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NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 D2/D3 入替戦 第2戦/狭山セコムラガッツ戦

試合情報投稿日:2026.5.11 更新日:2026.5.30

試合 NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 D2/D3 入替戦 第2戦 <VISITOR>
対戦相手 狭山セコムラガッツ
対戦日時 2026年5月31日(日) 14:30キックオフ
競技場 AGFフィールド(東京都調布市)
ジャージ 白(2nd)
イベント情報 狭山RG公式サイト
チケット *車いす席以外のチケットは完売いたしました。当日券の販売は行われません。(5/29 9:50追記)
TicketRUGBY / チケットぴあ
放送 J SPORTSオンデマンド
J SPORTS 2 19:00〜
DAZN
チームテント 大槌町林野火災募金
メンバー表の配布
オフィシャルグッズの販売

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30-6LOSE
前半 後半 前半 後半
3 1 T 0 0
1 1 G 0 0
0 0 PT 0 0
1 1 PG 1 1
0 0 DG 0 0
20 10 小計 3 3

メンバー

Starting
山田 裕介
西林 勇登
髙橋 璃玖
ベンジャミン・ニーニー
山田 龍之介
アンガス・フレッチャー
河野 良太【キャプテン】
サム・ヘンウッド
南 篤志
落 和史
小野 航大
トンガ モセセ
ヘルダス・ファンデルヴォルト
川上 剛右
吉川 遼
Reserves
16伊藤 大輝
17松山 青
18野口 大貴
19タタナ ダラス
20石垣 航平
21村上 陽平
22阿部 竜二
23高橋 泰地

マッチレポート

日本製鉄釜石シーウェイブス(以下、釜石SW)は5月31日(日)、東京都調布市のAGFフィールドで行われたジャパンラグビーリーグワン2025-26 D2/D3入替戦第2戦に臨みました。

5月23日に盛岡市・いわぎんスタジアムで行われた第1戦では、狭山セコムラガッツ(以下、狭山RG)を19-17で下し、2点のリードを持って敵地での第2戦を迎えた釜石SW。来季もディビジョン2の舞台で戦うためには、この2点リードを維持しなければなりません。

強い日差しが降り注ぎ、気温32度というコンディションの中で始まった運命の一戦。試合は釜石SWのキックオフでスタートしました。

立ち上がり、釜石SWはSO落和史選手のキックを起点にエリアを獲得します。自陣に返されたボールを再び相手陣内へ蹴り込み、狭山RGのレシーブミスを誘発。相手陣内でこの試合最初のスクラムを迎えると、続けて狭山RGのペナルティを誘発します。難しい角度でゴールポストまで距離もあるポイントでしたが、釜石SWは迷わずショットを選択。落選手が見事に成功させ、3点を先制します。

試合はその後、中盤での攻防が繰り広げられる展開に。釜石SWはスティールからアタックの機会を得ると右へ展開したアタックでCTBヘルダス・ファンデルヴォルト選手が絶妙なキックパスを披露。結果的に相手がボールを保持したもののタッチを割らせ、相手陣22mライン内でのラインアウトという好機につなげます。このラインアウトは一時乱れながらも確保し、アドバンテージを得ながらフォワードの力勝負で前進を図ります。しかし、狭山RGの粘り強いディフェンスを崩し切れず、最後はノックフォワード。続くスクラムではコラプシングの反則を取られ、一転して自陣へ押し返されてしまいます。
すると前半12分、左サイドへ大きく展開した狭山RGにタックルミスからタッチライン際を一気に突破され、そのままトライを許してしまいます。キックが外れてスコアは3-5と2点差に留まりますが、この一気にトライをとられたプレーで結果として狭山RGを勢いづかせ、試合の主導権を握られてしまいます。

リスタート後の展開ではキックの蹴り合いで釜石SWがダイレクトタッチのイージーミス。反撃に向けて機運を高めたい場面で逆に相手を勢いづかせてしまいます。それでもラインアウトでは相手にプレッシャーをかけてミスを誘発し、そこからの展開で相手陣に攻め込みますが、最終的にはノックフォワードで得点には至りません。そして、相手ボールのスクラムで釜石SWがコラプシングの反則を犯すと、再びタックルを外され狭山RGに突破を許します。勢いづく相手のアタックを受けきれずにそのまま連続トライを献上。スコアは3-12となります。
さらに前半20分にはレイトチャージのペナルティを取られ、ショットを選択した狭山RGに3点を追加されます。苦しい流れを断ち切れないまま迎えた前半23分には、右サイドを力強く突破されトライを奪われます。スコアは3-20。大きくリードを許す展開となります。

なんとか流れを変えたい釜石SWでしたが、アタック時のハンドリングエラーでボールを継続することができません。また、前半20分以降はスクラムの劣勢が明らかとなり、スクラムでのペナルティから自陣でのプレーを強いられる時間が続きます。
前半終了間際には狭山RGの反則から相手陣でのラインアウトのチャンスを迎えますが、ここでもラインアウトからクリーンに展開できずに得点を奪えません。釜石SWは3-20と17点ビハインドでハーフタイムを迎えました。

後半、釜石SWはPR高橋璃玖選手に代えてPR野口大貴選手を投入。後半の戦いに向けてスクラムの安定を図ります。

後半開始直後に迎えたマイボールスクラムでは、押されながらもWTB川上剛右選手のランプレーにつなげて前進します。その後の展開においてハーフウェーライン付近でペナルティを獲得。相手陣でのラインアウトからアタックを組み立てます。そしてそこからの展開で狭山RGにノックフォワードがあり、相手陣深くでのマイボールスクラム。しっかりと組み合いながらアタックを継続すると、中央でのキャリーを軸にフェーズを重ね、じりじりとトライラインへ迫ります。10フェーズ近いアタックでプレッシャーを掛け続け、相手のペナルティを獲得。ここで釜石SWはショットを選択し、落選手が再び成功させます。スコアは6-20。まずは3点を返し、反撃のきっかけをつくります。
そしてこのタイミングでSH南篤志選手に代わってSH村上陽平選手が出場。アタックのテンポアップを図ります。しかし、リスタート後の展開で狭山RGにショートカウンターを許すと釜石SWはペナルティを犯してしまいます。ラインアウトからトライを狙う狭山RGのモールアタックは凌いだものの、モールからの展開でトライライン際での攻防が続きます。それでも釜石SWは粘り強く守り切り、マイボールスクラムを獲得。さらにこのスクラムで相手の反則を誘ってミドルゾーンまで押し返します。

釜石SWは、ラインアウトからアタックを仕掛けますが、ボールキャリアーが孤立したことでスティールを許します。すると、再び狭山RGのラインアウトを起点にしたアタックを受けることになり、中央にトライを許してしまいます。スコアは6-27。点差を21点に広げられます。

トライをとるしかなくなった釜石SWは、自陣から粘り強くボールを動かしながら相手陣内への侵入を試みます。しかし、ブレイクダウンで劣勢に立たされ、アタックの時間は限定的なものとなります。後半22分には久しぶりに相手陣でのポゼッションを得ますが、ここもエラーでボールロスト。それでも直後に中央でペナルティを獲得し、22mライン内からラインアウトのチャンスを迎えます。中央付近へ運び、さらにペナルティを獲得するとタップで再開。トライを狙ってフェーズを重ねますが、狭山RGの堅いディフェンスの前にノックフォワード。続くスクラムでは反則を犯し、絶好機を得点へと結び付けることができません。
後半30分にはWTB小野航大選手にイエローカードが提示され、一時退出。残り時間を14人で戦うこととなります。さらにディフェンスの時間帯でペナルティを重ねると、狭山RGにペナルティゴールを決められスコアを6-30とされます。
残り時間は9分。最後まで諦めずにアタックを仕掛けますが、この日は終始主導権を握ることができません。試合終了間際には相手のペナルティからトライラインまで5m付近のラインアウトを獲得しますが、このチャンスも生かし切れず、狭山RGがボールを蹴り出しノーサイド。スコアは6-30。第1戦との合計スコアでも逆転を許した釜石SWは、D2/D3入替戦で敗れ、来季のD3降格が決定しました。

第2戦はペナルティゴールによる6得点にとどまり、ノートライに抑え込まれる屈辱的な敗戦でした。
今季は1月にD2で優勝した豊田自動織機シャトルズ愛知を破り、3月の東日本大震災復興祈念試合では花園近鉄ライナーズを破るなど着実に強化が進んでいることをうかがわせるレギュラーシーズンの前半でした。しかし、連戦が重なった3月中旬以降は選手のコンディション維持にも苦労することとなり、白星から遠ざかってしまいました。シーズン中の立て直しを図りましたが、白星にはつながらず。この入替戦におけるパフォーマンスも第1戦第2戦を通じてレギュラーシーズン前半のパフォーマンスからは程遠いものでした。
来季はリーグワン発足以来初めてD3での戦いとなります。今日味わった悔しさを胸に1年間精進を重ね、1年後にはD2復帰を決める所存です。
末尾になりますが、今シーズンも多くのご声援をいただき、誠にありがとうございました。皆さまの声援は、苦しいシーズンの中でも選手たちを支える大きな力となりました。来季も引き続き、日本製鉄釜石シーウェイブスへの温かいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

マッチレビュー

トウタイ・ケフ ヘッドコーチ


 
今日は残念な結果となりましたが、セコムさんの方が勝利にふさわしいプレーをしていましたし、釜石よりも良いチームだったと思います。私たちはセットピースがうまく機能せず、エラーも多くありました。また、セコムさんの方がよりハングリーに戦っていたと感じています。

──僅差で第1戦を終えた中で、今日の試合の立ち上がりはどのようなプランを考えていたのでしょうか。
テリトリーを重視し、敵陣でプレーしながらアタックしていくことにフォーカスしていました。その中で、ボールを保持しながらフェーズを重ねていくことを大切にしてきました。実際に敵陣へ入ることはできましたが、そこでペナルティーを与えてしまい、特にスクラムでのペナルティーが響きました。結果として、自分たちのプランを最後まで遂行することができませんでした。

河野 良太 キャプテン


 
今、コーチがおっしゃった通り、今日の試合はセコムさんが勝利に値するチームだったと思います。ハングリーさを含め、あらゆる面でセコムさんの方が上回っていました。私たちはその部分がシンプルに足りなかったと感じています。

──今日の試合では、D3最少失点だった狭山RGのディフェンスに苦しんだ印象もありました。プレーの中でプレッシャーは大きかったでしょうか。
セコムさんのディフェンスは非常に激しく、タックルはもちろん、ブレイクダウンでも強いファイトを見せていました。私たちはそのプレッシャーを受けてしまい、なかなかアタックのテンポを出すことができませんでした。その結果、自分たちのミスも増え、スコアにつなげることができなかったと思います。

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