかねないS愛知。一方の追いかける釜石SWもミスが許されない状況。疲労も含めて、極限状態の両チームでしたが、この勝負どころをモノにしたのは釜石SWでした。ラインアウトからの展開でフェーズを重ねると逆サイドへ展開。最後は途中出場のNo.8石垣航平選手がタックルを受けながらも左手を伸ばして執念のトライ!スコアを52-52の同点とします。

そして、勝敗を決めるコンバージョンキック。大きな重圧の中、ハント選手が冷静にキックを沈め、ラストプレーで逆転勝利!壮絶な打ち合いを制し、敵地で価値ある白星をつかみ取りました。

試合後のハドルで、キャプテンのFL河野良太選手は「こういう試合を勝ち切れたことは自信を持っていい。ただ、修正しなければいけない部分も多い。しっかりリフレッシュして、次に向けて準備していきましょう」と語り、勝利の中でも課題を見据えました。

昨季ディビジョン2王者から奪った価値ある勝利。多くの収穫と同時に、明確な課題も持ち帰った釜石SWは、しばしのオフを挟み次戦へと向かいます。第5節は2月8日(日)12時キックオフ。NECグリーンロケッツ東葛とのビジターゲーム。連勝、そしてトップ4進出を目指す戦いが続く釜石SWにみなさまからの暖かいご声援を引き続きお願いします。

マッチレビュー

トウタイ・ケフ ヘッドコーチ

「まず、選手たちの努力を誇りに思います。この1週間ずっと、80分間戦い切ろうという話をしてきました。選手たちは本当にあきらめずにやってくれたと思います」

──今年最初のゲームとなりましたが、この試合に向けて準備してきたものを教えてください。
「一番意識したのは、われわれの強みをしっかり生かすということです。試合がない期間にわれわれが得意なことや苦手なことを洗い出し、その中で得意なことを試合で生かせるようにということを守って準備してきました」

河野 良太 キャプテン

「まずは本日の試合開催にあたりまして、素晴らしい環境でラグビーをさせていただき、ありがとうございました。試合の内容としては、非常にタフなゲームでしたが、最後まであきらめずに勝ち切れたことはチームにとって非常に大きな自信になると思います。今後の試合にも、この最後まであきらめない姿勢を続けていきたいなと思います」

──強敵相手に久しぶりの勝利となりましたが、率直な感想を教えてください。
「試合前から僕たちはチャレンジャーとして、失うものは何もないですし、最後まであきらめずにファイトし続けようということを試合前から話していました。試合終了まで気持ち切らさずにチャレンジし続けた結果が、今日の勝利につながったと思うので、そこは遂行できた点だと思います」

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