プレシーズンマッチ 第7戦/クリタウォーターガッシュ昭島戦
試合 | 練習試合 |
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対戦相手 | クリタウォーターガッシュ昭島 |
対戦日時 | 2022年11月12日(土) 13:00 キックオフ(12:00 開場) |
競技場 | 栗田工業昭島グラウンド(東京都) |
観戦 | 有観客試合(無料) 観戦方法の詳細および観戦時の注意事項は、WG昭島公式サイト をご覧ください。 |
ジャージ | グリーン |
ライブ配信 | YouTube ラグビーのまち釜石チャンネル |
チームテント | ・メンバー表、チラシ等の配布 |
45-50LOSE | ||||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
2 | 4 | T | 4 | 2 |
2 | 4 | G | 4 | 1 |
0 | 0 | PT | 1 | 0 |
0 | 1 | PG | 0 | 1 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
14 | 31 | 小計 | 35 | 15 |
メンバー
- Starting
- 杣澤 誠
- 伊藤 大輝
- 長田 将大
- セルジオ・モレイラ
- 高橋 聡太郎
- 王野 尚希
- 河野 良太[キャプテン]
- 美﨑 正次
- 南 篤志
- ジョシュア・スタンダー
- 阿部 竜二
- 福士 周太
- ダリエス・トマス
- 吹越 大清
- キャメロン・ベイリー
- Reserves
- 隈本 浩太
- 稲田 壮一郎
- 野口 大貴
- タタナ ダラス
- ベンジャミン・ニーニー
- セタ・コロイタマナ
- 武者 大輔
- サム・ヘンウッド
- 村上 陽平
- 中村 良真
- 小野 航大
- 村田 オスカロイド
- 船木 海都
- 片岡 領
マッチレポート
2022年11月12日(土)快晴の東京都昭島市にてプレシーズン第7戦、クリタウォーターガッシュ昭島戦が行われました。試合当日に交通トラブルによりキックオフ時間が変更され、会場に足を運んでいただいたファンの方、YouTubeでの配信を楽しみにされていた方々にお待たせしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
当日は20℃を越える陽気で、外を半袖で歩く人も見えました。チームは前々日から東京入りし、前日には成蹊大学でキャプテンズランを行い、小学生とのクリニックも行いました。
プレシーズンの試合も残り3試合となり、チーム内でのレギュラー争いが熾烈になっております。今回の試合は新たに加入した選手、ケガからの復帰選手、これまで出場機会に恵まれなかった選手がスタートメンバーとなっていました。直前での有観客試合の告知だったのにもかかわらず、ホストチームよりも多い100名以上のファンに駆け付けていただき、大いに盛り上げていただきました。
開幕戦に向けてアピールしたい選手が多かったのですが、キックオフ直後のスクラムから安定しません。コラプシングの反則を繰り返し前半4分に認定トライを取られてしまいます。何とか巻き返しを図りたいところですが、セットプレーが安定せず、マイボールが確保できない、押し込まれてのオフサイドから連続でのトライを取られてしまいます。前半30分までに4トライ4ゴールで0―28のスコアになります。
前半34分、ボールがつながり連続攻撃が生まれます。ラックサイドにいい角度で走り込んだNO8美﨑に南が絶妙なパス。初トライが生まれます。続けて36分左に流れたスタンダーが自陣からラインブレイクしてパスした阿部がラインサイドを激走。最後にフォローした南がトライ。いい雰囲気のまま後半に繋げたいところでしたが、キック処理をミスしペナルティーを犯してしまいます。ラインアウトモールからフォワードが抑えきれずトライ。キックも決まり14-35で前半が終了します。
後半からメンバーを入れ替え、チームは生まれ変わります。後半3分、相手の攻撃をタックルで防ぎ、ヘンウッドがジャッカル。ペナルティーからの連続攻撃からアドバンテージをもらいキックパスを武者がキャッチし、最後は小野がトライを決めます。勢いを保ちたい釜石ですが、6分に美﨑がレイトタックルでシンビンになり、フォワードが1名少ない状況になります。ここでフォワードが奮起しスクラムでペナルティーを獲得します。ゴール前から相手陣のゴールまで攻め上がり、最後はスクラムサイドのサイン攻撃で村上がトライ。難しい場所から中村のキックも入り28-35と追い上げます。
勢いは止まりません。ペナルティーから新加入のコロイタマナが自らタップキックでトライ。ついに35-35の振り出しに戻します。逆転を狙い所ではありましたが、オフサイドの反則から敵陣から自陣へと戻され、後半30分に最後はラインアウトモールからトライを奪われます。リスタートからフォワード、バックス一体の攻撃から32分ペナルティーをもらい、ショットを選択38-42と差を縮めます。足がつる選手も出始め、消耗戦の様相となります。ライン際のランナーを止めることが出来ず35分に得点をされます。38-47で後がなくなった釜石は残り4分で猛攻を仕掛けます。ヘンウッドがリスタートのボールをキャッチして敵陣に攻め入り、フォワードがパワー勝負。相手ボールを奪い返し、武者がトライを決めます。45-47の2点差とし、残り時間はあと2分となります。なんとか前に出たいところでしたが、最後は相手のジャッカルにあい万事休す。最後にペナルティーキックを決められ45-50。追い上げも届かず敗戦となりました。
新規加入した選手、外国人選手もチームにフィットし、攻撃のバリエーションが増えた半面、セットプレーの大切さを痛感した試合となりました。スタートメンバーの奮起を期待したいところです。
残りのプレシーズンは2試合となりましたが、有観客試合は宗像市グローバルアリーナの1試合となりました。20日から始まる九州合宿で公式戦に向けた強化が出来ればと思います。また九州での試合は3年ぶりでもあり、お近くの方はぜひ会場で応援頂ければ選手の力になります。
これからの釜石シーウェイブスの活躍にご期待ください。
コメント
■須田康夫ヘッドコーチ
いつもご声援ありがとうございます。今回の試合はセットプレー、規律の部分が統制が取れず敗戦した原因となりました。アタックすればトライが取れる、ディフェンスでもブレイクされないようになって来ています。規律の部分では早急な改善が必要です。あと1か月で更なる成長をしたいと思います。応援ありがとうございました。
■南篤志選手
いつも応援ありがとうございます!また、今回は開始時間に変更がある中、沢山のご声援ありがとうございました!試合は反則が多く、規律の部分で課題が出た試合でした。個人としてはやっとスタートラインに立てた気持ちです。シーズンまでにしっかり準備をして、皆様に良い結果をお届け出来るよう頑張りたいと思いますので、引き続き応援の程宜しくお願い致します。
■伊藤大輝選手
チームとしては,昨年,栗田さんに大敗し今年は勝ちに拘るを目標に試合に臨みましたが,80分通して自分達のミス、ペナルティーから得点されてしまい不甲斐ない結果となってしまいました。また,自分としてもセットプレーでのミスが多くチームに流れを持ってくる事が出来ませんでしたので、今回出た課題を真摯に受け止め課題を次の試合までに修正していきたいと思います。今回は,不甲斐ない結果になってしまいまして,大変申し訳ございません。チーム一団となって頑張りますので、温かい応援の程,宜しくお願い致します。
■福士周太選手
いつも応援いただきありがとうございます。栗田戦では久しぶりに先発出場することができました。試合の内容的には厳しく、結果も悔しいものとなりました。個人的なコンディションは昨シーズンよりも上がってきております。公式戦出場を目指して引き続き精進して参ります。
■船木海都選手
たくさんの応援ありがとうございました。今回の試合では自分達の持ち味があまり出せず悔しい結果となってしまいました。試合で出た反省点を次の試合では修正してシーズンに向け残り少ない試合を頑張っていきます。
■杣沢誠選手
会場に脚を運んで、応援して頂きありがとうございます。セットプレー、パフォーマンスをもっと上げなければいけないと、感じております。チームとしても個人としても、課題に取り組んで強くなっていきます。
■セルジオ・モレイラ選手
応援ありがとうございました。チーム納得するパフォーマンスではありませんでしたが、自分たちのミスから多くのことを学ぶことができます。シーズン開幕まで一つ一つを改善していきたいと思います。とても良いチームになると信じています。引き続き熱い応援よろしくお願いいたします。
It was not one of our best performances but we can learn alot from our mistakes.We still have time to improve before the season starts and I have faith that we will become a very good team.
■セタ・コロイタマナ選手
個人的に初めての日本のラグビーを経験させていただきました。とても楽しくプレーすることが出来ました。ありがとうございます。これからはチームシステムなどを勉強し、チームに貢献できるよう頑張ります。応援ありがとうございました。