NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 D2 第3節/九州電力キューデンヴォルテクス戦

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| 試合 | NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 ディビジョン2 第3節 <HOST> |
|---|---|
| 対戦相手 | 九州電力キューデンヴォルテクス |
| 対戦日時 | 2025年12月27日(土) 12:00キックオフ/10:00開場(ファンクラブ会員9:45開場) |
| 競技場 | ハワイアンズスタジアムいわき(福島県いわき市) |
| チケット |
・オンラインでの前売券(試合前日まで) |
| 放送 | J SPORTSオンデマンド J SPORTS |
| チームテント |
・メンバー表、選手紹介ミニブック、各種チラシの配布 ・オフィシャルグッズの販売 ・ファンクラブ会員証への来場スタンプの押印〜特典のお渡し ・ファンクラブのご案内 |
| アプリ観戦 | SpoLive(テキスト速報) *ギフティング機能の「スーパー応援」をご利用いただいた方全員に、当日出場選手のSpoLiveコレクションカードをプレゼント! |
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17-22LOSE | ![]() |
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| 前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
|---|---|---|---|---|
| 2 | 0 | T | 0 | 3 |
| 2 | 0 | G | 0 | 2 |
| 0 | 0 | PT | 0 | 0 |
| 1 | 0 | PG | 1 | 0 |
| 0 | 0 | DG | 0 | 0 |
| 17 | 0 | 小計 | 3 | 19 |
メンバー
- Starting
- 青柳 魁
- 西林 勇登
- トロイ・ハレット
- ベンジャミン・ニーニー
- 畠澤 諭
- アンガス・フレッチャー
- 河野 良太【キャプテン】
- サム・ヘンウッド
- 村上 陽平
- ミッチェル・ハント
- 阿部 竜二
- ヘルダス・ファンデルヴォルト
- 村田 オスカロイド
- 川上 剛右
- 落 和史
- Reserves
- 16伊藤 大輝
- 17長田 将大
- 18髙橋 璃玖
- 19山田 龍之介
- 20髙橋 泰地
- 21南 篤志
- 22小野 航大
- 23髙居 海靖
マッチレポート
ジャパンラグビーリーグワン2025-26シーズン、ディビジョン2第3節が12月27日(土)、福島県いわき市のハワイアンズスタジアムいわきで行われました。日本製鉄釜石シーウェイブス(以下、釜石SW)は九州電力キューデンヴォルテクス(以下、九州KV)と対戦し、終盤に逆転を許して17―22で敗戦。年に一度、今回で3試合目を迎えたいわき開催となるホストゲーム。クラブとしてはリーグワン発足以降初となる連勝を懸けて臨んだ一戦は、最後まで緊張感の続く内容となりましたが、結果は悔しさの残るものとなりました。
前節、クラブ史上初となるリーグワン発足以降のホスト開幕戦勝利を挙げた釜石SW。スタンドには岩手県内から足を運んだファンをはじめ、福島の地で再び勝利の瞬間を見届けようとするサポーターが集結。年内最後の公式戦という位置づけでもあり、キックオフ前からスタジアムには、独特の高揚感と期待感が漂っていました。
試合は釜石SWのキックオフでスタート。立ち上がりから両チームともに激しいコリジョンバトルが展開されます。
序盤、ラックの攻防でLOベンジャミン・ニーニー選手が負傷するアクシデントが発生。このプレーで九州KVのNo8ラーボニ・ウォーレンーボスアヤコ選手がイエローカードを受け、一時退出となります。直後のプレーでは、釜石SWは22mライン付近で得たラインアウトからボールを右へ展開し、FB落和史選手のキックパスを織り交ぜながら早い段階で相手陣内へ侵入。ホストチームとしての積極性と準備の確かさが垣間見えるプレーを見せます。
前半4分には再びラインアウトを獲得すると、釜石SWは迷わずモールを選択。低い姿勢で結束を保ち、少しずつ、しかし確実に前進。フォワード陣が役割を徹底し、後方からのサポートも途切れませんでした。その流れをスコアという形に仕上げたのはHO西林勇登選手。釜石コールが送られる中、密集を抜け出してのグラウンディング!ホストゲームにふさわしい先制トライとなり、スタンドからは大きな歓声と拍手が沸き起こります。
イエローカードにより一時的に14人での戦いを強いられた九州KVに対し、釜石SWはさらに厳しいアタックを仕掛けます。しかし、自陣中央でのスクラムでコラプシングを犯し、ペナルティゴールから7―3とされる場面もあり、試合の主導権を握ることはできません。
前半11分、釜石SWはキックパスで相手ディフェンスの背後を突き、ノット・ロールアウェイのペナルティを誘発します。相手陣内深くでのラインアウトからNo.8サム・ヘンウッド選手を起点に縦への圧力をかけ、フェーズを重ねながらゴール前へ迫ります。派手さはなくとも、粘り強く、丁寧に前進するアタック。相手ディフェンスを少しずつ消耗させていきます。
一度は九州KVの粘り強いディフェンスに阻まれますが、相手のキックミスによって再び攻撃権を得ると局面が変わります。前半14分、右サイドで数的優位を作り出し、最後は落選手がフリーでトライエリアへ!スコアは14―3。内容、結果ともに釜石SWが主導権を握る時間帯となります。
その後も釜石SWは一貫性あるディフェンスを軸に試合を進めます。簡単にゲインラインを越えさせない組織的なディフェンスとタックル後の素早い立ち上がりによるプレッシャーの連続で九州KVのアタックに自由を与えません。ラインアウトではスティールから即座にアタックへ転じる場面もあり、セットピースの安定感が際立ちました。
前半21分、SOミッチェル・ハント選手が一度ペナルティゴールを外しましたが、中央で得た次のペナルティゴールを確実に決めます。追加点を重ね、スコアは17―3。前半終盤には九州KVがモールアタックからグラウンディングに持ち込む場面もありましたが、TMOの結果オブストラクションが確認されノートライとなります。釜石SWは集中力を切らすことなく、九州KVをノートライに抑える理想的な展開のままハーフタイムを迎えます。
後半に入ると、九州KVは明確な修正を施します。フォワードを前面に押し出し、接点での圧力を強化。釜石SWは自陣深くでディフェンスを強いられる時間帯が増えていきます。オフサイドやコラプシングといった細かなペナルティが重なり、徐々にエリアを押し込まれる展開となりました。
そして後半8分。後半開始直後から自陣深く出のディフェンスで粘りを見せ、何とか失点を防いできた釜石SWですが、長時間に及ぶ守備の末、モールからトライを許して17―8。後半は先手を取られてしまいます。さらに後半14分、中央を突破されて再びトライを献上し、スコアを17―15まで詰め寄られます。試合の流れは一気に九州KVへ。釜石SWにとっては、精神的にも耐久力が問われる時間帯となりました。
それでも釜石SWは簡単には崩れませんでした。後半18分、中央から左へ展開されると深い位置で相手選手が数的優位になる絶体絶命のピンチ。しかしここを相手のミスも相まって失点を回避すると、後半20分以降も続いた自陣でのプレーで規律を徹底したディフェンスで相手ペナルティを誘発し、タッチキックによってエリアを回復します。ラインアウトは試合を通して安定しており、苦しい状況下でも攻撃の起点であり続けました。
2点リードのまま迎えた終盤。しかし後半33分、プレッシャーをかけ続ける九州KVのアタックを止め切れず、ついに逆転トライを許します。スコアは17―22。残り時間は6分。連勝に向けスタジアム全体が固唾をのんで終盤の攻防を見守ります。
キックオフからマイボールスクラムを獲得し、反撃の機会をつかんだ釜石SW。後半37分には相手陣内でペナルティを獲得し、ラインアウトから逆転を狙います。しかし、このラインアウトで痛恨のミス。エリアを押し戻されてしまいます。中盤からアタックを立て直した釜石SWは最後まで逆転のトライを狙いますが、スコアは動かずノーサイド。連勝を逃しただけでなく、終盤の逆転負けという悔しい形で年内最後の試合を終えました。
試合後、トウタイ・ケフヘッドコーチは「前半は自分たちのやりたいラグビーをしっかりと体現できました。しかし、後半はシンプルなエラーとハーフウェイラインを超えた後でペナルティが出てしまった点、ここが展開を変えてしまった要因です」と振り返りました。
またキャプテンのFL河野良太選手も「勝ち切れなかったことは悔しいですが、チームとして積み上げているものは間違っていません。細部を修正すれば、必ず結果はついてきます」と前を向きました。
白星で締めくくることはできませんでしたが、前半に示した完成度の高いゲーム運びと、後半の苦しい時間帯でも崩れなかったディフェンスは、釜石SWがフォーカスしている部分の正しさを証明しているとも言えます。この一戦で得た経験をどう次につなげていくのか。釜石SWの2026年初の試合は、1月17日(土)12:00にキックオフ。愛知県のウェーブスタジアム刈谷で昨季のディビジョン2王者・豊田自動織機シャトルズ愛知とのビジターゲームに挑みます。
マッチレビュー
トウタイ・ケフ ヘッドコーチ
「みなさん、こんにちは。本日は残念な結果となりました。この試合に懸ける思いは選手全員同じだったと思いますが、後半にうまくいかない場面が多くなりました。テリトリーも思うように取れず、ポジションを前に進められない時間帯が続いてしまったことが、結果につながったと感じています」
──理想的な前半となりましたが、後半は押し込まれました。その要因について教えてください。
「相手陣内でのプレーがほとんどできなかったことが一番の要因です。われわれのゲームプランの重要な部分に敵陣でプレーすることがありますが、相手22mライン内に入れたのは、おそらく2回程度だったと思います。
要因はシンプルにエラーです。ボックスキックの場面でのミスや、キックがうまくいかなかった場面、ラインを越えたあとにペナルティを与えてしまった場面など、細かなミスが重なりました」
河野 良太 キャプテン
「ありがとうございました。結果としては悔しい敗戦となりましたが、前半は自分たちのやるべきことを遂行し、良い形でゲームを進められたと思います。課題は後半です。自分たちのミスからエリアを前に進めることができず、苦しい展開になってしまいました。その積み重ねが、この結果につながったと受け止めています」
──終盤まで僅差で推移した試合の中、選手間ではどのようなコミュニケーションを取っていましたか。
「耐える時間帯が続いていたので、そこは我慢して切り替え、なんとかエリアを取り、相手陣内でアタックする時間を増やそうと声を掛け合っていました。ただ、先ほどヘッドコーチも話したとおり、自分たちのミスでアタックする時間をなかなか作れず、苦しい展開になってしまいました」












































































