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NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 D2 第10節/豊田自動織機シャトルズ愛知戦

試合情報投稿日:2026.3.25

当日のイベント、フードコーナー、グッズ、アクセス情報は 特設ページ をご覧ください

試合 NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 ディビジョン2 第10節 <HOST>
対戦相手 豊田自動織機シャトルズ愛知
対戦日時 2026年4月4日(土) 12:00キックオフ(10:00開場)
競技場 いわぎんスタジアム(岩手県盛岡市)
ジャージ 赤(1st)
チケット TicketRUGBY / チケットぴあ
放送 J SPORTSオンデマンド
J SPORTS 2 11:50〜14:20
DAZN
チームテント メンバー表、選手紹介ミニブック、各種チラシの配布
オフィシャルグッズの販売
ファンクラブ会員証への来場スタンプの押印〜特典のお渡し
ファンクラブのご案内
アプリ観戦 SpoLive(テキスト速報)
ギフティング機能の「スーパー応援」をご利用いただいた方全員に、当日出場選手のSpoLiveコレクションカードをプレゼント!
27-52LOSE
前半 後半 前半 後半
1 3 T 2 6
0 2 G 1 5
0 0 PT 0 0
1 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
8 19 小計 12 40
リーグワン公式試合記録

 

メンバー

Starting
山田 裕介
伊藤 大輝
トロイ・ハレット
ベンジャミン・ニーニー
畠澤 諭
高橋 泰地
河野 良太【キャプテン】
石垣 航平
村上 陽平
落 和史
髙居 海靖
ヘルダス・ファンデルヴォルト
村田 オスカロイド
小野 航大
阿部 竜二
Reserves
16ルル・パエア
17松山 青
18野口 大貴
19コナー・セヴェ
20サム・ヘンウッド
21岡 新之助タフォキタウ
22トンガ モセセ
23吉川 遼

マッチレポート

ジャパンラグビーリーグワン2025-26ディビジョン2第10節が、4月4日(土)、いわぎんスタジアムで行われ、日本製鉄釜石シーウェイブス(以下、釜石SW)は豊田自動織機シャトルズ愛知(以下、愛知S)と対戦し、27-52で敗れました。
今季レギュラーシーズン唯一の盛岡開催となったホストゲームには、強風が吹き荒れる荒天にも関わらず914人のファンにご来場いただきました。薄雲が広がる空の下、釜石SWはD2で優勝争いを繰り広げる愛知Sを迎え撃ちました。前節までの流れを断ち切りたい一戦。ホストでの声援を背に、連敗脱出を目指して試合に臨みました。

前半、風下に立った釜石SWはキックオフ直後からディフェンスでプレッシャーをかけ、試合の主導権を握りにかかります。愛知Sは自陣ラインアウトからモールで押し返し、ハーフウェイライン付近まで前進しますが、釜石SWは粘り強いディフェンスでこれを食い止め、マイボールスクラムへと持ち込みます。
この試合最初のスクラムは互いに組み合いが合わずやり直しが続きますが、3度目で釜石SWがコラプシングを誘いペナルティを獲得。そこから素早くボールを展開し、アタックフェーズを重ねます。得点には至らなかったものの、セットピースからテンポよくアタックへとつなげる意図が明確に表れた立ち上がりとなりました。
序盤10分はキックを効果的に使いながらエリアを確保し、ポゼッションでも優位に立った釜石SW。しかし、前半10分、ノットストレートから相手ボールスクラムとなると、コラプシングを犯して自陣で相手ボールラインアウトを与えるなど、細かなミスで主導権を握れません。それでもターンオーバーで再び攻撃に転じるなど、上位チームを相手に拮抗した展開を見せます。
そんな中、スコアが動いたのは前半21分でした。中央から右へ展開した愛知Sに対し、同数のディフェンスで対応した釜石SWでしたが、フィジカルに勝る相手のボールキャリアーにタックルを弾き飛ばされて前進を許し、右サイドでトライを献上。0-5と先制を許します。

強烈な個人技を見せられた釜石SWですが、前半25分、相手のキックがデッドボールラインを割ったことで得た敵陣スクラムでペナルティを獲得。正面からのショットをSO落和史選手が冷静に沈め、3-5と点差を縮めます。
直後にはLOベンジャミン・ニーニー選手が相手ラインアウトをスティール。さらにWTB髙居海靖選手がハイパントを再獲得するなど、攻守にわたって積極的なプレーを見せます。しかし、前半28分、自陣でのレシーブミスからボールを失うと、そのまま中央に運ばれてトライを許し、3-12と再び点差を広げられます。

それでも釜石SWは崩れません。前半30分、数的不利の局面でCTBヘルダス・ファンデルヴォルト選手が鋭いタックルからスティールに成功し、流れを引き寄せます。このプレーを起点に左へ展開すると、FB阿部竜二選手がゲインラインを突破。最後は髙居選手が自身リーグワン初となるトライを決め、8-12と再び追い上げました。

その後も規律あるディフェンスで粘りを見せ、前半39分にはHO伊藤大輝選手がピンチの局面でスティールを決めるビッグプレー。ピンチを未然に防ぎ、4点差のまま前半を終えました。細かなミスで主導権を握ることはできませんでしたが、内容的には互角に渡り合った前半でした。

後半、風上に立った釜石SWは主導権を握りたいところでしたが、開始直後、愛知Sにラインブレイクを許しトライを献上。さらに後半5分にも中央を突破され連続失点。選手個々のフィジカルの強さを前面に押し出す愛知Sのアタックを止めきれず、スコアを8-26と一気に広げられてしまいます。

流れを変えるべく釜石SWは、HOルル・パエア選手、PR野口大貴選手、No.8サム・ヘンウッド選手、LOコナー・セヴェ選手を投入。後半8分には相手陣内でのスクラムからトライライン目前まで迫りますが、あと一歩でグラウンディングに至りません。それでも直後の後半11分、ラインアウトから再びチャンスを作り、SO落和史選手のキックパスを受けたWTB小野航大選手がトライ!13-26と食らいつきます。

しかし、愛知Sの攻撃力は衰えません。後半14分、ラインアウトモールから押し込まれて失点。さらに3分後にも大きなゲインからトライを許すと、後半25分にも失点し13-45とされてしまいます。
後半29分、相手陣内でのラインアウトからサインプレーで抜け出したFL河野良太選手がチャンスを作ると、最後はPR松山青選手がトライ。一矢報いますが、後半終盤には自陣でインターセプトを許し失点してしまいます。直後にファンデルヴォルト選手が相手陣内でインターセプトを決めてトライをあげ、リスタート後も最後まで攻め続けますが、27-52のスコアのままノーサイドを迎えました。

この試合、釜石SWはディフェンスから流れをつかむ場面や、セットピースでの優位性を見せる時間帯もありましたが、ハンドリングエラーや判断のわずかなズレが失点につながり、試合を通して主導権を握り切ることができませんでした。8トライを許し、最終スコアは27-52。これでチームは4連敗となりました。

試合後、トウタイ・ケフヘッドコーチは「ご覧のとおり、残念な結果となりました」と率直に敗戦を受け止めました。そのうえで「前半は選手全員がよく頑張ってくれたと思います」と一定の手応えを口にしつつ、「相手のモメンタム(勢い)が出てきて、フィジカルの強いボールキャリアーが前に出てくる状況になると、止めるのは非常に難しくなりました」と後半にかけての劣勢を分析しました。
また、直近で失点が増えているディフェンス面については、「今日は前半を見る限り、決して悪くなかったと思います」としながらも、「後半に簡単なトライを許してしまった点やターンオーバーのところが課題です」と指摘。「この1カ月、うまくいかない試合が続いているのは事実ですが、それを改善するために取り組みを続けています。シーズン終盤は開幕時のような良い状態に戻していい形で終えたいと思っています」と前を見据えました。

一方、キャプテンの河野良太選手は、試合の入りを評価しつつ、「後半、風上という状況にもかかわらず、自分たちのエラーが続き、相手の強いボールキャリーに対して受けてしまいました」と振り返り、「そこから失点が重なってしまったと思います」と悔しさをにじませました。

シーズン終盤に差し掛かる中での4連敗ですが、前半には規律あるディフェンスからアタックを仕掛ける好調時の釜石SWを想起させる姿を見せてくれました。次節はビジターゲーム。勝ち点3差で追う、6位九州電力キューデンヴォルテクスとの大一番です。巻き返しへのきっかけをつかめるか──。6連戦の最後の一戦、変わらぬご声援をよろしくお願いします。

マッチレビュー

トウタイ・ケフ ヘッドコーチ

「ご覧のとおり、残念な結果となりました。前半は選手全員がよく頑張ってくれたと思います。ただ、豊田自動織機シャトルズ愛知(以下、S愛知)さんのモメンタム(勢い)が出てきて、フィジカルの強いボールキャリアーが前に出てくる状況になると、止めるのは非常に難しくなりました。結果として、S愛知さんが勝利にふさわしい試合をしたと感じています」

――シーズン序盤から3月7日の第7節までは一貫性のあるディフェンスができていましたが、直近は失点が増えています。この要因をどう考えていますか。
「一貫性については、さまざまな要因があると考えています。ディフェンスがよくないのはそのとおりです。今日は前半を見る限り、決して悪くなかったと思いますが、後半に簡単なトライを許してしまった点、ターンオーバーのところが課題です。また、相手の強いキャリーやプレッシャーも影響しています。

この1カ月、うまくいかない試合が続いているのは事実ですが、それを改善するために取り組みを続けています。シーズンの終盤は、開幕時のような良い状態に戻していい形で終えたいと思っています」

河野 良太 キャプテン

「前半風下という状況で、チームとしては我慢して戦うことを共有して試合に入りました。前半はそのとおり我慢して終えることができたと思います。しかし後半、風上という状況にもかかわらず、自分たちのエラーが続き、相手の強いボールキャリーに対して受けてしまいました。そこから失点が重なってしまったと思います。こうした相手に対しても、しっかりとしたディフェンスができるように、次の試合に向けて修正していく必要があります」

――シーズン序盤から3月7日の第7節までは一貫性のあるディフェンスができていましたが、直近は失点が増えています。この要因をどう考えていますか。
「ディフェンスの観点では、タックル成功率の低下が一つの要因だと思っています。シーズン序盤はタックルの精度が高かったですが、ここ数試合はそこが落ちています。もちろんシステムや相手への対応も重要ですが、まずは個々のタックル成功率を上げることが、ディフェンス全体の改善につながると考えています」

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