トップチャレンジリーグ2021 順位決定戦 第2節/栗田工業ウォーターガッシュ戦
試合 | ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2021 順位決定戦 第2節 |
---|---|
対戦相手 | 栗田工業ウォーターガッシュ |
日時 | 2021年4月3日(土)14:15 KO |
競技場 | 広島県総合グランドラグビー場(広島市) |
観戦チケット | 【チケット販売日】3月27日(土)10:00〜 一般販売(インターネット販売)、SWサポーター向け販売(メールでの申込み、チケットは試合当日にチームテントでお渡し/一部優待割引販売あり)を行います。 *感染症対策のため、会場での当日チケットの販売は行われません。 詳細はこちら▼ 栗田工業ウォーターガッシュ戦チケットの一般販売、SWサポーター優待割引販売について |
ライブ配信 | YouTube ラグビーのまち釜石チャンネル |
その他 | チームテントでの協賛品および各種グッズ配布のご案内 |
29-22WIN | ||||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
1 | 3 | T | 0 | 3 |
1 | 2 | G | 0 | 2 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
1 | 0 | PG | 1 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
10 | 19 | 小計 | 3 | 19 |
前後半終了時、Twitter公式アカウントではスコアをお知らせします。
メンバー
- Starting
- 延田 朋樹
- 芳野 寛
- モーガン・ミッチェル
- ベンジャミン・ニーニー
- 山田 龍之介
- 上田 宥人
- サム・ヘンウッド
- 中野 裕太
- 南 篤志
- 中村 良真
- 加賀 亮太郎
- ヘルダス・ファンデルヴォルト
- 小野 航大 [ゲームキャプテン]
- 吹越 大清
- オリバー・ポルソン
マッチレポート
4月3日(土)、トップチャレンジリーグ順位決定戦第2節は、グループリーグ開幕戦でも対戦した栗田工業ウォータガッシュ(以下、栗田)と広島県総合グランドラグビー場での対戦となりました。最終順位5位をかけての一戦はプライドをかけた一戦となりました。
キックオフは栗田。先制点を奪って主導権を握りたい釜石ですが、前半25分頃までは自陣で耐える時間が続きます。栗田に何度かゴールライン5m付近まで攻め込まれる場面がありましたが、ディフェンスが集中して得点させません。前半28分、ようやく栗田陣で左右に展開して相手ゴールラインに迫ると正面でペナルティを獲得します。PGを中村が決めて3-0と待望の先制点が釜石に入りました。続く前半32分にはラインアウトからのボールを吹越が大きくゲインし、左に大きく振ったボールを最後は南がトライ!ゴールも決まって10-0とします。しかし栗田もその後ゴール正面でのペナルティからPGを1本返し、10-3として前半が終了しました。
後半は釜石のキックオフ。後半5分、釜石は自陣スクラムから展開したボールを栗田に奪われ、更に栗田がキックしたボールの処理を誤る間にボールを拾われ左中間にトライを許してしまいます。ゴールは決まりませんでしたが後半開始早々に10-8とその差を2点差に詰め寄られました。しかし、釜石は直後の後半8分、ファンデルヴォルトが目の覚めるような切れ味鋭い突破で中央にトライ!ゴールも決まって釜石が17-8と突き放すと、ここから試合は一進一退で動き出します。栗田も先程のお返しとばかりにこの後すぐ中央にトライとゴールを決め17-15。しかし後半20分、交代した直後の伊藤(大)のラインアウトからヘンウッドが抜け出しオフロードパス。フォローしていた伊藤(大)が左隅にトライ!難しい角度のゴールを中村が決めて24-15と再び9点差にすると、終始栗田にプレッシャーをかけていたFWの見せ場が後半26分過ぎに訪れます。栗田陣に攻め込みながらハンドリングエラーで相手ボールのスクラムになるものの、栗田は釜石のスクラムのプレッシャーから再三のスクラムの組み直しの末、コラプシングの反則をしてしまいます。この好機に畳みかけたい釜石は相手ゴールライン5m付近でのラインアウトからFWが一塊になってそのまま押し込みヘンウッドがトライ!ゴールはなりませんでしたが29-15とその差を14点差に広げると会場のサポーターから一層大きな拍手が起こりました。しかし栗田も釜石陣でチャンスを得ると左右に大きく振って右隅にトライ。難しい角度からのゴールも決まって1トライ1ゴール差にしますが、最後はスクラムで再び釜石がプレッシャーをかけてペナルティを獲得。ボールを蹴り出して29-22で試合終了となりました。
この結果、釜石は5位でトップチャレンジリーグの全日程を終了しました。シーズン当初掲げた目標には到達できませんでしたが、目標を再設定してできうる限りの良い結果でシーズンを終えることができました。
Photo by 西条佳泰 / Grafica Inc.
コメント
■スコット・ピアースヘッドコーチ
試合前、このゲームはメンタルだから80分間プレッシャーをかけられるなら良い結果が出ると話していた。80分間ではなかったが良いパフォーマンスだったと思う。目標につながるトップ4には入れなかったが、このグループは若いからもっと良くなると思う。次のシーズンがどのような位置になるかわからないが、毎週末、良いパフォーマンスを重ねていければもっと強くなれると思う。
■中野裕太共同キャプテン
いつも沢山のご声援ありがとうございます。シーズン最終戦を勝って終わることができ良かったと思います。しかし、当初の目標は達成できず悔しいシーズンとなりました。これからまだまだ成長出来る事がたくさんあると思います。これからも応援よろしくお願いします。
■小野航大共同キャプテン
最終戦を勝って終われて嬉しく思います。一年間、しっかり積み上げたものを出せたゲームだったと思います。良かったところも悪かったところもありますが、来年につながるゲームができたのではないかと思います。目標を切り替えて5位で終わるということにチームをフォーカスしてまとまって、最後は良いチームになれたかなと思います。
■伊藤大輝選手
応援して頂いたサポーターの皆様並びに大会を運営して頂いた関係者の方々、大変有難うございました。
釜石シーウェブスとしては、今シーズン最後の試合ということで、1年間やってきたことの集大成を全て出そうと試合に臨みました。試合中は、自分たちのミスで得点されるという場面が多くありましたが、FWでのセットプレーからのプレッシャー、粘り強いDFで栗田工業さんに勝利することができ、最終戦を良い形で終わることができました。今シーズン目指したチーム目標は達成できませんでしたが、来年に繋がる良いシーズンになりました。今シーズンも温かい応援をして頂きまして、ありがとうございました。
今後とも、皆様のご期待に応えられるようにチーム一団となって頑張りますので、温かい応援の程,宜しくお願い致します。
■牛窪心希選手
最終戦応援ありがとうございました。今シーズン最後の試合を勝利で終えられたことを嬉しく思います。
最後まで釜石FWのセットプレーで相手を圧倒できて最高でした。今シーズンFWが拘って、日々練習してきた事は間違い無かったと確信しました。シーズン前の目標は達成出来ませんでしたが、この悔しさを来年の新リーグにぶつけたいと思います。
このご時世の中最後までシーズンをやり切れた事に感謝しています。熱い応援ありがとうございました。来年も応援の程宜しくお願いします!!
■杣澤誠選手
最終戦ということで、チーム全員気合が入っていました。勝利という形で終えた事を非常に嬉しく思います。勤務先やスポンサーの方々にも深く感謝しています。ありがとうございました。
■畠中豪士選手
いつも応援ありがとうございます。先ずは今シーズンこのチームで戦える最後の試合を勝利で終えられたことを嬉しく思います。
試合は一進一退の攻防が続き常に気の抜けない試合展開でしたが、チームとしてアタックもディフェンスもプレッシャーをかけることができ試合を優位に進められたと思います。個人としては、体を張ってディフェンスすることでチームに貢献できたと思います。来シーズンに向け、またこれからチームとしても個人としても前を向き、高い目標を持って日々努力していきます。
皆さん引き続き熱いご声援の程、宜しくお願い致します。
■河野良太選手
本日も熱い応援をありがとうございました。
チームとしては、今シーズン最終戦ということで、必ず勝って終わろうと試合に望みました。上手くいかない時間帯もありましたが、チーム全員がハードワークをし、セットプレーでは、スクラムで相手にプレッシャーを掛け続けれた事が勝利に繋がったと思います。個人としては、出場時間は短かったですが、初キャップを獲得する事ができて、嬉しく思います。来シーズンはもっと試合に出場できるように頑張っていきたいと思います。引き続き、熱い応援を宜しくお願いします。
■石森大雄選手
今シーズンの最終戦でこのチームでできる最後の試合でした。天候にも恵まれて80分を通してFWのセットプレーやDFで我慢し続けられた事が勝利に繋がったと思います。個人としても初CAPを頂けたので嬉しく思います。最初にチームで掲げた目標は達成できませんでしたがこういった環境の中で色々な方に支えてもらいながら無事にシーズンを終えられたことには感謝しかありません。今シーズンも皆さん本当にありがとうございました。